試練が訪れる意味とは?乗り越えた先に待つのは明るい未来

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試練が訪れる意味とは?乗り越えた先に素敵な未来が待っている

人生には試練が訪れることがあります。

「この先、どうしよう」と途方にくれるような出来事が起きることがあります。

しかし試練あってこそ人生を謳歌できます。

ただ右に進んでいけばゴールするだけのゲームなんてつまらない。そのゲームを「やりたい!」と思う人の方が少ないでしょう。

道の途中に空いている穴を飛び越えなくてはいけなかったり、大きな山を力いっぱいジャンプして飛び越えなければ行けなかったり、敵をやっつけないといけない。そういうゲームだから楽しいし、面白い。

ドラマも、そう。恋愛ドラマなら、出会って恋してハッピーなだけのドラマより、すれ違いやライバルの出現、トラブルがあるから面白い。

人生も同じです。

試練があるから楽しめるし、人は何も起こらないつまらない人生より、刺激のある人生を望んでいるものです。

目次

試練があるから楽しいとは?

この世の中は、対(つい)で成り立っています。

上があるから下がある
右があるから左がある
光があるから影がある
不安があるから安心がある
不幸があるから幸せがある

ずっと光の中にいると光には気づきにくいけど、影があるから光に気づくことができます。

安心という感情は、不安という感情がなければ味わえないし、幸せという感情は、不幸がないと味わえません。

不幸がない人は、幸せという感情も味わえないのです。

同じように、試練などの辛いことがあるから、楽しいという感情を感じられます。

試練やトラブルがなければ、楽しい人生になるのではなく、つまらない人生になるのです。

試練が訪れる意味とは?

筆者にも「試練だ」と思えるような出来事が訪れたことがあります。

しかし気づいたのです、試練は必要があって起きることであり、試練があるから人はよりよい未来に向かって進んでいくのだと。

成功者と言われるような(思われるような)人の話を聞いたり、本を読んだりすると、試練や逆境が転機となって、それを乗り越えて幸せな未来を手にしている人は少なくありません。

どん底のような経験から這い上がっています。

人には変化を嫌う性質があります。どんなに理想の現実とは違っても、”このまま” に流されやすいです。

だから、何か衝撃的な出来事(しかもマイナスの)がないと、なかなか本気で動こうとはしません。そのキッカケが試練なのです。

仕事を失うという試練の意味

筆者は長くやっていた仕事を失うという経験をしました。この先も、自分から手放さない限り、ずっと続くだろうと思っていた仕事です。

まさしく「試練がやってきた…」と、瞬間的には「これからどうしよう」と頭の中が真っ白になったのを覚えています。しかし、幾日かすると「よし、頑張るぞ!」と、試練はワクワクとした希望に変わっていたのです。

じつは、その仕事は正直つまらなく、他にやりたいこともありました。その「やりたいこと」が軌道に乗ったらやめようと思っていました。

しかし、安定して入ってくるお金を手放す勇気はなく、この生活が楽。とは言え、悶々とした日々。

「やりたいこと」も後まわしで、「いつか軌道に乗せる」の、”いつか” を何年も繰り越しながら、やっぱり悶々と過ごしていました。

そんなある日、ついに仕事を失いました。

自分のやりたいことに全力で立ち向かわなければいけない状態に、必然的になったのです。

頭では「この仕事を手放すと困る」と考えていたけれど、心は「やりたいことをやって生きていきたい」と思っていた。

その本心の願いを叶えるために、仕事を失うという試練が訪れたのでした。

人は頭で決めたことではなく、心で決めたことに従うと幸せになります。

本当に望む未来のために試練は訪れる

「いつか起業したい」と思いながら、一歩踏み出せずに何年も日々を過ごす。そんなある日、職場の人事異動で人間関係に問題がうまれストレスまみれになったり、体調不良や契約終了などで辞めないといけない状態になったりする。

という話はよく聞きます。

試練と捉えれば試練だけど、「起業したい」という願いを叶える転機でもあります。

「安定してお金をもらえる状態が楽」だけど、「起業したい」と言う心の声がだんだん大きくなってくると(表面化するわけではありません。なんだか心がモヤモヤしている状態)、試練が訪れるのですね。

起業にかぎらず、他にやりたい仕事がある場合も、そう。「辞めよう」と自分で決断できればいいけれど、辞める勇気もなく過ごしていると試練が訪れたりします。

何かを学ぶ必要がある、より成長する必要がある。そういう時も試練は訪れる。

試練は、本心から望む未来へ行くために訪れるのです。

感謝を忘れると試練は起きる

感謝すること忘れて、毎日不満ばかり抱えながら過ごしていても試練は起きます。

今までの毎日がどれだけありがたいことだったかを気づかせるために、試練は起きるのです。

筆者も長くやっていた仕事を失ったとき、その仕事にたいして「つまらない」と不満でいっぱいで感謝することを忘れていたと気づきました。

安定してお金が入ってくることが、どれだけありがたいことかと。

もちろん失ったおかげ、自分がより望む方向へ進むことができたのでよかったのですが、感謝の気持ちが持てると、また頑張ろうと思えてくるのです。

感謝の気持ちを持てる人は、成長していくことができます。

試練を乗り越えた先には明るい未来が待っている

試練なんて、できることなら起きて欲しくない。筆者も、そう思います。

しかし心の声を無視しつづけけて聞こえないフリをしていると、試練は起きる。

人はどうしても心の声よりも頭で考えることを優先しがちです。心の声は聞こえづらく「本当はどうしたいのだろう」という心の声に気づかせてくれるのも試練であり、試練を乗り越えることで、心から望む未来を手にすることができます。

試練という字には「試す」という漢字が入っています。

「あなたは本当はどうなりたいの?本当にこっちに行きたいの?」と試されているのだと思います。

試練を乗り越えるとは、覚悟を決めて進むこと。

本当に進みたい方へ進むという覚悟を決めて、行動することで、自分が本当に見たい景色を見ることができる未来が待っています。

そして、試練によって感謝をする心を持てるようになった人の人生は、感謝にあふれた明るいものとなるのです。

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパートで執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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