ここに紹介している運気を上げる習慣は、どれも自分が心地よくなるものばかりです。自分にとって「心地いい」ことをしていれば、自然と運気も上がっていきます。よい気とは心地のいい軽やかなエネルギーが流れるところにやってくるから。素直に「やってみたいな」と思った習慣があれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。
1. 部屋を綺麗にする習慣
お金のある人は部屋が綺麗だし、お金のある人はモノが少ない。
部屋は心をうつすと言いますが、心が乱れているから部屋がごちゃごちゃしていると言うより、部屋がごちゃごちゃしているから心が乱れるのは想像がつくのではないでしょうか。
実際、神社にいくと心が落ち着きます。
もし神社のそこかしこにゴミが落ちていて、乱雑だったらまったく落ち着かないでしょう。
心が乱れていたら、運気が上がるはずはありません。
私たちは環境からうける影響は大きく、どんな部屋で過ごすかはセルフイメージにも直結します。
人はセルフイメージのとおり行動をするので、「私は、この、ごちゃごちゃした部屋に住むのにふさわしい人間だ」というセルフイメージと「私は、この綺麗な部屋に住むのにふさわしい人間だ」では、行動が違ってきます。
行動が違えば、当然、結果も違ってきます。
大切な自分のために部屋を綺麗にするというのは心地のいいもの。自分を大切にするというマインドが運気を上げていきます。
2. 感謝をする習慣
自分に「ない」ものばかり数えて不足感を感じていたり、他人に嫉妬ばかりしていないでしょうか?
私たちは、すでにたくさんのモノを持っていて、恵まれています。それらに感謝することを忘れてしまうと、日常が「不満」ばかりになります。
不満ばかりで「運気よ、上がれ!」と唱えたところで、ベースが「不満」なので運気は上がりません。
脳は、いつも意識しているものを見るようにできているからです。
街を歩いていると、たくさんの人とすれ違います。目にはうつっていても、どんな人とすれ違ったかなんて覚えていないでしょう。
覚えているのは、友達に似ているとか、「あの人カッコイイ!」など意識して見た人だけです。
目にはたくさんのものが写りますが、それらを全部覚えていたら、脳はパンクしてしまいます。なので、自分が意識しているものしか見えないようになっているのですね。
ベースが「不満」だと、脳は日常のなかから「不満」を見つけやすくなり、ベースが「感謝」だと、感謝したくなることを見つけやすくなります。
感謝は感謝をよぶのです。
3. 旅行する習慣
最近、旅行しましたか?旅行とまではいかなくても、お出かけしましたか?
運気を上げるには、動くこと!
移動距離が長い人ほど幸福度を感じるという研究結果があります。そして、距離が同じでも、さまざまな場所に移動している人ほど幸福度が高いのです。
新しいことをすると気の流れが変わります。
もし運気が滞っていると感じるなら、毎日同じことの繰り返しだからかもしれません。
仕事帰りにどこか寄り道するなどちょっとしたことから、日常に新しい風を吹かせていきましょう。
そして休日には旅行やお出かけの計画を立てましょう。
3. 支払いを済ませる習慣
とくにお金に関する運気を上げたいのなら、支払うものは支払ってしまいましょう。支払いが滞るとお金の流れも滞ります。
支払わないといけないものが溜まっている状態は、心の奥底、無意識に「支払わなければいけない」という重たい気がとどまり続けている状態です。
これでは運気は上がりませんよね。
支払うものは支払うと気分もスッキリ!そうした余裕のあるところにお金がやってくるのです。
4. お金を喜んで払う習慣
お金を支払うとき「あー、またお金がなくなる」と思うと、お金がなくなっていきます。反対に、お金を支払うときに喜んで払うと、お金はやってきます。
お金もエネルギーなので、喜んで使ってくれる人のもとにやってくるから。
実際、お金は喜びの対価です。お金と喜びを交換しています。
光熱費に関しても、電気やガス、水道を使える喜びとお金を交換しているのです。
そして、私たちのベースとなっている呼吸。
呼吸という漢字は、「呼」が先に来ていますよね?「呼」はもともと「息を吐く」という意味がありましたが、呼吸とは、吐いて吸うのです。
吐くのが先で、吸うのがあと。出さないことには、息が吸えません。
同じように、なんでも出すから入ってきます。お金も循環させる人のところに入ってきます。
5. 損得を考えない習慣
頭で「損得」を考えて行動しても、自分の頭で考えることには限界があります。運のいい人は、損得ばかりで行動しません。
自分の感情を大切にしていると運気が上がります。
「したほうがいい」
「やらなければ」
より
「やりたい」
「好き」
という感情を大切にする。
一見すると順風満帆だけど、なんかモヤモヤする。という人がいます。彼らはおそらく、やりたいことをやっていないから。
頭で考えて選ぶクセがついており、心で選ぶことをしていないので、なんだか満たされないのです。
6. 「私は運がいい」と思う習慣
運がいい人の共通点は、「私は運がいい」と思っていることです。
先ほども少し触れましたが、私たちはセルフイメージのとおりに行動します。
自分に自信がある人はものごとに積極的になれるので、その分結果もついてきますよね。
「私は運がいい」と思っている人も、「運がいい」と思うから運がいい人の行動がとれます。
「私って運が悪い」と思っている人は、自分でそう思い込んでいるから、そういう行動をとり、そういう結果に目を向けているだけです。
運気を上げたいなら、なにを差し置いても「私は運がいい」と思い込むことです。
7. 朝、ニュースを見ない習慣
人間の脳は、ネガティブな情報に反応しやすいそうです。だから、ニュースはネガティブな情報を多く流します。ハッピーなニュースばかりでは視聴者を惹きつけられません。
しかし、朝からネガティブな情報にふれていると、自分までネガティブな気持ちになってしまい、1日をネガティブな気持ちで過ごすことになります。
ネガティブな気持ちで過ごしていると、やっぱりネガティブに引っ張られやすくなります。
ニュースを見る、見ないは自分で選ぶことができます。
自分がどんな感情を味わいたいかも選ぶことができます。
自分が味わいたい感情を選択していきたいですね。
8. 早起きする習慣
暇、ではなくて、余裕ができると運気が上がります。
お金持ちの人って、どこか余裕がありますよね。
幸せな人も、余裕が感じられます。
仕事で忙しいはずなのに余裕を感じさせるのは、運気のいい人です。
早起きする人は、1日を余裕をもって過ごすことができるので運気も上がります。
早起きするためには、夜は早く寝ないといけません。
夜遅い時間は、人がネガティブになりやすい時間です。早寝をすること自体がマインドにいいんですね。
そして余裕があると、周りがよく見えるようになります。チャンスにも気づきやすくなるし、運の流れにも乗りやすくなります。
9. 鏡をみて笑う習慣
この記事のなかで、たびたび「セルフイメージ」という言葉が出ていますが、ここでも登場です。
鏡にうつった自分の顔がどんより無表情。そんなとき、どんよりした自分に引きづられます。
「私はどんよりしている」というセルフイメージになります。
一方、鏡にうつった自分の顔が笑顔だったとき(笑顔を作ったとき)、笑顔の自分が印象にのこり、笑顔の自分に引っ張られます。
「私は楽しい、幸せだ」というセルフイメージになります。
鏡を見たときに、ちょっと微笑んでみる、口角を上げてみる。それだけで、幸せなマインドが育つのです。
運気を上げる基本となるのはマインドです。
運がいいからポジティブなのではなく、ポジティブなマインドでいるから運がよくなります。
10. 朝、ベッドメイキングする習慣
毎朝ベッドメイキングをする人は、そうでない人より幸福度が高いと言うデータがあります。ベッドメイキングの習慣がある人の71%は「私は幸せである」と感じており、ベッドメイキングをしない人の62%が「自分は幸せではない」と感じているのだそうです。
実際、ベッドメイキングってそんなに時間はかかりません。しかし、実際にやるとやらないとでは大きな差であることがわかりますね。
自分のためにベッドメイキングするという行動は、自分を慈しむことにつながり、自分を慈しむ気持ち(大切にする気持ち)が運気を上げてくれます。
11. 自分から挨拶する習慣
挨拶って気持ちがいいですよね。挨拶は人間関係を円滑にする潤滑油です。
人や仕事、お金のご縁は人が運んでくるものであり、明るく挨拶をする人には、人は自然と好印象をもちます。
「この仕事、あの人に紹介したいな」
「この人とあの人をつなげたら面白いかも」
という時に思いつく「あの人」は、きっと好印象な人のはずですよね。
無愛想な人には、話しかけたいとも思わないでしょう。
自分から挨拶する人は、他人からも話しかけられやすく、さまざまないい縁、いい運が巡ってくるのです。