せっかくの休日があっという間に終わってしまう・・・と感じてしまう方も少なくないでしょう。一日24時間は誰でも平等に与えられていますが、感じる時間は相対的で、人それぞれです。つまり過ごし方によっては、時間を長く感じることができるということ!この記事では、休日が少しでも長く感じられる方法をご紹介していきますね。
【1】新しいことをする
子どもの頃は一日がとても長く感じたのに、大人になるにつれて一日が短く感じますよね。
子どもの頃のみならず、振り返ると学生時代や20代前半の時でさえ、今よりはうんと一日を長く感じていたのではないでしょうか。
その理由のひとつに、大人になるにつれて知っていることや経験していることが増えるから、というものがあります。
子どもの頃は毎日に新しい発見があって、だから一日が長く感じるのです。
ところで筆者は、誰も知っている人がいない海外に住もうと思って旅立ちましたが、何もかもが新しいものだらけで、右も左もわからない海外での生活は、最初の一ヶ月がとても長く感じました。
退屈だからというわけではなくて、毎日が新鮮すぎて時間が長く感じるのです。
しかし海外の生活にもだいぶ慣れた三ヶ月目は、あっという間に過ぎていきました。
当時、語学学校に通っていましたが、クラスメイトも私と同じように「最初の一ヶ月は長かったけど、三ヶ月目はあっという間だね!」と話すのです。
つまり、新しいことを経験すると時間が長く感じるということ。
休日には、行ったことがない場所へ行ってみたり、新しい趣味にチャレンジしたり、何かしら新しいことを取り入れると時間が長く感じます。
休日の一日のなかの、1時間でも2時間でも新しいことをやると変わってきますよ。
【2】身体を動かす
子どもの頃は一日の時間が長く感じる理由のもうひとつは、子どもの頃は代謝がいいから、ということが挙げられます。
代謝が激しいと、心的時計(自分が感じている時間のすすみ方)は早く感じるけれど、実際の時間のすすみ方は遅くて、だから時間が長く感じるのです。
つまり「あれ?まだ1時間しか経ってないんだ!」と感じるわけですね。
筆者はたまに、休日の朝6時に起きてから1時間ランニングをして、それからお風呂に入って朝ごはんを食べて、だいたい朝8時になるという2時間を過ごすことがあります。
同じ朝の2時間でも、ランニングをしない日はあっという間に朝の8時になるのに、ランニングをしてお風呂に入った朝の2時間は「まだ8時なんだ!」と長さに驚かされます。
休日の一日のなかで、1時間でも2時間でも体を動かす時間を取り入れると、一日を長く感じることができるのですね。
【3】朝の時間を有効活用する
早起きすれば一日の時間が長く感じるのは当たり前のように思いますが、ただボーっと過ごしていればただ時間がすぎるだけです。
なので、あえて休日の朝に予定をいれると一日を長く感じることができるようになります。
ついダラダラとしてしまうのなら、人と約束をするとか、習い事でもなんでも朝に予定をいれてしまうんです。
朝の3時間は脳のゴールデンタイムと言われ、一日で最も頭が働く時間です。
カフェへ行って読書をしたり、勉強したいことがあれば休日の朝に勉強の時間を設けるのもいいですね。
また朝に太陽の光を浴びるとセロトニンという幸せホルモンの分泌が盛んになり、心にもいいことがわかっています。
休日の時間を長く感じるには?
3つすべてをやるのは難しくても、どれかひとつでも休日に取り入れると、これまでの休日より時間を長く感じることができるでしょう。
カフェへ行くことひとつ取っても、いつも行くカフェで過ごす時間と、知らない街の知らないカフェで過ごす時間は変わってくるもの。
過ごし方次第で、休日はいかようにも長くすることができるのですね。