雨の日を好きになる方法を考えたら7つ浮かんだ

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雨の日を好きになる方法を考えたら7つ浮かんだ

雨にはどちらかと言うとネガティブなイメージを持っている人の方が多いと思います。

しかし、降っている雨を止めることなんてできません。「雨、やんでくれないかなぁ」と雨を嫌がりながら時間を過ごすより、雨には雨のよさがあることに気づき、雨を受け入れる。その方が楽しい時間を過ごせますよね。

人間関係も、まずは自分から歩み寄ってみることが大切なように、雨に歩み寄ってみると、雨の日がちょっぴり好きになるかもしれませんよ。

目次

雨の日にどんより気分になる理由

雨の日にどんより気分になる理由

雨の日にどんよりした気分になることには、セロトニンの影響があります。

私たちは、太陽の光を浴びることでセロトニンの分泌が促されます。セロトニンとは幸せホルモンの一種で、セロトニンが不足すると鬱々とした気分になりやすいのです。

しかし雨の日でも、ながく屋外にいればセロトニンの分泌を促すとされ、雨の日こそ積極的に屋外にいき、雨の日の情緒を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。1時間ぐらい外にいるといいと言われます。

それ以外にも単純に、雨の日は歩きにくかったり、洋服が汚れたりして「なんだか嫌だなぁ」と思うことも、雨の日にどんよりする理由のひとつでしょう。

雨の日を好きになる方法

雨の日を好きになる方法

ここからは、雨の日を好きになる方法を書いていこうと思います。

1. 雨音に耳を傾けてみる

ふと、雨音に耳を傾けてみると、とても心地がいい。「雨、嫌だなぁ」と思いながら過ごしていると、雨音は雑音にしか聞こえないかもしれないけれど、意識して耳を傾けると、心を癒してくれる音に変わります。

私が使っている瞑想アプリにも、睡眠用のくつろぎサウンドとして「雷雨」が入っています。雷雨がくつろぎだなんて!と思うかもしれませんが、これがやっぱり落ち着く。

雨の音には、脳がα派を発する高周波音が含まれており、リラックス効果があるのですね。

また雨音には自然界に存在する1/fゆらぎも含まれています。1/fゆらぎも、人に「心地いいなぁ」と感じさせます。

2. 雨の日は本を読もう

心地のいい雨音をBGMにゆっくりと本を読む。想像しただけでリラックスした時間が過ごせそうです。

雨の日はふだんより集中力が増すと言われます。

小説をよめば、物語の世界に没入した感覚をより味わえますし、ためになる本を読めば、より頭に入りやすくなるでしょう。

大きな窓から雨が降っている様子がわかる、そんな喫茶店やカフェで過ごすのも雨の日の醍醐味。なんだか映画の世界のようです。

コーヒーを飲みながら、カフェでゆっくりと本を読んで過ごす。雨の日はそんな幸せな時間をプレゼントしてくれます。

3. 雨にまつわる言葉が素敵

七月七日に降る雨のことを”催涙雨(さいるいう)”と呼ぶそうです。一年に一度、七夕にしか会えない織姫と彦星が流す涙を意味しているそう。とてもロマンチックですよね。

そのほかにも、草木の青葉に降る雨のことを指す”翠雨(すいう)”、春に花に降る雨は”紅雨(こうう)”だそうです。

雨にまつわる言葉を調べてみると、本当にたくさんあって驚きますし、日本語って美しいなぁと改めて気づきます。

雨の言葉を知ると、ちょっぴり雨が好きにはならないでしょうか?

4. 雨の日に見たい景色がある

そりゃ晴れの日のほうが歩きやすくてお出かけしたくなるし、気分もウキウキする。しかし、雨の日には、雨の日ならではの美しい景色を見せてくれる街や場所もあります。

和の情緒が感じられる街は、雨が似合います。雨の日に行きたくなるお寺もあるし、雨の日に日本庭園を眺めながらお抹茶をいただく時間は、心を静かに癒してくれます。

屋外で過ごす人が少なくなる分、雨の日こそ、そういった雨が似合う景色を楽しみに、お出かけしてみてはいかかでしょうか。

雨の日ならではの静寂を楽しみたいですね。

5. 雨の日は老け見えしない!?

太陽光のレフ板効果により肌が綺麗に見える一方で、太陽の光が当たる角度によっては影ができ、ほうれい線が浮かび上がり、老け見えすることがあります。

また、太陽の光で肌の細かな部分までハッキリ見えるので、シミやシワなどいろんな部分が鮮明になります。結果、外で鏡をみると自分の顔がイケてないように見える人も少なくないはずです。

しかし雨の日なら、幾分、その心配は無用。

屋外で過ごすことも少ないでしょうし、太陽の光によって老け見えする影ができることもありません。

また、雨でうっすら霧がかかった空気は、カメラアプリのフィルター効果のように美しく見せてくれます。

6. 雨の日はお肌がしっとりする

実家に帰ると肌が保湿されて透明感もでて綺麗になる。と、ある年の年末年始の帰省の際に、気づきました。

私が生まれ育った石川県は、降水時間が日本一(年により異なる)。降水量でも上位に食い込むなど、雨の多い街です。「金沢に旅行するといつも雨」と、誰かが言っていましたが、金沢は雨が似合う街でもあります。

ポーラが毎年行なっている『美肌県ランキング』、2023年の1位は石川県です。「水分量」「透明感」「黄ぐすみの少なさ」が全国トップレベルだそう。

2位が山形県、3位が秋田県。この両県に関しては、日照時間ランキングで全国でも46、47位を争うほど(年により異なる)。つまり日照時間が少ないということです。

雨の日は湿気があるので当然、肌はしっとりします。

美肌の3代原則のひとつが「保湿」。だから雨の日は「あー、お肌が潤っている」と感じるようにしています。そうすると、雨の日の恩恵を受けている気持ちになれ、雨の日がちょっぴり好きになります。

7. 雨の日にいらない感情を洗い流す

雨ってなんだか、心身ともに浄化してくれる気がしませんか?身体のなかの、余分なものを洗い流してくれるような気分になります。

雨に降られながら「あー、いらない感情を洗い流そう」と、手放したいネガティブな感情を綺麗さっぱりと洗い流すイメージを思い浮かべると、不思議と、雨特有のモヤモヤもおさまって、気分が上がってきます。

そして雨の日は窓拭きに適しています。晴れた日には落ちにくい窓の汚れも、雨の日は湿気があり汚れが浮かび上がりやすく、汚れを落としやすくなるのです。

窓をピカピカピカに磨きながら過ごしていると、やっぱり、心のなかのモヤモヤとした曇りも拭かれるように、心がクリアになります。

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパートで執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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