瞑想に興味があるけど、なにも考えないなんて難しそう、できるわけない、退屈そう(そもそも、瞑想は無にならなくてもいいのですが)。
瞑想に興味があるけど、効果があるならやってみたい。
この記事は、そんな方にぜひ読んでいただきたい記事です。
筆者は瞑想を習慣にしています。朝5分、ときには10分、夜にやることもありますが、ほぼ毎日行なっています。瞑想好きが高じて、マインドフルネス・アドバイザーのディプロマを取得したほど。
なにごとも習慣になるまでは時間がかかりますが、瞑想が習慣にまでなっているのは、効果を肌をもって感じているからに他なりません。
そしてなにより、瞑想ってとても気持ちがいい(最初は苦痛だったことが信じられません)。
さて、瞑想を習慣にすることで感じている、すごい効果は以下の5つです。
・集中力がつく
・不安感が軽減される
・疲れにくくなる
・アイディアが思いつく
・幸福感を感じられる
ひと言で言うなら、毎日をエネルギッシュに過ごせて楽しい!そんな素晴らしい効果を感じています。
時間のないときは、5分、10分ただ座っているだけの時間がもったいなく感じるかもしれません。なので、時間に余裕がある休日だけでもいいので、瞑想を取り入れることをおすすめします。
次項より、瞑想をはじめたキッカケ、瞑想がうまくできない人へのアドバイス、そして瞑想で得られる5つの効果についてより詳細に書いていきます。
瞑想をはじめたキッカケ
瞑想をはじめたキッカケと言っても、ある日を境に瞑想をはじめた、というハッキリとした日があるわけではありません。
筆者には、以下のような心身的な不調を感じる時期がありました。
・寝付けない
・夜中に起きてから眠れない
・不安感におそわれる
・夕方になるとドッと疲れる
想像しただけでも、気分の晴れない毎日ですよね。
この不調をどうにかしたい!とネットで検索しているうちに、すべては「考えすぎ」という結論に行きつきました。
・頭でぐるぐる考えているから眠れない
・未来のことを考えているから不安になる
・頭でぐるぐる考えているから脳が疲れる
今に集中することなく、脳のなかでは絶えず未来や過去に思考をとばし考えつづけていること。これが不調の原因だったのです。
そして、今に集中する方法として出会ったのが瞑想です。
と言っても、最初は本当につまらなくて!
「なにもしないで座って目を閉じている時間がもったいない!」なんて、テレビを見ていればあっという間に過ぎてしまう10分間が苦痛で仕方がありませんでした。
そんな苦痛なことが続くはずはなく…やったりやらなかったりを繰り返していたある日、瞑想アプリに出会って筆者の瞑想ライフがはじまったのです。
瞑想がうまくできない人はアプリを使うのがオススメ
筆者にとって苦痛だった瞑想ですが、やはりなかなか寝付けない日がつづき、ある日、ベッドの中で「睡眠用アプリ」を検索していました。
そして見つけたのが「Meditopia」。
睡眠用アプリだと思いインストールしたのは瞑想アプリでした。
瞑想アプリのおすすめ1「Meditopia(メディトピア)」
1年間ほど有料プランを使っていましたが(それぐらい優秀だと感じた)、無料でも使えるセッションも多いです。
・はじめての瞑想
・瞑想の基本
は無料でも使えるので、瞑想がうまくできない人はぜひトライしてみてください(後日変わる場合があります)。
瞑想がうまくできない人は、雑念が浮かんでしまって「はぁー全然うまくできない」と感じることが多いのだと思いますが、
瞑想アプリは声で誘導してくれるので、雑念が浮かびにくくなります。
最近は毎朝、Meditopiaの無料で使える呼吸エクササイズ「リラックス」で、時間を5〜10分ぐらいの設定にして瞑想を行っています。
瞑想アプリのおすすめ2「Upmind(アップマインド)」
このアプリを利用しはじめたのは、自律神経の計測ができるからです。
最初は瞑想アプリとして使っていませんでしたが、「ためしに瞑想してみるか!」と使ってみたところ、声は「吉田昌生(よしだまさお)」さん。
マインドフルネスや瞑想について数々の書籍を出されている方です。
Meditopiaに比べると瞑想コンテンツはとても少ないですが、瞑想以外のコンテンツが多く有料で使ってみようかと思っているところです。
瞑想のすご効果!集中力がつき不安が軽減されるだけでなく
さて、いよいよ筆者が感じている瞑想のすごい効果について書いていこうと思います。
最初にも書いたとおり、大きく5つの効果を感じています。
・集中力がつく
・不安感が軽減される
・疲れにくくなる
・アイディアが思いつく
・幸福感を感じられる
1. 瞑想によって「集中力がつく」
瞑想を習慣にする以前、フリーランスとして自宅で仕事をしている間も、パソコンをカタカタと奏でながら頭のなかでは別のことを考えていました。
いわゆるマルチタスクというものですが、一見するとマルチタスクの方が効率がいいと思いますよね?
しかし結果的にはシングルタスクの方が効率がいいと言われています。
人は厳密にはマルチタスクはできなくて、極端な言い方をすれば注意散漫の状態であるだけ。効率がいいはずがありませんよね。
とくにスマホの登場によって、現代人は集中することが苦手になってきています。
ついスマホを見てしまうから。
スマホによって集中力が途切れることが当たり前になっているから。
さて、集中力がつくとどうなるかと言うと…充実感を感じられるようになります。
毎日をただなんとなく過ごしているように感じるのは、今という時間に集中していないから、というわけです。
2. 瞑想によって「不安感が軽減される」
私が瞑想を習慣にすることによって、一番すごい!と感じているのが不安感の軽減です。
不安というものは、今目の前には起こっていないことに対して「こんな風になったらどうしよう」とネガティブな妄想をすることですが、
こうして不安感を感じるのも、やはり今に集中していないからです。
瞑想をするようになって、今という時間に集中することができるようになり、結果的に不安を感じることがとても少なくなりました。
夜ベッドの中で「ああなったらどうしよう」と不安に襲われていたのが、懐かしいとさえ思えます。
感情は行動をつくります。
自分がつくりだした得体のしれない「不安」という感情のせいで、自分自身を苦しめれば、それは行動にも現れてしまいます。
ものごとに積極的になれなかったり、ものごとを否定的に捉えるようになるかもしれません。
人に優しくできなかったり、投げやりな行動を起こすかもしれません。
不安を感じるから、安心を感じられます。
不安を感じるから、「そうならないようにしよう」と予防することもできます。
不安にはいい面もあるので一概に悪いものとは言えませんが、瞑想によって感じなくていい不安を感じずにすむなら、そちらを選びたいですよね。
3. 瞑想によって「疲れにくくなる」
瞑想を習慣にする以前、夕方ごろになると疲れ切ってしまい、頭が回らなくなっていました。
その理由は、ずーっと脳のなかで考え事をしていたからです。
脳の重さは体全体の約2%ほどですが、基礎代謝量の20〜30%をつかう、じつに大飯食らいです。
今に集中することをせず、たえず思考を過去や未来にとばしながら、「あーだ、こーだ」と考えていれば、そりゃ夕方になって疲れるに決まっていますよね。
筆者のようにたえず考え事をしてしまう人だけでなく、スマホをよく見る人も脳疲労を起こすと言われます。
スマホから情報がどんどん入り、脳はそれらの情報を処理するのにエネルギーを使わなくてはいけないからです。
瞑想によって今に集中できるようになってから、余計なことを考えることが減り、結果疲れにくくなりました。
疲れにくくなったことにより、以前より一日を長くつかうことができ、やはり毎日が充実していると感じられます。
4. 瞑想によって「アイディアが思いつく」
瞑想にもさまざまなやり方がありますが、私がよく行うのは呼吸に集中する瞑想です。
何もしていなくても脳はたえず働いており、呼吸に集中することによって脳を休ませてあげるのです。
脳を休ませてあげることで単純に頭がスッキリし冴えます。
散らかった部屋では探し物が見つかりにくくても、スッキリした空間では探し物がすぐ見つかりますよね?これと似ています。
そして、頭で一生懸命考えているときに浮かぶアイディアは、自分が考えている範囲ですが、脳を休ませてあげることによって無意識下にもアクセスできるようになり、意識的に考えているときには思い浮かばなかったことがひらめいたりするのです。
瞑想中にふとアイディアが浮かぶ場合でも、ふたたび瞑想に戻るときもあれば、「すごくいいアイディアだ!」と思ったときは、それをスマホにメモするときもあります。
5. 瞑想によって「幸福感を感じられる」
幸福度の高い人は、今に集中している人だと言われます。
私も瞑想が習慣になってから、「その通りだ!」と実感しています。
これまで書いてきたように、今に集中することによって不安を感じることが少なくなり、今に集中することで感じられるフロー体験が幸福度を高めてくれます。
私たちは結局、今にしか生きることができません。
その今に集中することをせず、ちょっと先の未来や、やってしまったことの後悔に時間を取られて過ごしていても、幸せじゃないのは想像がつきますよね。
今という時間になにも感じず、ただ時間が過ぎていくだけになります。
瞑想によって今に集中することができるように、幸福度を高めることができるのです。