毎日に楽しみがない!?毎日のちょっとした楽しみが楽しい事をつれてくる

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毎日に楽しみがない!?毎日のちょっとした楽しみが大きな楽しみに繋がる

毎日家と会社の往復でつまらない。毎日に楽しみがない。そんな風に感じている人は少なくありません。しかし楽しみとは誰かが運んでくれるものではなく、自分で見つけるものです。この記事では毎日に楽しみがない人が毎日のちょっとした楽しみを見つける方法や、筆者の毎日のちょっとした楽しみをご紹介しています。

目次

毎日に楽しみがないのは脳の仕業かもしれない

毎日に楽しみがないのは脳の仕業かもしれない

毎日に楽しみがないのは、楽しみがないのではなく、楽しみがあるのに見えていないだけ、だとしたらどうでしょう?

「毎日に楽しみがない!」のは、脳が「楽しみがない」に焦点を当てているからかもしれません。

脳にはRAS(網様体賦活系)という、脳のカーナビと呼ばれる機能があります。

私たちはいつもたくさんのものを目で見ています。しかし全てを認識しているわけではありませんよね?

あなたが今日すれ違った人の顔を全部覚えていたら大変です!脳はパンクしてしまいます。

すれ違った人の中にもし知り合いがいたら当然「あ!今の○○さんだ!」と認識するでしょうし、ものすごく好みのタイプの男性がいれば、その男性の顔を認識するかもしれませんね。

これがRASの機能です。

RASは自分が意識しているものだけを拾うようにできていて、たとえば「ピラティスを習いたい」と思うようになると、やたらとピラティスについての記事が目に飛び込んできたり、ピラティスという言葉を聞いたりするようになります。

「毎日に楽しみがない」と思っていると、RASは「毎日に楽しみがない」ことを拾うようになります。

つまり、通りすがりの人の顔をスルーしていくように、楽しみをスルーしてしまっているんですね。

楽しいイベントの情報があっても、それを脳が拾いません。

だから「毎日に楽しみを見つけるぞ!」と決めることが最初の一歩です。

「楽しい」と思うから楽しくなる!ただ、それだけ

毎日のちょっとしたことを楽しめるのは才能のひとつ

毎日、大好きなアーティストのライブがあったらそりゃ楽しいに決まってる!

毎日に「楽しみがない」と嘆いている人は、そのぐらいの大きな楽しみがないと「楽しい」と思えなくなっているのかもしれません。

つまり「楽しい」ことへのハードルがものすごく高くなっているんですね。

楽しいことが見つからない人は、楽しいことがあるから楽しいと思っています。しかし本当はその逆で、楽しいと思うから楽しくなります。

筆者も「よくランニングなんてあんな辛いことするよね」と言われることがありますが、たしかに辛いと思えば辛いけれど、その辛さが楽しいと思える人にとっては、ランニングって楽しいものです。

もちろん人によって、なにを楽しいと思うかは異なりますが、毎日のちょっとしたことを「楽しい」と思えるのも才能のひとつ!

才能のひとつだけれど、これは誰にでも身につけられる才能です。

そしてささやかなことを「楽しい」と思える人のもとには、大きな楽しみもやってきます。

毎日のちょっとした楽しみが楽しい未来をつれてくる

毎日のちょっとした楽しみが楽しい未来をつれてくる

私たちは、磁石のように、自分が感じている感情とおなじ感情の出来事を引き寄せるようにできています。

毎日にちょっとした楽しみがある人は、芋づる式に楽しいことが起きるのもそのため。

楽しみがあることよりも「楽しい」と感じることが大切で、「楽しい」という感情でいるから楽しいことが思い浮かびます。

楽しい気持ちでいるから、

「あそこ行ってみよう!」
「○○ちゃんに連絡してみよう!」

という風に楽しいことが思い浮かぶのです。

また、人は変化を嫌うようにできています。

脳は省エネなので、変化することで大きなエネルギーを使うより、慣れ親しんだものを選んで楽しようとします。

だから「楽しみがない」と思いながら過ごしていると、毎日が「つまらない」と思いながらも、今の「楽しみがない」状態を維持しようとします。

そのほうが脳は楽できるから。

なにか楽しいお誘いがあっても、自分から「行かない」という選択をしてしまうんですね。

毎日にちょっとした楽しみを見つけて、毎日のなかで「楽しい」という感情を感じていると、「楽しい」お誘いも受け取ることができます。

毎日のちょっとした楽しみを見つける3つのコツ

毎日のちょっとした楽しみを見つける3つのコツ

それではここから、毎日のちょっとした楽しみを見つけるコツをご紹介していきます。

1. 他人と比べない

SNSを見ていると楽しそうな人たちの投稿が目に入るかもしれません。「隣の芝生は青くみえる」という言葉があるように、他人の毎日はよく見えるものです。

だけどSNSにはいい部分しか載せないもの。

SNSにかぎらず、町を歩いていると「みんな楽しそうだなー」なんて思うかもしれませんが、他人と比べることは本当に意味がありません。

自分は自分なりの毎日を過ごし、自分なりの毎日のちょっとした楽しみを味わう。

ほかの人は味わえない、自分だけのスペシャルな毎日を過ごしていることに気づきましょう。

2. 「これがいい」で選ぶ

なにかを選ぶときに、

「こっちの方が安い」
「こっちの方が無難」

など、本当は欲しいものとは別のものを選ぶクセがついていませんか?

たとえば毎日クローゼットを開けて「今日はなにを着ようかな」とワクワクする人がいます。

そういう楽しみ上手な人のクローゼットには「これでいいや」ではなく「これが着たい」と思うような洋服たちが入っています。

自分がワクワクしない洋服ばかりでは、洋服選びを楽しめませんよね。

洋服を買う段階で、自分が「これが着たい」と思うような洋服をちゃんと選んでいる、ということです。

自分が日常的に使うものは、できるだけ「私はこれが好き」というものを選ぶようにしてみると、毎日が楽しくなっていきます。

反対に妥協したものばかり使っていると、妥協した毎日を過ごすことになります。

毎日のランチも「ここでいいや」「これでいいや」ではなくて「ここに行きたい」「これが食べたい」を選ぶようにしてみるなど、まずは一週間でもつづけてみてくださいね。

3. 一瞬、一瞬を味わう

筆者はマッサージが好きでよく行きますが、マッサージを受けながら仕事の心配をしていたら、マッサージの気持ちよさを味わえません。

同じように、旅行の最中に「この旅行が終わったら楽しみがなくなる」と、まだ旅行をしているのに、終わったあとのことを考えて気持ちが沈む人がいますが、ものすごくもったいないですよね。

毎日なにげなくやっていることも、一瞬、一瞬をちゃんと味わうと、それが楽しみに代わります。

朝にのむ一杯のコーヒーも、香りを味わいながら飲むと幸せを感じます。

忙しい朝だからと言って、コーヒーを飲みながら出かける準備をしていたら、その幸せを感じることができないでしょう。

わたしの毎日のちょっとした楽しみ9選

わたしの毎日のちょっとした楽しみ9選

筆者の毎日のちょっとした楽しみをご紹介していきますが、どれも本当にちょっとしたことすぎて驚かれるかもしれません。

毎日にちょっとした楽しみを見つけたい!という方のヒントになれば幸いです。

1. 朝ごはんのお味噌汁

朝、お腹がすいてきたタイミングで飲むお味噌汁に「はぁ〜」と幸せを感じます。

お味噌汁に強いこだわりがあるわけではありませんが、自分が好きなお味噌(子供の頃から慣れしたんだお味噌)と、好きな出汁(スーパーに普通に売っているもの)の組み合わせが、自分のなかで最高においしくて、毎朝、お味噌汁を飲むのが楽しみになっています。

2. その日最初のコーヒー

コーヒーの香りって癒されますよね。

筆者は毎日コーヒーを飲みますが、やっぱりその日最初のコーヒーが一番おいしく感じる気がしています。

まだ寝ぼけた頭をシャキッとさせて「よし!仕事頑張るぞ!」という気持ちにしてくれるコーヒーを飲む時間がちょっとした楽しみです。

3. 電車のなかで本を読むこと

乗り慣れない電車なら景色を見るのが楽しみではありますが、乗り慣れている電車だと、ここぞとばかりに読書の時間が取れるので、電車の移動もそれほど苦ではありません。

家で本を読もうと思っても、他にやりたいことがあったり、なかなか読書にさく時間が取れないこともあるので、スマホを見るか、景色を楽しむか、本を読むか、音楽を聴くか…などやれることが限られている電車は絶好の読書タイムです。

4. 毎日1話ずつドラマを見ること

友人がおすすめしてくれたドラマや、prime videoで気になったドラマなどを毎日1話ずつ見ていくのが楽しみです。

映画だと長いのでドラマがちょうどよく、しかも30分ぐらいのドラマだとなおよし!

時にはお酒を用意して、夜のドラマタイムを楽しんでいます。

5. いい香りの入浴剤を入れてお風呂に入ること

いくつかの入浴剤を用意して「今日はこれにしよう」と選び、ゆっくりとお風呂に入るのが、毎日のちょっとした楽しみです。

たまのご褒美に、ちょっぴり高級な入浴剤も用意しています。

「今日も一日頑張った〜!」と自分を褒めてあげる時間でもあります。

6. お香をたいてリラックスすること

アロマの香りも好きですが、お香の香りも好きなので、夜にお香をたいてリラックスする時間が楽しみです。

ストレッチをしたり、プチ瞑想をしたり、雑誌のページをめくったり…。

ちなみお香は表参道にある「Lisn」のものが大好き!たくさん種類があって、買いに行くたびにどれにしようか迷ってしまいます。

7. 自分でつくったご飯を食べること

自分でつくるご飯はおいしく感じるのだそうです。

いくら料理が好きでも夜に一から作るのは面倒なときもあり、なので、余裕のある朝は、夜ご飯の仕込みを済ませてしまうことがあります。

そうすると、その日一日、夜ご飯が楽しみになります。

外食やテイクアウトも好きですが、自分がつくるご飯を楽しみにできるって幸せだなぁと思います。

8. voicyを聞くこと

voicyは「声のブログ」と呼ばれているもので、著名人やその道のプロといった方々が配信されています。

今日はなにを聞こうかなと選ぶのも楽しく、YouTubeのように画面を見なくていいので目もつかれません。

9. 朝手帳に「今日やりたいこと」を書いて、夜にチェックすること

朝、手帳に、その日にやりたいことを書いています。そして、夜に「やったよ!」とチェック(花丸をつける)する時間が楽しみになっています。

「やらなきゃいけないこと」ではなくて「やりたいこと」を書くようにしていて、夜には今日はこれだけのやりたいことがやれた!と満足しています。

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパートで執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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