東京にある映えスポットのうち、緑ある自然や、綺麗な花畑の風景をご紹介しています。
東京の自然・映えスポット9選
公園や庭園、花畑など美しい自然、絵になる自然が楽しめる映えスポットをご紹介しています。
1. 70mつづくイチョウ並木が映える!大田黒公園(荻窪)
JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」から徒歩10分。住宅街にひっそりと広がる「大田黒公園」は、日本で草分け的存在の音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡に広がる日本庭園です。
映えスポットは、正門入ってすぐ伸びる、70mつづくイチョウ並木。
白い御影石に沿って綺麗並ぶイチョウの木は樹齢100年超え!
ただイチョウ並木がつづくだけでなく、イチョウ並木の先に庭門のある景色が、風流で映えます。
正門と一緒に撮影するイチョウ並木も絵になります。
そのほかにも池と東屋のある景色や、竹林など写真映えするスポットがあります。紅葉時期のライトアップ以外は無料で入園なので、休日にのんびりと散歩をしながら絵になる景色を探してみてはいかがでしょうか。
紅葉の季節は、イチョウ並木が黄金色に色づき、絵画のようなうつくしい風景を写真におさめることができます。
大田黒公園
住所:杉並区荻窪3-33-12
アクセス:JR・東京メトロ丸ノ内線「荻窪駅」より徒歩10分
https://hakone-ueki.com/sub/
2. 滝のあるホテル内庭園!ホテルニューオータニ・日本庭園(赤坂見附)
東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩3分の場所にあるラグジュアリーホテル「ホテルニューオータニ」。1964年東京オリンピックに向けての宿泊施設として開業した、ホテル界の元祖・御三家です。
ホテルの敷地内には約1万坪(東京ドームの2/3ほど)の日本庭園があり、宿泊客でなくても無料で楽しむことができます。
1番の映えスポットは高さ6mの大滝!
高低差のある土地を生かして生まれた滝は、春先には梅、秋には紅葉など季節ごとの装いで楽しませてくれます。
また記念撮影スポットとして人気があるのが、鯉がおよぐ清泉池にかかる朱色の太鼓橋です。筆者が訪れたときも記念撮影の順番待ちをしていました。
都心のホテルに、まさかこんな日本庭園が広がっているなんて、驚くことでしょう。ラグジュアリーホテルならではの非日常気分も味わえるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
ホテルニューオータニ・日本庭園
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1
アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」D紀尾井町口より徒歩3分/東京メトロ半蔵門線・南北線「永田町駅」7番口より徒歩3分/東京メトロ「有楽町線」2番口より徒歩6分/JR 中央線・総武線ほか「四ツ谷駅 」麹町口・赤坂口より徒歩8分
https://www.newotani.co.jp/tokyo/garden/
3. 春のネモフィラが美しい!日比谷公園(日比谷)
東京駅や銀座からも歩いていける都心のオアシス「日比谷公園」。園内では花壇をはじめ、一年をとおして季節の花を楽しむことができます。
とくに写真映えするのが例年4月に見事を迎えるネモフィラ花壇です。
規模は大きくありませんが、都心でネモフィラのブルーの絨毯が見られるなんて驚いてしまいます。
6月〜7月にかけて見られるユリも映えます。
雲形池から霞門にかけてユリの花が咲き「ユリロード」と呼ばれているスポット。28種類ものユリが時期をずらして咲きつづけるので割と長いあいだユリが楽しめます。
2020年に開催予定だったオリンピックのために作られた花壇です。
日比谷公園
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・千代田線「霞ヶ関駅」(B2)出口すぐ/東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷駅」A10・A14出口すぐ/東京メトロ有楽町線「桜田門駅」出口5より徒歩5分/JR「有楽町駅」より徒歩8分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index037.html
4. 超穴場の花畑!三鷹市「花と緑の広場」(久我山)
公共交通機関を使うなら、京王井の頭線「久我山駅」から徒歩16分ほど。三鷹市にある「花と緑の広場」は、超穴場の映えスポットです。
ボランティアや市民の方々で種まきから行う花畑は、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスなど季節の花畑が楽しめます。
一面に広がる花畑をさらに映えスポットにしているのが、大きなツリーです。綺麗な三角形をしたツリーがあることによって、絵本の1ページのような景色になります。
ツリーの横にはベンチも設置されているガゼボがあり、こちらも絵になります。
三鷹市「花と緑の広場」
住所:東京都三鷹市牟礼1-11-26
アクセス:京王井の頭線「久我山駅」より徒歩16分
https://hanakyokai.or.jp/project/square/
5. メタセコイアの森が映える!水元公園(金町)
東京ドーム約20個分にもおよぶ水郷公園。「金町駅」よりバスが出ていますが、歩いても20分弱です。
小合溜に沿って広がる公園の景色はとても美しく、なかでも最大の見所が「メタセコイアの森」。その数1,500本で都立公園最大となります。
メタセコイアの森にはテーブルとベンチが点在しており、ランチをするのも気持ちがいい。レジャーシートを広げてのピクニックにも最適です。
新緑のメタセコイアの森も映えますが、やっぱり紅葉の時期のメタセコイアの森は幻想的です。
水元公園ではポプラ並木も見ることができます。ポプラ並木というと北海道のイメージが強いですが、東京でも北海道のような景色を見ることができるのですね。200本ほどあるそうです。
水元公園
住所:東京都葛飾区水元公園
アクセス:JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」より京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)「水元公園」下車、徒歩7分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
6. 季節ごとの花畑が映える!国営昭和記念公園(立川)
国営昭和記念公園は東京ドーム39個分の広さを誇る、東京最大級の公園です。そのため目的地によって最寄り駅も異なってきます。
一年をとおして季節ごとの美しい花畑を見ることができ、写真映えします(花の少ない冬はイルミネーションが映えます)。
春・・・チューリップ、つつじ、ブーケガーデン、シャレーポピー
夏・・・あじさい、ヒマワリ
秋・・・コスモス、ダリア
冬・・・イルミネーション
上の写真は「花の丘」に咲く、レモンブライトというコスモス。あたり一面が真っ黄色に染まる景色はまるで別世界です。
また2022年12月24日には、世界的な建築家・隈研吾さん率いる隈研吾建築都市設計事務所がデザインしたカフェ「オカカフェ」がオープンしました。
特徴的な木組みのデザインが目をひく外観。店内に足を踏みいれると、木をつかった大きな照明が印象的です。開店まもない時間はそこまで混雑しませんが、お昼になるにつれ混雑しはじめます。ドリンクはもちろん、ランチメニューのほか、ドーナツやパンもあります。テイクアウトして公園の緑のなかいただくのもいいでしょう。
国営昭和記念公園
住所:東京都立川市緑町3173ほか
アクセス:ゲートにより異なる(例:あけぼの口 (みどりの文化ゾーン)はJR中央線「立川駅」北口より徒歩10分)
https://www.showakinen-koen.jp/
7. 人工だけど迫力ある滝!御殿山庭園(品川)
JRほか「品川駅」より歩いて15分ほど、京浜急行「北品川駅」からは歩いて5分ほどの場所に広がる「御殿山庭園」。
東京マリオットホテルなどを従える「御殿山トラストシティ」にある庭園です。
約2,000坪の広さをほこる庭園は緑豊か。
春には桜まつりが開催される桜の名所でもありますが、写真映えスポットとして注目したいのは園内にある滝です。
高低差をいかして造られた滝は想像以上の迫力!古代遺跡のようなデザインです。
あたりは、暑い季節には清涼感漂う、ゴゴゴゴゴーともザザザザザーとも取れる滝の音が響きわたります(注:水が流れているときと、流れていないときがあります)。
御殿山庭園
住所:東京都品川区北品川4丁目7番
アクセス:JR・京急「品川駅」高輪口より徒歩15分/京急「北品川駅」より徒歩5分/JR「大崎駅」新東口より徒歩14分
https://www.trustcity-g.com/about/gotenyama_garden
8. 東京最大級のバラ園が映える!神代植物公園(調布)
調布市にある「神代植物公園」は広さ48万m2(東京ドーム約10個分)の広大な公園です。一年をとおして季節の花が咲きますが、もっとも賑わうのがバラの季節です。
バラ園についた瞬間、目の前に広がる景色に感動!奥の、奥のほうまでずーっと色とりどりのバラの絨毯が広がっているのです。
園内には写真スポットとばかりにバラのアーチも用意されています。人気の写真スポットなので、人が待っているとそそくさと写真を撮影しなくてはいけませんが、どうしたら映える写真が撮影できるのか、意外にも難しい。
そして綺麗なピンク色をしたバラソフトも販売しており、バラを背景に撮影するといい感じです。バラソフトは思った以上にバラの風味がしてびっくりしますよ。
神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
アクセス:京王線「調布駅」から小田急バス(吉祥寺駅または三鷹駅行き)で「神代植物公園前」下車/京王線「調布駅」から京王バス(深大寺行き)で「神代植物公園」下車/京王線「つつじヶ丘駅」北口から京王バス(深大寺行き)で「神代植物公園」下車/JR中央線「三鷹駅」または「吉祥寺駅」から小田急バス(調布駅北口または深大寺行き)で「神代植物公園前」下車
https://www.tokyo-park.or.jp/jindai/
9. ビル群と黄色い菜の花が映える!浜離宮恩賜庭園(新橋・汐留)
新橋駅から歩いて12分ほどの場所に広がる「浜離宮恩賜庭園」は、徳川将軍家が所有していた、江戸時代の代表的な大名庭園です。面積は約25haあり、東京ドーム5個分以上と広大。
広い園内には”お花畑”と呼ばれるエリアがあり、早春には菜の花、夏から秋にかけてコスモス畑が楽しませてくれます。
特徴的なのが、菜の花畑の奥に汐留のビル群が見えること。大都会の東京らしい菜の花畑ですね。
上の写真はキバナコスモスの時期に撮影したものです。オレンジ色の黄花コスモスの奥にはやはり高層ビルが見え、ギャップが面白い写真が撮影できます。
浜離宮恩賜庭園
住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1
アクセス:【大手門口】都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」「汐留駅」・ゆりかもめ「汐留」より徒歩7分/JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋駅」より徒歩12分
【中の御門口】都営地下鉄大江戸線「汐留駅」10番出口より徒歩5分/JR「浜松町」より徒歩15分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/hama-rikyu/
10. 晩秋の公園はまるで絵画のよう!井の頭恩賜公園
東京ドーム約9個分をほこる広大な「井の頭恩賜公園」。桜の名所として知られていますが、晩秋にはまるで絵画のような映える写真を撮影できます。
井の頭池のまわりに、レンガ色に色づいた大きなメタセコイアとラクショウが立つ風景が見事。背の高い木々が池にリフレクションしている様子も美しいです。
狛江橋から弁天橋のあいだで撮影すると上のような写真を撮ることができます。
少し遠くから撮影すると、また違った雰囲気。どこか海外の公園を散歩しているような気分になります。
井の頭恩賜公園
住所:東京都武蔵野市御殿山1丁目ほか
アクセス:JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」より徒歩5分/京王井の頭線「井の頭公園駅」より徒歩1分
電話番号:0422-47-6900
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira
11. 観覧車と花畑が映える!葛西臨海公園
JR京葉線「葛西臨海公園駅」を降りてすぐの場所に広がる「葛西臨海公園」は、面積約78万平方メートル。東京ドーム17個分もの広さを誇ります。
葛西臨海公園といえば、日本で2番目に大きな観覧車(高さ117m)があることでも有名。
広い園内ですが、観覧車を目指して歩いていくと、観覧車のふもとには季節ごとの花畑が広がります。
春には色とりどりの可愛らしいポピー。
夏には元気いっぱいの黄色いひまわり。
そして花の少ない冬の時期でも、白い水仙が楽しませてくれます。
観覧車が高さがありすぎて、なかなか花畑と一緒に写真を撮影するのは難しいのですが、やはり一緒に撮影するととても映えます。
葛西臨海公園
住所:東京都江戸川区臨海町六丁目
アクセス:JR京葉線「葛西臨海公園駅」より徒歩1分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kasairinkai
12. 東京のあじさい電車!京王井の頭線
じつは東京随一のあじさいが植栽されている「京王井の頭線」沿線。その数は24,000株とされ、電車に乗りながら、窓からあじさいを楽しむことができます。
雨水によって斜面が崩壊するのを防ぐために、あじさいが植栽されるようになったそう。
あじさいの中を走る電車を撮影することもできます。上の写真は、西永福駅〜浜田山駅のあいだで撮影したもの。
浜田山は、ちょっとしたセレブタウンと言われています。
橋の上から、あじさいの中を走る電車を撮影することも。上の写真は、新代田駅〜東松原駅のあいだで撮影したもの。「羽代橋」から撮影しました。
13. 和の雰囲気で映える!上野東照宮ぼたん苑(上野)
上野東照宮ぼたん苑は、冬、春、秋の期間限定で開園します。どの季節も、和の雰囲気ばっちりの映える写真を撮影することができます。
五重塔を借景にした情緒ある風景に、心も癒されます。
東京では数少ない、雪の降った翌日に訪れると、真っ白な雪のなか、色とりどりの大きな牡丹が咲いていて感動します。
入園料はそれなりにしますが、関東最大規模のぼたん苑。思っていた以上に見応えがあり、「まだ先があるのか!」と嬉しい驚きとともに苑内を散策することができるでしょう。
上野東照宮ぼたん苑
住所:東京都台東区上野公園9-88
アクセス:JR「上野駅」公園口より徒歩5分/東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩10分
https://uenobotanen.com/
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