観光地としても人気の古都・金沢。歴史ある街並みから写真映えするスポット、和カフェ、海の幸をはじめとするご当地グルメまで楽しみ方もさまざまです。この記事では石川県出身のライターが金沢でおすすめしたい休日の過ごし方をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 金沢市文化施設共通観覧券を利用しよう
17施設をおトクに巡ることができるパスポート「金沢市文化施設共通観覧券」を利用して、休日はさまざまな施設をめぐろう。
17の施設のなかには、写真映えするとしてインスタグラムを賑わせている「鈴木大拙館」や、山に囲まれたなかに江戸時代の建物がたつ「金沢湯涌江戸村」、春にはドウダンツツジが美しい「寺島蔵人邸」、金箔の世界にうっとるする「安江金箔工芸館」など、見ておきたい施設がラインナップされています。
1DAYパスポート…520円
3日間パスポート…830円
安江金箔工芸館は大人310円、鈴木大拙館も大人310円なので2つ巡っただけでも元が取れてしまいます。
2. お洒落すぎる図書館へ行こう
休日に足を運びたくなる、金沢を代表する2つのお洒落な図書館をご紹介します。
1. 金沢海みらい図書館
2011年5月に開館した「金沢海みらい図書館」。中田英寿さんが出演する『レノボジャパンの』のCM撮影で使用されたことから話題となりました。
世界のさまざまな図書館ランキングに選出されるなど、日本をこえて世界から注目を集めています。
真っ白な壁に水玉模様のような窓。約6,000個の窓は大中小と3つの大きさがあります。
数々の建築賞も受賞している建物のなかへ入ると、2階・3階は吹き抜けになっており開放的。天井に照明はなく、昼間は窓からの光、夜は本棚やテーブルスタンドの照明でじゅうぶん明るさが確保されています。
金沢海みらい図書館
住所:金沢市寺中町イ1番地1
アクセス:北陸鉄道バス停留所「金沢海みらい図書館前」バス停より徒歩1分
https://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/?page_id=118
2. 石川県立図書館
2022年7月16日にオープンした新しい「石川県立図書館」。小立野の金沢大学工学部跡地に建てられました。
吹き抜けの空間を書架が丸くとりかこみ、まるで円形劇場のよう!
基本的におしゃべりOKの図書館ですが、サイレントルームもあります。
館内には金沢市と野々市市に店舗をもつ人気カフェ「ハムアンドゴー」が入っており、カレーやハンバーガーでランチタイムも過ごせます。
石川県立図書館
住所:石川県金沢市小立野2-43-1
アクセス:JR金沢駅より北鉄バス「石川県立図書館」または「崎浦・県立図書館口」で下車
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/
3. 石川県観光物産館で手づくり体験
兼六園のすぐ近くにある「石川県観光物産館」では、和菓子や地酒、工芸品をはじめとするお土産の販売をするほか、手づくり体験を行なっています。
お手頃価格で体験できるのも嬉しく、筆者のおすすめは「和菓子手づくり体験」。
見た目にも美しい上生菓子4個(そのうち1個は職人さんがつくったもの)を持ち帰ることができるます。
そのほか可愛い「加賀八幡起上り」の手描き体験や、コンパクトミラーなどに金箔を貼ってオリジナルの作品をつくる「金箔貼り体験」など実施。
休日に金沢の文化に触れてみてはいかがでしょうか?
石川県観光物産館
住所:石川県金沢市兼六町2-20
アクセス:JR「金沢駅」より北鉄バスで約20分、「兼六園下・金沢城」バス停下車、徒歩約1分。
https://kanazawa-kankou.jp/
4. 楽しすぎる!近江町市場でグルメさんぽ
300年以上つづく金沢市民の台所「近江町市場」。
威勢のいい売り子さんの声が響く活気ある市場で、歩いているだけで楽しい気分になります。
鮮魚店や青果店はもちろん、プリン店やおにぎり屋さん、コロッケ、金箔ソフトなど食べ歩きグルメも豊富です(食べ歩きと言っても、食べながら歩いていいわけではなく、椅子などに座って食べましょう)。
海鮮丼やお寿司屋さんなど飲食店もたくさんあり、休日は朝から多くの人で賑わっているお店もあります。
近江町市場
住所:石川県金沢市上近江町50
アクセス:金沢駅より徒歩15分
https://ohmicho-ichiba.com/
5. 湯涌温泉を散策&日帰り温泉
石川県の温泉地というと加賀温泉郷の山代温泉や山中温泉、能登エリアにある和倉温泉などが有名ですが、金沢にも温泉地があります。
金沢で大人な温泉さんぽを楽しむ休日はいかがでしょうか?
湯涌温泉(ゆわくおんせん)は、山あいに9軒の宿がたたずむ静かな温泉地です。
「総湯 白鷺の湯」は朝7時からオープンしており休日にのんびり朝風呂を楽しむのもおすすめ。近くには「白鷺の足場」もあり無料で利用できます。
総湯 白鷺の湯
住所:石川県金沢市湯涌町イ139-2
アクセス:北陸鉄道路線バス「湯涌温泉」バス停かより歩約3分
https://yuwaku.gr.jp/yu/
そのほか食堂やカフェ、器屋さんなどがある他、江戸時代の建物を移築・展示した「金沢湯涌江戸村」があります。
まわりを山に囲まれているため本当に江戸にタイムスリップしたような気分。体験イベントなども行なっています。
金沢湯涌江戸村
住所:金沢市湯涌荒屋町35-1
アクセス:JR「金沢駅」兼六園口バス乗り場より「湯涌温泉」下車
https://www.kanazawa-museum.jp/edomura/
「金沢湯涌創作の森」は、藍染や版画、スクリーン印刷などの体験ができる施設。
明治・大正時代の建物を保存活用するために整備された場所で、竹でできた高さ13mの大きなブランコもあります。
金沢湯涌創作の森
住所:石川県金沢市北袋町ヱ36
アクセス:JR「金沢駅」兼六園口(東口)より北鉄バス「湯涌温泉」行き、「創作の森前」バス停下車、徒歩10分
https://www.sousaku-mori.gr.jp/
6. 素敵な和カフェでまったり過ごす
古都・金沢には、休日にまったりと過ごしたくなる素敵な和カフェがたくさんあります。
ここでは、長町武家屋敷跡にある和カフェをご紹介します。
1. 甘味処たろう
お洒落なパッケージのチョコレート羊羹など、可愛らしいパッケージの和菓子がお土産に大人気の「茶菓工房たろう」。
鬼川店のみ店舗奥にカフェ「甘味処たろう」があり、上生菓子や白玉ぜんざい、抹茶ぜんざい、ようかんとコーヒーなどをいただくことができます。
ミシュランでも二つ星を獲得した「野村家」のお庭を眺めながら、時間を過ごせます。
甘味処たろう
住所:石川県金沢市長町1-3-32
アクセス:「香林坊」バス停より徒歩8分
https://www.sakakobo-taro.com/shopinfo.html
2. 菓ふぇ MURAKAMI Nagaya-mon店
金沢の老舗和菓子店「和菓子村上」が運営するカフェ「菓ふぇ MURAKAMI Nagaya-mon店」は、長町武家屋敷跡にある店舗をはじめ、金沢駅すぐのクロスゲート内などにも店舗があります。
Nagaya-mon店は和菓子村上の店舗奥にあるカフェで、見た目にも写真映えする可愛らしい和スイーツをいただくことができます。
菓ふぇ MURAKAMI Nagaya-mon店
住所:石川県金沢市長町2-3-33(Nagaya-mon店内)
アクセス:「香林坊」バス停より徒歩8分
https://www.cafe-murakami.com
7. 回転寿司を食べよう
石川県出身の筆者も、休日に回転寿司へ出かけるのが当たり前でしたが、金沢は日本一の回転寿司激戦区といわれ、人口に対する回転寿司の数が日本一なのだそうです。
なかでも、近江町市場をはじめ金沢駅前フォーラス内にある、片町などにある「もりもり寿司」は人気で、コスパが良すぎると評判。
休日には行列もできますが、おいしいお寿司はお腹だけでなく心も満たしてくれます。
8. ホテルでランチビュッフェを楽しもう
日頃がんばっているご褒美に、休日はホテルでランチビュッフェを楽しむのもアリ!
1. オールデイダイニング KENROKUANA(ホリデイ・イン金沢スカイ)
オールデイダイニング KENROKUANA(写真提供:一休レストラン)
近江町市場にも近い「ホリデイ・イン金沢スカイ」の16階にある「オールデイダイニング KENROKUANA」。
16階からの眺望を楽しめる窓際カウンター席や個室もあり、静かに一人で食事を楽しみたい方や、カップルにもおすすめです。
新鮮な魚介類や加賀野菜など、金沢らしい食材を積極的に使用。
和洋のシェフによるブッフェメニューを提供しておりランチもディナーも利用できます。
オールデイダイニング KENROKU
住所:石川県金沢市武蔵町15-1 ANAホリデイ・イン金沢スカイ16F
アクセス:JR「金沢駅」より徒歩10分
https://www.anahikanazawasky.com/restaurant/kenroku/
2. ザ・ガーデンハウス(ホテル日航金沢)
金沢駅から徒歩3分の場所にある「ホテル日航金沢」。2階にある「ザ・ガーデンハウス」はマルシェをコンセプトとしており、見た目にもカラフルな料理が並び心が躍ります。
約40種類の料理をそろえ、デザートメニューも豊富。
訪れた人が口々に「お腹がいっぱい」と言ってしまうぐらい、ついつい食べ過ぎてしまう評判のいいビュフェがいただけます。
ザ・ガーデンハウス
住所:石川県金沢市本町2-15-1 ホテル日航金沢2F
アクセス:JR「金沢駅」兼六園口より徒歩3分
https://www.hnkanazawa.jp/restaurant/thegardenhouse.html
9. 古都の街並みを着物や浴衣で散策
金沢は着物や浴衣がとてもよく似合います。
普段着で活動的に楽しむ金沢もいいですが、着物や浴衣を着てしっとりとした大人の休日を過ごすのもおすすめ。
兼六園やひがし茶屋街をはじめ、着物で訪れたいスポットがたくさんあります。観光スポットだけでなく、町家カフェなど着物で訪れたいカフェもいっぱい!
着物レンタル店も多く、3,000円代から気軽にレンタルできます。
\ クーポンも /
10. 卯辰山山麓寺院群で情緒ある散歩
金沢三寺院群のひとつ「卯辰山山麓寺院群」。卯辰山のふもと、ひがし茶屋街からもほど近い場所に約50寺社が散在しています。
2011年9月29日には、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。
「心の道」と名付けられた迷路のような散策道を歩きながら、心落ち着く休日散歩を楽しんでみませんか?
「宝泉寺」は眺望が素晴らしく、傾斜のある坂を登りますがぜひ訪れたいお寺。ひがし茶屋街の真上に位置しています。
「蓮昌寺」は泉鏡花の小説『縷紅新草』に舞台となったお寺。金沢三大仏のひとつ「釈迦如来立像」が安置されています。
卯辰山山麓寺院群
住所:石川県金沢市東山ほか
アクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停より徒歩約10分/ 金沢ふらっとバス材木ルート「浅野川大橋」バス停より徒歩約10分
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/feature/temples/kokoro/index.html
11. メタセコイア並木で感動の景色に出会う
金沢市郊外にある住宅街「太陽が丘ニュータウン」には、まるで映画のワンシーンのようなメタセコイア並木があります。
約1kmにわたって続くメタセコイア並木は、秋の紅葉はもちろん、新緑の季節も美しく、冬には雪景色に覆われ『冬のソナタ』を彷彿とさせます。
金沢駅からも路線バスで1本。
どの季節に訪れても感動の景色に出会うことができるので、季節ごとに足を運んでみてもいいですね。
太陽が丘のメタセコイア並木
住所:石川県金沢市太陽が丘
アクセス:JR「金沢駅」より北陸鉄道バスで約40分「太陽が丘ニュータウン」下車
12. 金沢ライトアップバスに乗ろう
毎週土曜日に運行される「金沢ライトアップバス」をご存知ですか?
金沢のライトアップスポットを巡るバスで、金沢市内のホテルで「金沢ライトアップバス専用フリー乗車券」を販売しています。
筆者おすすめのライトアップスポットは「玉泉院丸庭園」。金沢城とあわせてライトアップを行なっているので、ぜひ幻想的な夜の庭園を散策してみてください。
また「尾山神社」の神門ライトアップも見逃せません。国の重要文化財に指定されている門で、色鮮やかなステンドグラスが煌めく様子が美しいです。
そのほかにも「国立工芸館」や「石川県立歴史博物館」など歴史ある建物がライトアップされる様子はとても雰囲気があります。
休日の夜は、ライトアップされた金沢を巡ってみませんか?ライトアップスポットはこちらのページで詳しく紹介されています。
13. 港と醤油のまち!大野を散策しよう
金沢駅からバスで約30分、海沿いに広がる港と醤油のまち「大野」をブラリと散策する休日。
1. 金沢港いきいき魚市
金沢の市場というと「近江町市場」が有名すぎますが、「金沢港いきいき魚市」は規模は小さいながらも、近江町市場にくらべて安くて新鮮な魚介が揃っています。
上島商店の海鮮丼が人気で、テイクアウトして港でのんびりといただくのもおすすめ!
金沢港いきいき魚市
住所:石川県金沢市無量寺町ヲ52
アクセス:「金沢駅」西口6番のりばから北陸鉄道バス「金沢港クルーズターミナル」行き乗車、終点下車、徒歩3分
https://ikiiki.or.jp/
2. 大野の町並み
北前船の寄港地として栄えた港町・大野は江戸時代からつづく醤油の名産地。現在でも醤油蔵が点在しており、レトロな町並みさんぽが楽しめます。
また大野には古い建物を利用したカフェも多く、「こつこつおやつ凪」や「ホホホ座金沢」「発酵食美人食堂」など、のんびりと時間を過ごしたくなる魅惑のカフェが揃っています。
大野の町並み
住所:石川県金沢市大野町4丁目甲2番29
アクセス:JR「金沢駅」より徒歩8分の「中橋」からバスで約30分、「大野中央」下車
http://ohno-karakuri.jp/
3. 大野からくり記念館
海に突き出すように建つ「大野からくり記念館」は、北前船をイメージした建物。
幕末の科学技術者・からくり師である大野弁吉の業績を紹介するとともに、実際に触って遊び「からくり」を体験できるスポットです。
戦後の日本を代表する建築家・内井昭蔵氏が設計した建物内部も見どころです。
大野からくり記念館
住所:石川県金沢市大野町4丁目甲2番29
アクセス:北陸鉄道路線バス「大野」または「大野港」バス停から徒歩約10~15分
http://ohno-karakuri.jp/
4. 金沢港クルーズターミナル
2020年6月1日に開業した海の玄関口「金沢港クルーズターミナル」。
日本海の白波をイメージした屋根が印象的な建物は、夜には美しくライトアップ。加賀五彩にちなんだ5色のライトアップが楽しめます。
建物の2階にはレストラン「海の食堂 Bay Arce(ベイ アルセ)」があり、パスタをはじめとした地中海料理を提供。どの席からも海を眺めることができます。
また同じく2階には広々とした展望デッキがあり、海に向かってベンチが設置されています。
金沢港クルーズターミナル
住所:石川県金沢市無量寺町リ-65
アクセス:北陸鉄道路線バス「金沢港クルーズターミナル」バス停からすぐ
https://www.kanazawa-cruise.jp/
14. しいのき迎賓館で大正ロマンを感じる
大正時代に建てられた旧石川県庁舎をリニューアルしオープンした「しいのき迎賓館」。正面は大正ロマンの面影をそのままに、金沢城公園側はガラス張りの現代的な建物となっています。
正面のエントランスから入ると目に飛び込んでくるのは石川県の地図。
館内にはビストロカフェ「カフェ&ブラッスリーポール・ボキューズ」があり、お手頃価格でコース料理がいただけます。
レストラン ジャルダン ポール・ボキューズ(写真提供:一休レストラン)
旧知事室を改装した「レストラン ジャルダン ポール・ボキューズ」は、非日常のひとときを過ごせるレストラン。
お値段は張りますが、記念日などに利用したいフレンチレストランです。
石川県政記念しいのき迎賓館
住所:石川県金沢市広坂2-1-1
アクセス:城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「広坂・21世紀美術館」バス停から徒歩約1分
https://www.shiinoki-geihinkan.jp/
15. 美術館内のカフェで過ごす
金沢には美術館も多くありますが、館内のミュージアムカフェでまったりと過ごす休日はいかがでしょうか。
1. フュージョン21
金沢を代表する美術館といえば「金沢21世紀美術館」。丸いガラス張りの建物がスタイリッシュな現代アート美術館で、無料で入場できるエリアだけでも見応えがあります。
館内にあるカフェ「フュージョン21」も、入館料を払わずに利用が可能。
全面ガラス張りのため明るい日差しがはいり気持ちよく、加賀野菜を取り入れたランチやスイーツ、ドリンクをいただくことができます。
フュージョン21
住所:金沢市広坂1-2-1(金沢21世紀美術館内)
アクセス:JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、7番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ
https://www.e-maplehouse.com/contents/shop/fusion21.html
2. ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ金沢店
金沢21世紀美術館のすぐ隣にある「石川県立美術館」。国宝「色絵雉香炉」をはじめ、石川県の作家を中心とした芸術作品を展示しています。
館内にはガラス張りのカフェ「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ金沢店」があり、外の緑を眺めながら至福のカフェタイムが過ごせます。
「ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ」は、世界的パティシエの辻口博啓氏がプロデュースするカフェ。辻口氏は石川県七尾市の出身です。
能登や金沢など地元天然素材にこだわった、見た目にも美しいケーキで極上の休日を過ごしてみては。
ル・ミュゼ・ドゥ・アッシュ金沢店
住所:石川県金沢市出羽町2-1県立美術館内
アクセス:「金沢駅」東口より路線バスで「広坂・21世紀美術館(石浦神社前)」下車、徒歩約5分。
https://le-musee-de-h.jp/shops/kanazawa.html