休日に休んだ気がしないのはナゼ?ちゃんと休めるようになる方法

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休日に休んだ気がしないのはナゼ?ちゃんと休める方法

休日に買い物に出かけたり、遊びにいったり、家でゆっくり過ごした。それなのになんだか休んだ気がしないまま、休日の夜を迎える。

そしてまた明日から仕事がはじまる。

なぜ休日に休んだ気がしないのでしょうか?

その理由と、休日にちゃんと休めるようになる方法をご紹介していきます。

目次

休日に休んだ気がしないのは脳が休んでないから

休日に休んだ気がしないのは脳が休んでないから

休日に休んだ気がしないのは、ズバリ、脳が休んでいないからです。

何もしないで身体を休めたつもり、遊びにいってリフレッシュしたつもりでも、脳が休まっていないので、休日に休んだ気がしません。

脳が休んでいない理由はこれから紹介する3つをしているからです。

【1】休日にスマホを見る回数が多い

脳疲労という言葉を聞くことも増えましたが、ちょっと空いた時間ができるとすぐスマホに手を伸ばしてしまう、ということはないでしょうか?

むしろ仕事をしている平日より、休日のほうがスマホを見る回数が増えるという方も多いと思います。

スマホでSNSを閲覧するだけでも、脳にはいろいろな情報が飛び込んできて、脳はエネルギーをつかいます。

休日に「何もしていない」と言いながらもスマホを見つづければ、脳はどっと疲れるのですね。

『スマホ脳』という本が売れに売れました。

筆者も読みましたが、スマホには快楽物質のドーパミンを分泌させる要素がつまっており、それゆえ、ちょっと時間が空くとスマホに手が伸び、テレビを観ながらでもスマホに手が伸び、ご飯を食べていてもスマホに手が伸びてしまいます。

快楽物質が出るならいいじゃないか!と思いたくもなりますが、スマホは集中力を低下させるなど様々な悪い影響もあります。

つぎの項目で触れますが、集中力の低下、つまり「今」に集中できないことが、休日に休んだ気がしない理由のひとつでもあります。

【2】休日に仕事(など)のことを考えてしまう

幸福度の高い人は、今を楽しんでいる人です。

反対に幸福度の低い人は、今を楽しむことをせず、頭のなかが過去の後悔や未来の不安で占領されています。

今に集中せず、意識が過去や未来に行ったり来たりすると、脳はどっと疲れるのだそうです。

休日においしいランチを食べながら「明日から仕事だなぁ」とふと考えていたり、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と考えていたり。

そうやって脳を休ませることなく過ごしていれば、休日に休んだ気がしないのも当然でしょう。

【3】運動不足も脳疲労につながる

筆者も「休日なのに休んだ気がしない」と感じていた時期はありましたが、体を動かすことが習慣になってから、そんな風に思うことがなくなった気がしています。

脳疲労は睡眠の質が悪いことやストレスも原因にあげられますが、適度な運動はこのどちらも解消してくれます。

また適度な運動がメンタルにいい影響を及ぼすことがわかっているだけでなく、血行をよくし身体の細胞に酸素を届けます。

脳疲労は脳の酸欠状態とも言われますが、運動をすることで血行がよくなり脳により多くの酸素が届けられるようになるのです。

運動不足の人が疲れやすいのは身体だけでなく、脳も疲れやすくなるのですね。

休日に休んだ気がしない!を改善する方法

休日に休んだ気がしない!を改善する方法

休日に休んだ気がしない理由をご紹介してきましたが、要するに、これらの原因をなくしていけば、「休日に休んだ気がしない!」という事はなくなっていく、ということです。

【1】休日にスマホに触れる時間を減らす

休日にかぎった話ではありませんが、スマホに触れる時間をなるべく減らすことで、脳疲労の回復だけでなく、メンタル面への悪影響を防ぐことができます。

スマホに触れすぎた脳はゴミ屋敷のよう、という言われ方もするぐらいで、デジタルデトックスの必要性が叫ばれています。

三代目 J SOUL BROTHERSの今市隆二さんもデジタルデトックスをしていると、テレビ番組のなかで話していました。

休日は自然のなかで過ごす時間を増やしてみたり、スマホを持たずに出かけるなど、あえてスマホに触れない時間をつくることで「休日に休んだ気がしない!」が改善していくでしょう。

先ほども「スマホには快楽物質のドーパミンを分泌させる要素がある」と書きましたが、スマホ以外にもドーパミン的快楽を得る方法はあります。

【2】今を楽しむ、今に集中できるようにする

休日に休んだ気がしない!を改善するには、今を楽しむこと、今に集中すること。

スマホが集中力の低下を招くことは先にも触れましたが、マインドフルネス瞑想も今に集中するために習慣にしたいことの一つです。

マインドフルネスとは、マインドフル(今に意識を集中している)ネス(状態)。

反対の言葉をマインドワンダリング(意識が彷徨っている)と言います。

マインドフルネス瞑想は脳の筋トレとも言われ、集中力をつけるのにも役立ち、人生の質が向上すると言われています。

瞑想というと難しく感じるかもしれませんが、ただ呼吸に意識を向けるだけでもマインドフルネスになります。

【3】適度に体を動かすことを習慣にする

体を動かすほうが疲れる!と思うかもしれませんが、適度に運動をしたほうがストレスの解消や疲労回復につながります。

適度な運動とはどれぐらいなのか?は人によっても違いますが、ウォーキングやジョギング、ヨガ、ストレッチなどを心地いいと感じる程度。

体を動かすことで疲労を回復させることをアクティブレストと言い、プロのスポーツ選手は、試合の翌日を完全休養とせず、軽く体を動かす人が多いのだそうです。

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この記事を書いた人

ワクワクを届ける休日メディア「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパートで執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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