京王井の頭線は、渋谷駅と吉祥寺駅をむすぶ5両編成の電車です。渋谷駅から急行で、下北沢、明大前、そして次が永福町。
永福町駅から5分ほど歩いた路地に佇むのが築90年以上の古民家カフェ「木花日和(このはなびより)」です。
12時のオープンと同時にお店の前には看板が置かれ、それが置かれなければ、ここがカフェだとは気づかないように、ひっそりと佇んでいます。
ランチの予約は当日10時30分より
2022年3月現在、ランチは12時〜14時30分で、ラストオーダーは13時。当日の10時30分からランチの予約(各種お食事メニュー+ドリンク+デザートのセットメニュー)ができます。
またティータイムは15時30分〜18時で、ラストオーダーは17時になります。
風のうわさで、なかなか電話が繋がらないとか、すぐに満席などという事を聞いていたので、筆者は土曜日の10時30分に張り切って電話すると、あっさりと繋がり、予約が取れました。
しかし実際に「木花日和」に訪れてみると、座席数は少ないので、タイミングがよくなければ、あっという間に満席になるのもうなずけます。
ただ、この日一緒に訪れた友人も、以前に一人で「木花日和」を訪れたことがあるようですが、10時30分に電話をして、すぐに予約が取れたと言っていました。
黒パンプレート(サラダ・ミニスープ付)ランチ
ランチは3種類あり、黒パンプレート(2,600円)、自家製チキンカレー(2,400円)、スープセット(2,300円)の3種類。
筆者は黒パンプレートをいただきました。
そして黒パンプレートでは、黒パンのオープンサンドを4種類から2種類を選ぶことができます。
①生ハム・カマンベール
②アボカド・トマト・オリーブ
③オイルサーディンじゃがいもバジル
④マスカルポーネ・季節の果物・生ハム
筆者は②と④。
色あざやかな野菜たちで埋めつくされた、とっても賑やかなランチプレートです。
野菜のおいしさはもちろん、ドレッシングもおいしいし、黒パンもおいしいし、終始「おいしい」しか言わないぐらい大満足なプレートでした。
そしてスープも選ぶことができ、筆者は人参とビーツのポタージュにしました。友人はカリフラワーのポタージュを選んだのでちょうど紅白の組み合わせに。
ちなみにお水はただのお水ではなくて、白湯。しかもほんのりと生姜の味がしました。
大人気!見た目も可愛い空とぶプリン
ランチドリンクは選ぶものによって値段が変わりますが、筆者が注文したコーヒーは+100円。
時間をかけて淹れてくれたようで、とても飲みやすいコーヒーは、プリントの相性もばつぐんでお代わりしたいぐらいでした。
デザートも選ぶものによって値段が変わりますが、空とぶプリンは+300円(ちなみにティータイムのときは600円)。
お花が描かれたお皿のうえに、さらに足の長いグラスが置かれ乗ってやってきた「空とぶプリン」は、まさに宙に浮いているかのようなプリンです。
プリンの上に乗っている果物などは季節によって変わるようで、この日はいちご。桜チップのようなものもかけられていて、季節を感じることができます。
そしてプリンは程よく硬さがあり、カラメルのほろ苦さが大人な味。生クリームの甘さとちょうどいい。
木花日和のランチは予約がベスト
居心地が良くていつまでも過ごせてしまえそうな空間ですが、ランチは14時30分までで、15時30分からのティータイムまで一旦クローズします。
だから強制的にカフェを出なくてならず(笑)もしかしたら、あまりに居心地がよくてお客さんが長居したくなってしまうから、一旦クルーズするのかな?とも考えてしまいました。
と言いつつ、実際にはクローズの時間にお店の方がランチタイムを取るのでしょうね。
木花日和のランチをいただくなら、予約はしたほうがいいです。またカードは使えないので、現金を用意しておくといいです。
木花日和
住所:東京都杉並区和泉3-17-1
アクセス:京王井の頭線「永福町駅」より徒歩5分
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