休日いかがお過ごしでしょうか。「今日なにしようかな」と考えているのなら、ぜひ「いいこと日記」をはじめてみませんか?筆者もその効果を実感している一人で、「いいこと日記」を書くと見える世界が変わってきます。幸せ気分がもりもり湧いてきて、毎日を楽しく過ごせるようになります。
毎日のなかに「いいこと」を見つけよう
今ある毎日のなかの「いいこと」に目を向けると、脳は「いいこと」を探すようになります。
意識が「いいこと」に向かうので心はポジティブになるし「あぁ、こんなに ”いいこと” ってたくさんあるんだなぁ」と気づくようになる。
そんな小さな「いいこと」が、やがて大きな「いいこと」を連れてきてくれる。
いわゆる「引き寄せの法則」というもので、これは毎日をいい気分で過ごしていると、いい気分の現実を引き寄せるというもの。
楽しい気分で過ごしていると楽しいことを引き寄せるし、幸せな気分で過ごしていると幸せなことを引き寄せる。
最近は量子力学でも説明されるようになりました。
しかしこれがなかなか続かない人が多いのも事実で、筆者もその一人でした。
「いいこと日記」をはじめようと可愛い手帳を買ってみるも、いつしか書くのがめんどくさくなり続かない。
「今度こそは」と、この工程を何度繰り返したでしょう・・・、しかしツイッターで「いいこと日記」をはじめたら続いたのです。
そしてツイッターでの「いいこと日記」を経て、再びたどり着いたのが、ノートに書く「いいこと日記」。
あんなに続かなかった紙に書く「いいこと日記」が続けられるようになったのには理由があります。
それは後ほど説明するとして・・・。
「いいこと日記」は続けることに意味がある
筆者がツイッターでの「いいこと日記」を続けられたのは、まず第一に手軽さです。
なにか「いいこと」があったとき(見つけたとき)に、わざわざ手帳やノートを開くのはめんどうだけれど、ツイッターならスマホを取り出してすぐつぶやけます。
そして、この手軽さにくわえて、効果を実感できたことも大きい。
ダイエットをしていても効果が感じられないと、なかなか続かないものですよね。途中でやめてしまうでしょう。
同じように「いいこと日記」も効果を感じられないと続かないし、しかし続けないと効果を感じられないのも「いいこと日記」なのです。
人間には変化を嫌う性質があり、すぐにまた元に戻ろうとします。すぐにやめてしまうと、あっという間にもとに戻るんですね。
「いいこと日記」を書く目的は、「いいこと」を引き寄せるためではなく、まずは「いいこと」を見つけやすい脳にすることだから。
ある程度の期間「いいこと日記」を続けると、そのうち「いいこと日記」を書かなくても、自然にものごとをのマイナス面をプラス面に変換できたり、日常のなかで「いいこと」を見つけることができるようになります。
そうなればもう、「いいこと日記」を書かなくてもOK!もちろん書き続けてもいいですが、その頃にはもう、日常が以前とは見違えるような景色に見えているでしょう。
「いいこと日記」を書く目的を間違えない
ツイッターの「いいこと日記」から、またノートに書く「いいこと日記」にシフトしたのは、手を使って書くほうが、より脳を刺激するからですが、過去にノートに書く「いいこと日記」をはじめても続かなかったのは、結果だけをほしがったからです。
当時の筆者が「いいこと日記」を書く目的は、「いいこと」を引き寄せたいというもの。
結果だけを欲しがり(結果だけを見て)、「いいこと日記」を書くという過程を楽しめていませんでした。
「いいこと」を引き寄せるために「書かなきゃ」と思いながら書いていても、「いいこと」が引き寄せられないのはわかりますよね。
全然楽しくない気持ちは、そのまま楽しくない現実につながります。
一点して、筆者がノートに書く「いいこと日記」が続けられるようになったのは、過程を楽しめるようになったからです。
単純に「いいこと日記」を書くと、気持ちがいいと思えるようになったんですね。
「いいこと」を探してくれる脳と、「ないもの」を探す脳。
どちらの脳が欲しいですか?
と問われればきっと、「いいこと」を探してくれる脳と答えるでしょう。
毎日「あれもない、これもない」「あの人はもってるのに、私はもってない」など不足を感じて生きるなんてちっとも幸せじゃないですよね。
私たち人間は、ほおっておくと「ないもの」を探すようにできているのだそうです。
太古の昔に培われた、人間の防衛本能のよるものです。
だから意識して「いいこと」を探すことが、「いいこと」を探してくれる脳を手にいれる方法というわけ。
そして、その「いいこと」を探してくれる脳を手にいれる手助けをしてくれるのが「いいこと日記」です。
「いいこと日記」を書く目的を「いいこと」を引き寄せることにせず、「いいこと」を探すのが楽しいから、「いいこと」を見つけると気分がいいから、と思えるようになると続くし、その楽しい感情が楽しい現実を引き寄せます。
つづいた結果、ちゃんと効果もともなうのですね。
「いいこと日記」に書くのは些細ないいことでいい
ほおっておくと「ないもの」を探すようにできている脳は、毎日のなかの些細な「いいこと」を見過ごしてきています。
そんな些細な「いいこと」を見つけてあげるのが、「いいこと日記」。
・すっごくいい天気!
・たくさん眠れた!
・コーヒーがとってもいい香り!
・ランチが美味しかった!
・読んでみたい本をみつけた!
・新しい靴を買った!
・なくし物が見つかった!
・友達と遊ぶ約束をした!
・部屋を掃除して綺麗になった!
・カフェの店員さんの笑顔が素敵!
・好きな人からLINEがきた!
探そうとしてみると、毎日のなかに「いいこと」ってたくさん転がっています。
些細な「いいこと」を見過ごして「ないもの」を数える日々と、些細な「いいこと」をたくさん感じられる日々では後者のほうが断然幸せですよね。
「いいこと日記」を書いて得られる効果
「いいこと日記」で得られる一番のものは、ポジティブな感情です。
ネガティブがあるからポジティブがあるので、ネガティブな感情もけっして悪いものではないけれど、不安などネガティブな感情を抱えているときは発想は大きく広がらず、行動も小さくなります。
しかし、
「私ならできる」
「私ってラッキーだな」
「あー楽しいな」
「あー幸せだな」
こういったポジティブな感情のときには、ポジティブな発想がうまれ、ポジティブな行動がとれます。
無意識にポジティブなものが引き寄せられてくるんですね。
筆者も「いいこと」に目を向けるようになって、行動の範囲がうんと広がり、それにともなって人でも物でも事でも楽しい出会いが増えました。
それだけでなく、「いいこと」が勝手に向うからやってくる。
いつか会ってみたいなと思っていた人からSNSを通じて連絡をもらう、なんてことや、「欲しい」と思っていたものをピンポイントでプレゼントされること。
そのほかにも、出会う人がみんないい人だったり、「この仕事やってみたい」と思った仕事がすぐ決まる。
とにかく「いいこと」がたくさん起きます。
今日から「いいこと日記」をはじめて、毎日をとびきり幸せな気分で過ごしてみませんか?