【東京】喧騒をのがれ非日常気分が味わえる場所13選

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迎賓館赤坂離宮

休日には忙しい日常を離れて非日常気分を味わいたい!できればあまり遠くへ行かず、東京都内でゆっくりと非日常気分を味わえたら…。この記事では東京で非日常気分が味わえる、とっておきの場所をご紹介しています。

目次

1. 鳩山会館

鳩山会館

鳩山会館自体が素敵であるはもちろんのこと、立派な邸宅へつづく坂道も雰囲気ばつぐん!緑に囲まれた坂道には洒落た街灯もあり、どこか素敵な別荘を訪れているような錯覚を起こさせてくれ、非日常気分を味わえます。

鳩山家の洋館が文京区音羽に姿を現したのは、大正13年のこと。建てたのは、元内閣総理大臣の鳩山一郎です。傷みがひどかったが、大修復をし、その際、一郎らを記念する部屋を設け公開されることとなり、現在に至ります。

特に目を奪われるのは、大きなステンドグラス。ステンドグラスというと洋を感じますが、描かれているのは、五重塔のような和のモチーフ。そして、ハト。色鮮やかでとても美しく、ずっと眺めていたくなります。

2階は主に記念室となっており、鳩山一郎らにまつわる記念の品が展示されています。

そして1階には、いくつもの素晴らしい応接室と英国風サンルームがあり、お嬢様になった気分を味わえます。またサンルームの脇には給水器が設置されていて、目の前に広がるバラの咲く庭を眺めながらお水やお茶をいただくことができます。

鳩山会館
住所:東京都文京区音羽1-7-1
アクセス:地下鉄「江戸川橋駅」より徒歩7分/地下鉄「護国寺駅」より徒歩8分
開館時間:10時〜16時
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)/1〜2月と8月は資料整備と修繕のため長期休館あり
HP:http://www.hatoyamakaikan.com/

2. 東京湾シンフォニークルーズ

東京湾シンフォニークルーズ

船に乗って東京湾をめぐりながら、おいしいお食事やスイーツをいただく時間は、日常の忙しさを忘れさせてくれるひとときです。

東京湾シンフォニークルーズでは、ランチクルーズやディナークルーズも実施していますが、お値段もお手頃に楽しめるアフタヌーンティークルーズがとくにおすすめ!

50分という時間ですが、おいしいスイーツを楽しみながら東京湾からの開放的な景色を楽しむにはちょうどいい時間です。

いつもより少しだけお洒落をしてお出かけするのも、女性にとっては楽しみのひとつですね。

東京湾シンフォニークルーズ
https://www.symphony-cruise.co.jp

3. コニカミノルタプラネタリアTOKYO

東京ではなかなか見ることができな満天の星空が頭上いっぱいに広がり、星の物語や音楽が非日常へ誘ってくれます。

コニカミノルタプラネタリアTOKYOには2つのドームがあり、DOME1は床からドーム天頂まで全体を包み込むように映像を映し出します。

そしてDOME2にはプレミアムシート『銀河シート』があり、座り心地を追求したシートでよりリラックスして星の世界が楽しめます。

コニカミノルタプラネタリアTOKYO
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン9階
アクセス:JR山手線「有楽町駅」中央口・銀座口より徒歩3分/東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D7出口より徒歩3分
HP:https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/

4. ホテル雅叙園東京

ホテル雅叙園東京のパンドラ
ホテル雅叙園東京のパンドラ

JR「目黒駅」から歩いて5分の場所にある「ホテル雅叙園東京」。ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間から、心おどる別世界が広がりますが、とくに宿泊者以外も利用できるカフェラウンジ「パンドラ」が、とても非日常的な空間なんです。

大きなガラス張りの窓の外には滝の流れる涼しげな庭園が広がり、吹き抜けの天井は高く明るい光が差し込みます。庭園に出ることもできますよ。

さすがにホテルのラウンジで、従業員さんも気配りが素晴らしく優雅なひととき。

目黒という都会でありながら、ゆったりとした時間が流れる空間は、慌ただしい日常を忘れさせてくれるでしょう。

百段階段
百段階段

またホテル雅叙園東京には、東京都指定有形文化財「百段階段」があります。百段階段とは通称で、ホテル雅叙園の前身である「目黒雅叙園3号館」にあたり、当時は料亭として営業していました。

“昭和の竜宮城”と呼ばれた豪華絢爛な建物は、一見の価値あり!階段だけでなく、各部屋の天井画の美しさに見惚れてしまったり、タイムスリップしたような非日常気分を味わえます。

百段階段は一般公開されており、企画展と合わせて見学できたり、ランチ付き見学プランがあります。以前は企画展の間のみ見学できましたが、現在はそのほかの期間でも見学できるようです。公式ホームページで確認してみてくださいね。

ホテル雅叙園東京
住所:東京都目黒区下目黒1-8-1
アクセス:JR「目黒駅」より徒歩3分
HP:https://www.hotelgajoen-tokyo.com/

5. 江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園は小金井市の小金井公園内にあり、文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示する野外博物館です。 ものすごく簡単に言えば、昔のたてものがたくさん建っているスポット。その数はなんと約30棟!

なんだか昔の世界にタイムトリップしたような、映画セットの中に迷い込んだような、そんな感覚を味わえ、浴衣や着物姿で訪れる方も見かけます。

映画『千と千尋の神隠し」に出てくる”油屋”のモデルとなった建物もありますよ。

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江戸東京たてもの園
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 小金井公園内
最寄駅:JR「武蔵小金井駅」からバス約5分/西武新宿線「花小金井駅」からバス5分
開園時間:4月~9月:午前9時30分~午後5時30分/10月~3月:午前9時30分~午後4時30分
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
HP:https://www.tatemonoen.jp/

6. 国立新美術館

日本で5番目の国立美術館として2007年に開館した「国立新美術館」。日本最大級の展示スペースを誇る美術館で注目を集めるのは、芸術鑑賞だけではなく空間そのものであり、3つのカフェの存在も見逃せません。

とくに「サロン・ド・テ ロンド」は、逆円すい形をした建物上にカフェスペースが広がっており、宇宙ステーションのよう。まさに非日常気分を味わえるカフェです。

じつはこのカフェ、大ヒット映画『君の名は』で、主人公の瀧くんがデートで訪れたカフェとして描かれているんですよ。

スイーツとドリンクで非日常気分を味わないながら、ゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか?

国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
アクセス:東京メトロ千代田線乃木坂駅・青山霊園方面改札6出口(美術館直結)/東京メトロ日比谷線「六本木駅」4a出口から徒歩約5分/都営地下鉄大江戸線「六本木駅」7出口から徒歩約4分
HP:https://www.nact.jp/

7. 旧古河庭園

旧古河庭園

旧古河庭園の内部を見学するには、往復葉書による事前の申込みが必要なのですが、内部を見学しなくても、十分に非日常気分を味わえるスポットです。

この絵になる可愛らしい洋館の前には美しいバラの咲く庭園が広がっており、とくにバラの季節にはカメラを構えた人の姿がたくさんみられるほど、景観の美しさが人気。

また洋風庭園だけでなく、立派な日本庭園もあります。その日本庭園を手がけたのは、小川治平衛(1860〜1993 年)という京都の庭師。庭園の中心には心字池があり、池を囲むように、雪見灯篭、大滝、枯滝、奥の院型灯篭が配置されています。

旧古河庭園
住所:東京都北区西ヶ原一丁目
アクセス:JR京浜東北線「上中里駅」より徒歩7分/東京メトロ南北線「西ヶ原駅」より徒歩7分
開園時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休園日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html

8. 迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮


1909年(明治42年)に東宮御所として建てられた迎賓館赤坂離宮。現在、世界各国から国王や大統領をはじめとする賓客をお迎えする国の迎賓施設となっていますが、一部は一般公開されており見学することができます。

本館と庭園(主庭・前庭)の見学は事前の申し込みはいらず、当日に見学することが可能。

ネオ・バロック様式の豪華絢爛な建物の中へ一歩足を踏み入れると、ここが日本であることを忘れてしまいそうな、まさに非日常の煌びやかな世界が広がります。

そしてなんと!1日20食限定で、前庭のキッチンカーでアフタヌーン・ティーも提供しています。

迎賓館赤坂離宮
住所:東京都港区元赤坂2-1-1
アクセス: 中央線・総武線「四ッ谷駅」赤坂口より徒歩約7分/丸ノ内線「四ッ谷駅」1番出口より徒歩約7分/南北線「四ッ谷駅」2番出口より徒歩約7分
HP:https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/

9. 東京ジャーミイ

東京ジャーミイ

東京の、なんと代々木上原に、異国情緒あふれるモスクがあるんです。

モスクというと海外旅行でしか目にしたことがない方も多いと思いますが、東京にもこんなに立派なモスクがあるとは驚きですよね。しかも「東京ジャーミイ」は、日本にあるモスクのなかで最も大きいのだそうです。

内部を見学することもでき、土日祝には14時30分からガイド付きの無料ツアーも実施しています。

煌びやかな装飾がされたモスク内は、2階には男性、3階には女性専用の礼拝堂があり、露出の少ない服装でお出かけください。礼拝堂にはいる際にはスカーフで髪も覆わなくてはいけませんが、スカーフは借りることもできます。

休日に非日常気分を味わいたい方は、東京ジャーミイでイスラムの世界に触れてみてはいかがでしょうか。

東京ジャーミイ
住所:東京都渋谷区大山町1-19
アクセス:小田急線「代々木上原駅」より徒歩5分
HP:https://tokyocamii.org/ja/

10. 根津美術館

根津美術館

東京に数ある美術館の中でも、しっとりとした非日常の時間を過ごせる美術館が「根津美術館」です。

表参道駅から歩いて10分という都会にある、実業家である根津嘉一郎(ねづかいちろう)のコレクションからはじまった私立美術館です。

竹のエントランスにはじまる和モダンな美術館の敷地内には、ここが南青山だとは思えない立派な日本庭園もあり、また庭園に囲まれたガラス張りのカフェ「NEZUCAFÉ」を併設。アート鑑賞のあとに、緑豊かな庭園を眺めながらカフェで過ごす時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

根津美術館
住所:東京都港区南青山6-5-1
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A5出口より徒歩8分
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:月曜日・展示替期間・年末年始(ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日)
HP:http://www.nezu-muse.or.jp/

11. 三鷹の森ジブリ美術館

ジブリ美術館

非日常!というかジブリの世界!が味わえる「ジブリ美術館」。ここだけを目指すなら「三鷹駅」からのほうがわかりやすいです。しかし井の頭公園の散歩を楽しみながら行くなら「吉祥寺駅」から歩いてもいいでしょう。

オープン以来ずっと大人気の「ジブリ美術館」は、いきなり行っても入場することはできません。ローソンチケットで日時指定の入場チケットを購入する必要があります。

遊び心のあるトトロのニセの受付からはじまり、ワクワクが詰まった館内はどこもかしこもジブリワールド!ジブリ・オリジナル短編アニメーションを上映する小さな映像展示室「土星座」に、お土産屋さん「マンマユート」やカフェ「麦わらぼうし」もあり、お土産屋さんはとくに混雑している人気スポットです。

ジブリ美術館
住所:東京都三鷹市下連雀1丁目1-83
アクセス:JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」より徒歩18分/JR「三鷹駅」南口から徒歩15分
HP:http://www.ghibli-museum.jp/

13. 旧岩崎邸庭園

旧岩崎邸庭園

不忍池のすぐ近くにある旧岩崎邸庭園は、三菱創設者・岩崎家本邸として、ジョサイア・コンドルの設計により明治29年に完成。木造2階建て、地下室つき付きの本格的なヨーロッパ式邸宅です。

明治期の上層階級の邸宅を代表する西洋木造建築で、館内の随所に見事なジャコビアン様式の装飾が施されています。

旧岩崎邸には、洋館だけではなく和館も存在し、出口は和館の方となっています。和館ではお抹茶をいただくことができるので、見学の最後にゆっくりお抹茶をいただきながら、非日常の時間をしみじみと味わってみてはいかがでしょうか。

旧岩崎邸庭園
住所:東京都台東区池之端1-3-45
アクセス:地下鉄「湯島駅」より徒歩3分
開館時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
休館日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index035.html

13. 板橋区立熱帯環境植物館

板橋区立熱帯環境植物館


規模はそう大きくはありませんが、密かな人気を集めている「板橋区立熱帯環境植物館」。東南アジアの熱帯環境を再現しており、ミニ水族館も併設。東京という都会から飛び出して旅をしているような、ちょっとした非日常気分を味わえる空間が広がっています。

館内には「喫茶店クレア」があり、植物館の緑を眺めながら、ナシゴレンやグリーンカレー、ガパオライスなど東南アジアらしいメニューが楽しめます。

板橋区立熱帯環境植物館
住所:東京都板橋区高島平8-29-2
アクセス:都営三田線「高島平駅」東口より徒歩約7分
HP:https://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパートで執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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