5月といえば大型連休や子どもの日、母の日などイベントの多い月。新緑が美しく気持ちのいい5月には、足を運びたい美しい花畑や、おいしい旬の食べ物もたくさんあります。この記事では5月におすすめの楽しみ方をご紹介しています。
1. ツツジの絶景を見にいく
東京都青梅市の塩船観音寺
5月の花といえばツツジ。街を歩いていてもツツジに出会うことができますが、せっかくならツツジが一面に咲き誇る絶景を見にいってみてはいかがでしょうか?
地域によって見頃は違ってきますが、5月上旬や中旬ごろまで楽しめます。
ビビッドな赤、白、ピンクのツツジがまるで絵画のように咲き誇る光景は、思わず写真を撮りたくなってしまいます。
東京では「根津神社」や「塩船観音寺」、神奈川なら箱根の「山のホテル」では富士山とツツジのコラボレーションが楽しめます。そのほか群馬の「つつじが岡公園」など、全国にはたくさんのツツジの名所があります。
2. フォトジェニックなバラ園へいく
福島県にある佐藤梨園のローズガーデン
5月は春バラの季節。全国各地のイングリッシュガーデンやバラ園ではうっとりするようなバラの世界が待ち受けています。
場所によっては、ローズティーやバラのソフトクリームなど、期間限定でバラにちなんだグルメを提供しているところもあり、5月ならではの味を楽しむのもおすすめ!
バラのトンネルなど趣向をこらした写真映えスポットが用意されているガーデンも多く、ぜひお洒落をしてお出かけをし、写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか?
関東で有名なバラ園といえば千葉にある「京成バラ園」。園内にはレストランやカフェもあり、名物のバラのソフトクリームもいただけます。
3. 藤棚の絶景を見にいく
兵庫県にある白毫寺の藤
5月に見たい花はまだまだあります。だいたいゴールデンウィーク頃に見頃を迎える藤の花。きれいな紫色をした藤は、日本らしい風情を感じさせてくれます。
全国には圧巻の藤棚のトンネルが楽しめる場所がたくさんありますが、関東ではやっぱり栃木の「あしかがフラワーパーク」です。
かつてCNNが選出した「世界の夢の旅行先」に日本で唯一選ばれたことから、世界的に有名なスポットになりました。
また東京では「亀戸天神」がおすすめ。スカイツリーと藤棚のコラボレーションを見ることができます。
4. ネモフィラの絶景を見にいく
茨城県にある国営ひたち海浜公園
一面に広がるネモフィラの青い絨毯!だいたい4月中旬〜5月上旬にかけて見頃を迎える場所が多く、茨城にある「国営ひたち海浜公園」は全国的にも有名なネモフィラの名所です。日本でのネモフィラブーム発祥の地として県外からも多くの人が訪れます。
また山中湖沿いに広がる「山中湖 花の都公園」では、ネモフィラ越しの富士山が楽しめ絶景スポットとして人気。例年、5月いっぱいはネモフィラを楽しめます。
5. いちご狩りのラストシーズン
5月に楽しめる果物狩りといえば、いちご。いちご狩りのシーズンは12月〜5月までの場所が多く、5月をのがすと次は12月になります。
いちご狩りは30分、45分食べ放題のところが多いですが、中には食べ放題ではない農園もあるので事前にチェックしておきましょう。
またいちご狩りと合わせて、いちごスイーツがいただけるカフェを併設しているところもあるので、農園直営のカフェでいちごスイーツをいただくのもいいですね。
東京では、府中にある「府中いちご狩り園」。東京いちごカフェを併設し、いちごパフェなどをいただくことができます。
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6. 5月のアフタヌーンティーを食べにいく
ホテルなどでは毎年季節ごとのアフタヌーンティーを展開しており、5月までは春のアフタヌーンティーを用意しているところもあれば、5月・6月と初夏のアフタヌーンティーを用意しているところもあります。
春のアフタヌーンティーは桜をイメージしたピンク色のものが多いので、5月らしさを感じるなら初夏のアフタヌーンティーの方がいいかもしれません。
どちらにしろ見た目にも華やかで、気分をウキウキさせるアフタヌーンティーは、浮き足立つ5月の楽しみ方にぴったりです。
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7. 潮干狩りをする
地域によって多少の差はありますが、少しずつ暑さも増してくる5月は連休もあることから、潮干狩りシーズンとしても知られています。
俳句の世界では「潮干狩り」は春の季語でもあるんですよ。
潮干狩りとは潮がひいた干潮時に、熊手などで砂のなかのアサリやハマグリなどを採取すること。全国各地に潮干狩りができる砂浜が点在しているので、5月の休日には、近くで潮干狩りができるスポットを探して訪れてみてはいかがでしょうか?
翌朝は、自分たちで採ったあさりのお味噌汁をいただくのも楽しみのひとつですね。
8. 登山シーズンのはじまり
5月といえば登山シーズンのはじまりです。本格的な登山とまでいかなくても、低山で気持ちのいいハイキングを楽しんでみるのもおすすめ。
山に登ってみるとわかりますが、大自然のなかは空気がちがい、すれ違う人との「こんにちは〜」などの挨拶が、とても気持ちがいいんです。
筆者と一緒に山をのぼった友人も「山に登ると、みんな優しくなるのかな?大丈夫って声かけてくれたりして嬉しいよね」と話していました。
登山は一期一会の交流も楽しめる素敵なアクティビティです。
9. お弁当もってピクニック
5月も中旬をすぎると暑さが先行してきますが、まだまだピクニックシーズン!とくに5月はさまざまな花が咲き誇る季節で、公園では美しい花畑や花壇もあわせて楽しむことができます。
手づくりのお弁当はやはり温かいぬくもりを感じていいものですが、面倒な場合はデパ地下のおいしいお惣菜を利用するのもアリですね。
もしくはおいしいパン屋さんのパンとコーヒーをテイクアウトして、公園でのんびりと過ごすだけでも気分転換になります。
10. 渓谷へハイキング
山梨県にある西沢渓谷
5月といえば新緑の季節。そして、だんだん暑さを感じてくる時期でもあり、清々しい緑あふれる自然のなか、涼やかな川が流れる渓谷へのハイキングはとても気持ちがいいものです。
浅瀬では川に足をつけることができる場所もありますが、5月は川が流れる音を聞いているだけでも涼やかで心が癒されます。
また全国には綺麗なエメラルドグリーンをした川が流れる渓谷や、切り立った崖が迫力ある渓谷など、いわゆる「絶景」とよばれる渓谷もあります。
余裕があれば、そのような絶景渓谷を見にいくのもいいですね。
11. 母親と小旅行をする
5月といえば母の日ですね。何かものを贈るのもいいけれど、一年に一度の母の日がある5月に、お母さんと一緒に小旅行を楽しんでみるのはいかがでしょうか?
宿泊できなくても、観光地へ出かけてみたり、温泉街で日帰り温泉や足湯、温泉グルメを楽しむだけでも楽しいものです。
お母さんに「どこか行ってみたいところある?」と聞いてみるのもいいかもしれませんね。
ホテルのアフタヌーンティーを食べに一緒にお出かけするのもオススメです。
12. 圧巻の鯉のぼりを見にいく
栃木県にある蔵の街
5月といえば、こども日があり、あちらこちらで鯉のぼりが飾られます。
最近では、川をまたぐようにして何百もの鯉のぼりが飾られている風景も各地でみられるようになりました。
群馬県の「館林こいのぼりの里まつり」では、全会場をあわせると5,000匹を超える鯉のぼりが空をおよぎ、ギネスにも認定されました。
また石川県の浅野川では、鯉が空を泳ぐのではなく、川のなかを優雅に泳ぐような「鯉流し」が開催されるなど、各地でさまざまな圧巻の鯉のぼりを楽しむことができます。
13. 新茶の季節を楽しもう
福岡県にある八女中央大茶園
5月といえば新茶の季節です。新茶とはその年の一番最初にでてきた新芽を摘みとり作ったお茶のことで、最もおいしいお茶だと言われています。
新茶の季節の楽しみ方といえば、新茶を買い味わうのはもちろん、お茶の名産地で茶摘み体験もおすすめ。
日本茶が味わえるカフェでまったりと時間を過ごすのもいいですね。
14. テンションあがる!可愛いレイングッズを買う
もうすぐやってくる梅雨の季節を楽しむために、テンションがあがる可愛い長靴(レインシューズ)や傘、レインコートなどのレイングッズを購入するのも、5月の楽しみ方のひとつ。
どんよりしがちな梅雨だからこそ、明るい色のレインコートがあれば、それだけで気分が晴れやかになり、雨の中だってお出かけしたくなるもの。
とくに雨で靴のなかが濡れるとテンションが下がりますよね。しかし奮発してでも可愛いレインシューズを買っておくと、やっぱりお出かけが楽しくなります。
15. みんなでワイワイ!バーベキューを楽しむ
いよいよバーベキューシーズンが到来する5月。自然いっぱいの河原や公園で、みんなでバーベキューを楽しんでみてはいかがでしょうか?
手ぶらでバーベキューができるスポットも増えており、気軽に楽しめるようになりました。と言っても、みんなで食材の買い出しを行うのも楽しみの一つだったりもしますよね。
開放的な屋外で食べるご飯のおいしさは、どんなレストランよりもおいしく感じてしまうから不思議ですね。
16. 山菜料理にチャレンジする
春先から初夏にかけて、ふきのとうやたらの芽、うど、こごみなどの山菜が採れる季節です。
普段なかなか山菜料理にチャレンジすることがない方は、5月は山菜料理をご自宅で味わってみてはいかがでしょうか?
山菜の天ぷらやお浸しを食べながら、季節を感じることができます。また山菜ではありませんが筍ごはんも、この時期に味わいたい料理のひとつ。
山菜採りツアーを開催している旅行会社や団体もあるので、山菜採りから楽しんでみるのもいいですね。
17. スリル満点!ラフティングを楽しむ
山からの雪解け水が川に流れ、水量が多くなる4月、5月、6月には、スリル満点のラフティングが楽しめるベストシーズンです。
ラフティングとは複数人でゴムボートにのり、みんなでパドルをこいで急流をくだり、川を進んでいくアウトドアアクティビティ。
大自然のなかで体を動かし爽快感も味わえることから、一度体験するハマる人の多い人気のアクティビティです。
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18. 着なくなった夏物を売るチャンス!
5月〜7月にかけては、気なくなった夏物をリサイクルショップに売るチャンスです。
衣替えとあわせて、「今年はもう着ないかな?」というアイテムや「買ったはいいけど去年は着なかった」という夏物を、リサイクルショップで買い取ってもらいましょう。
19. 大葉を育ててみる
大葉はいろいろな食材に合い、味のアクセントとしてとても重宝する野菜です。
スーパーでも安く手に入りますが、大葉は病気にかかりにくく家庭菜園としてベランダで育てて収穫を楽しむのもオススメです。
種から育てるなら4月〜5月が種まきに適しています。しかし初心者が育てるなら苗からのほうが育てやすく、苗は4月〜6月ごろまで販売されているので、その時期に苗の植え付けをするといいでしょう。