ふと寂しさが押し寄せる、そんな休日もあるかもしれません。ひとつ言えるのは、そんな感情を感じているのはあなただけではない、ということです。この記事では、休日に寂しいと感じたときにおすすめしたい過ごし方をご紹介しています。
1. スマホから離れてSNSを見るのをやめる
スマホが今のように普及しておらず、SNSを利用している人も少なかった頃。その頃には今ほど孤独を感じる人が少なかったように思います。
休日に寂しいからといってSNSを開いても、誰かのキラキラした休日に、余計に寂しさが募ることもあります。
だからSNSを楽しんで見られない場合は、見ないに限ります。
キラキラした休日の様子を投稿している人たちも、いつもそんなにキラキラしているわけではありません。
キラキラした部分だけを投稿しているから、そう見えるだけで、休日のお昼にカップラーメンを食べていたとしても…その様子をSNSに投稿することはないでしょう。
また、その人たちは、自分でそういう休日を過ごそうと決めて、そうしていますし、そういったキラキラしたことが好きなのです。
反対に、あなたがそういう休日を過ごしていないのだとすれば、羨ましいと思いながらも、本心では、そんなキラキラした休日を過ごしたい、とは思っていないのかもしれません。
だとすれば、SNSで誰かのキラキラした休日をみて、寂しい!なんて感じる必要はありませんね。
2. 自分に目を向けてあげる!寂しいのは自分に目を向けていないから
寂しさを感じる人のなかには、つねに他人や自分の外側ばかりに意識が向いて、自分のことが全くもって疎かになっていることがあります。
自分で、自分のことを放ったらかしにしていると、心が「寂しい」と訴えかけてきます。
だから、休日に寂しいと感じたときには、もっと自分自身に目を向けてみましょう。
おすすめは、自分の「好きなこと・嫌いなこと」を書き出してみること。
自分は本当は何が好きで、どんなことをやるのが楽しくて、どんなことをやりたくないのか。
それがわかれば、「気の合わない人と過ごすぐらいなら、一人で過ごす方が好き」という本心が見えてくることもあります。
寂しいからといって、無理に外へ出て誰かと過ごさなくてもいいこともわかってきます。
また、自分自身に意識を向けるようになると、やりたいことも見えてきます。
やりたいことがあると、人は寂しさを感じないものです。
やりたいことで頭がいっぱいになるから、他人や自分の外側に意識を向ける暇もなくなり、なにより心が充実します。
やりたいことは無理に探そうとして見つかるものではありませんが、他人のことばかり考えてしまうぐらいなら、もっと自分自身のことを考えてあげましょう。
世界で一番大切なのは、自分です。
そんな大切な自分を疎かにしているから、寂しいと感じてしまうのです。
3. 誰かを喜ばせるといいこといっぱい!
誰かに親切にしたり、誰かを喜ばせると、自己重要感が満たされます。そして、誰かを喜ばせるといっても、そんな難しいことではありません。
筆者は韓国に住んでいたことがありますが、飲食店でもコンビニでもショップでも、韓国の店員さんは日本の店員さんに比べて愛想がよくない人が多いです。
かといって怒っているわけではもちろんなく、それが当たり前なんです。「日本人の女性はよく笑うね!」と言われるぐらいですから、そうゆうお国柄なのでしょう。
ある日、韓国のコンビニで買い物をしたとき、おつり受け取って「ありがとう」と笑顔で言いました。
そしたら、まったく笑顔のなかったレジのおばちゃんが、笑顔になりました。
それ以来、韓国でも店員さんには笑顔で挨拶をするようになりましたが、そうすると、やっぱり笑顔を返してくれる人が多いのです。
私は「またひとつ、人を笑顔にすることができた」と思いました。
笑顔を向けられると、誰だって嬉しいものです。
たったひとつの笑顔で、人を喜ばせることができます。
休日にコンビニでも、カフェでも、スーパーでも、どこかで出かけたら、店員さんに笑顔で挨拶をしてみるだけでも、自己重要感が満たされます。
自分は人を喜ばせることができるんだ!と思えることで、寂しさもなくなっていくでしょう。
また、自分が出したものって自分に返ってくるようにできています。
誰かを喜ばせることで、また違うところから、あなたを喜ばせてくれる何かが起こり、いいことスパイラルの渦に巻き込まれていきますよ。
4. 体を動かすと気持ちがポジティブになる
なんだか寂しいと感じる休日は、外へ出て体を動かすのがおすすめです。
歩くだけでもいいですし、余裕があればゆっくりとでもいいので走ってみる。こういったリズム運動は幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌を促すので、自然と心がポジティブになっていきます。
また太陽を浴びることによってもセロトニンの分泌を促すので、天気のいい日には外で体を動かすことで、寂しい気持ちもいつの間にか消えているはずです。
5. 寂しい!という感情をノートに書き出す
感情というのは抑圧すればするほど、溜まりにたまったところで溢れ出てしまいます。
寂しいという感情は、目に見えないからどうしていいかわからず、得体の知れない不安に襲われたりもします。
だからノートに感情を書き出し、目に見えない状態から見えるものにしてあげることで、じつは「寂しい」という感情が大したものではないことに気付けたり、「どうしたらいいのか?」という解決策が見つかることがあります。
綺麗に書き出そうとせず、殴り書きでOK!
「もぉーー寂しいよーーー!なんでこんなに寂しいんだよーー!」という具合に、自分の心に嘘いつわりなく、思っていることを、どんどんそのままペンを走らせて書いていってみてください。
そうすると、「あ、私は人に本音を話せないから寂しいんだな」などと、そのうち天から答えが降ってくるように、なにかがわかる瞬間があります。
なにより単純に、感情をノートに書き出すことで、寂しいという感情も消化されてスッキリしてきます。
なんだか寂しいと感じる休日には、ぜひ、この感情をノートに書き出すことをやってみてくださいね。