神奈川県伊勢原市の丹沢にある「大山」は、標高1,252mの山。大山の中腹、標高725mの場所には「大山阿夫利神社」の下社が鎮座し、山頂には本社が鎮座しています。
そして下社には、絶景カフェとも天空カフェとも呼ばれる「茶寮石尊」があり、インスタ映えするカフェとして人気を集めています。
今回は、大山阿夫利神社参拝と、絶景カフェ「茶寮石尊」を訪れた休日をご紹介していきます。
伊勢原駅から大山阿夫利神社・下社へLet’s Go!
小田急線「伊勢原駅」北口のバス停(4番)から、神奈川中央交通バス(伊10・大山ケーブル行き)に乗車し、約25分。
終点の「大山ケーブル駅」で下車をします(トイレがあるので、こちらでトイレへ行っておくと安心です)。
ここからは石段(362段)がつづく参道「こま参道」を約15分歩きます。
途中アーケードになっている参道沿いには、お土産屋さんや、大山名物の「豆腐料理」を提供するお食事処が並んでいるので、帰りはここでランチを食べよ〜などと話しながら歩いていると、あっという間に、大山ケーブルカー「山麓駅」に到着します。
大山ケーブルカーは、山麓駅–中間駅–山上駅を結んでおり、山上駅(阿夫利神社駅)までの往復きっぷを買いましょう。
ちなみに大山ケーブルカーは2016年度グッドデザイン賞を受賞しています。
ケーブルカーの座席が選べるのなら、一番後方の席がおすすめ!眼下に美しい眺めを楽しめます。
ケーブルカーに乗って約6分で「山上駅」に到着し、おりて数分歩くと、いよいよ「大山阿夫利神社」の下社に到着します。
最後には、長い石段が待っています!!
絶景カフェ「茶寮石尊」
参拝する前に、まずは今回の旅の最大の目的であった絶景カフェ「茶寮 石尊」へ向かいます。
下社の境内にあるので、すぐにわかります。
大山阿夫利神社からの眺望は、なんと『ミシュラン・グリーンガイド』において2つ星を獲得しており、「茶寮 石尊」からはミシュランお墨付きの景色を眺めることができるのです!
今回筆者がいただいたのは、一番人気だという「升ティラミス(750円)」と、スパイシーラテ(680円)。御神水で淹れたコーヒーをいただけるんですよ。
升ティラミスはチーズがたっぷりと濃厚で美味!濃厚だけど全然重たくなくて、パクパクと食べ進めてしまいます。
絶景カウンター席からは相模平野と遠くに海を眺めることができ、江の島や三浦半島、そして110kmも離れた房総半島までも見渡すことができます。
美しい景色を眺めながら、美味しいスイーツと、あったかい(訪れたのは寒い日だった)スパイシーラテで、ほっこりとする時間は至福です。
カフェ「茶寮石尊」には、絶景カウンター席のほか、店内にはテーブル席とお座敷席もあります。
どうしても絶景カウンター席に座りたかったので、平日の午前10時ごろにカフェに訪れましたが、筆者たち以外には1組しかいませんでした。
寒い時期ということもあり空いていたとも考えられますが、絶景カウンター席を狙いたい場合は、午前中にはカフェに着くように訪れるといいかもしれません。
こちらは、今回一緒に旅をした友人が注文した「水まんじゅう(600円)」。この水まんじゅうは御神水を使用しており、透明感があって宝石のようにキラキラしていました。
絶景カフェ「茶寮石尊」のメニューや営業時間
こちらがカフェ「茶寮 石尊」のメニューになります。
軽食類などはないものの、ドリンクメニューが豊富で、参拝前や参拝後の休憩にぴったりです。
営業時間は、平日が9:45〜16:00(ラストオーダー 15:30)、休日が9:45〜16:30(ラストオーダー 16:00)。
大山ケーブルカーの最終時刻に合わせてあるようです。
定休日はとくになく不定休で、天候により臨時休業する場合もあります。
大山阿夫利神社・下社を参拝
大山阿夫利神社のご利益は、願望実現と仕事運上昇だそう。
大山は、別名「あめふり山」とも呼ばれており、境内には可愛らしい「傘みくじ」がありました。
大吉は快晴、友人は末吉で大雨と、吉凶を天気で表現しています。
先ほども書いたとおり、ミシュランのお墨付きというだけあって、境内からは素晴らしい眺望を楽しむことができます。
下社の参拝だけでも満足度が高く、十分にパワーをいただけますが、足腰に自信のある方はぜひ山頂まで登ってみましょう。(登山ができる服装で登るのがおすすめです)
山頂はとても強いパワースポットと言われています。
大山阿夫利神社の山頂・本社への登山(ハイキング)
下社から山頂にある本社までは、約90分の登山(ハイキング)となります。
しっかりした、なかなか本格的な登山道で、途中には大きな岩がゴロゴロとしいたりと、けっして歩いやすいとは言えない道がつづきます。
しかし途中には見所もおおく、夫婦杉や、なんと言っても富士見台からはとても大きな富士山を眺めることができ、「山頂まで頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。
そして驚いたことに、野生のシカが目の前に現れました。
途中で休憩しながらの登山は結局2時間近くかかり、いよいよ山頂へ到着!
なんとこの日はトイレが使えず、本社も開いていませんでしたが…それでも山を登った爽快感でいっぱいです。
大山の山頂は富士山から繋がる強い龍脈の上にあるそうで、エネルギーに満ちていると言われています。
しっかりとパワーをいただいて、下山です。
下山はそれほど時間がかからず、だいたい60分と言われていますが、なにせ山頂でトイレが使えなかったので早足で下山したら60分もかからなかったように思います。
こま参道にある「西の茶屋」でランチ
登山のあとは大山ケーブルカーで山麓駅まで戻り、「こま参道」沿いにある豆腐料理のお店で、遅めのランチをいただきました。
昔からこの地で営業しているのだろうなと思わせる「西の茶屋」というお店です。
店内は広くお土産も扱っており、芸能人のサインも飾られていました。(サインが飾られていると、なんだか間違いなさそうな気がしますよね)
ランチにいただいたのは、豆腐料理3品コース(1,620円)と、半ライス漬物つき(170円)で、合計1,790円。
登山でつかれた身体に染みわたる、豆腐の優しい味わいです。
豆腐料理のほかにも、ゆば蕎麦やゆばうんどんなどの麺料理もありました。
大山阿夫利神社(茶寮石尊)へのアクセス
小田急線「伊勢原駅」北口のバス停(4番)から以下のような工程で、大山阿夫利神社・下社(茶寮石尊)へアクセスできます。
【START】伊勢原駅
↓
①バス(約25分)
↓
②徒歩(約15分)
↓
③ケーブルカー(約6分)
↓
【GOAL】大山阿夫利神社・下社(茶寮石尊)
大山阿夫利神社(茶寮石尊)へのアクセス詳細
地図が苦手な筆者でも迷うことなくアクセスできたので、安心してくださいね。
【START】小田急線「伊勢原駅」からバスに乗ろう!
①小田急線「伊勢原駅」北口のバス停(4番)から、神奈川中央交通バス(伊10・大山ケーブル行き)に約25分乗り、終点「大山ケーブル駅」で下車します。(大山ケーブル駅にトイレがあります)
②階段がつづく参道を15分ほど歩くと「大山ケーブル・山麓駅」に到着。(参道にはお土産屋さんやお豆腐料理屋さんなどがポツポツあります)
③ 大山ケーブルカーに約6分乗り、終点「阿夫利神社・山頂駅」で下車。少しだけ歩きます。
【GOAL】「大山阿夫利神社・下社(茶寮石尊)」に到着!