神社参拝のお楽しみの一つ、おみくじで運試し。この記事では、東京都内の神社で頒布している、趣向を凝らした可愛いおみくじをご紹介しています。(同じおみくじを扱っている神社が複数ある場合もございます。初穂料は後日変わる場合がございます。)
1. 赤坂氷川神社の「さくらんぼ結び」(赤坂)
東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩9分ほどの場所に鎮座する「赤坂氷川神社」は、東京三大縁結び神社のひとつです。
日本神話でも仲のいい夫婦とされている、素盞嗚尊(すさのをのみこと)・奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)、そして2人の子孫である大己貴命(おおあなむぢのみこと)をお祀りしています。
大己貴命は別名を「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と言い、日本最強の縁結び神社である「出雲大社」の御祭神です。同じ神様をお祀りしているのですね。
赤坂氷川神社で縁結びを願う方が引きたいおみくじが、「さくらんぼ結び(200円)」です。
いわゆる恋みくじと一緒に、さくらんぼ結びが同封されています。さくらんぼ結びは、ちりめん根付きのさくらんぼに、赤い糸がつけられているもので、赤い糸は「想いが届きますように」と巫女さんが丁寧にさくらんぼに結んでいます。
赤い糸には、災いを防ぎ、運命の人へ導く力があるのだそう。
さくらんぼ結びを、おみくじの隣にある”願の木”に結びつけることで、良縁をむすびます。
綺麗な緑の葉っぱをした木に、赤やピンクのさくらんぼ結びが結ばれていて、とても可愛いですね。
恋みくじは、また別に、結ぶ場所があります。
赤坂氷川神社
住所:東京都港区赤坂6-10-12
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番出口より徒歩9分/東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩9分/東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩10分/東京メトロ銀座線「溜池山王駅」12番出口より徒歩10分
https://www.akasakahikawa.or.jp/
2. 赤坂氷川神社の「はりこ干支みくじ」(赤坂)
赤坂氷川神社では、縁結びを願う「さくらんぼ結び」のほか、もう一つ可愛いおみくじがあります。それが「はりこ干支みくじ(500円)」。
はりこ(張り子)とは、型に紙を張り重ねて成形する技法です。はりこ干支みくじ以前は、陶器でできた十二支のおみくじを頒布していました。
色とりどりの十二支の置物に、おみくじがついています。
自分の干支を選ぶのも、もちろんアリですが、その年の干支の置物を飾ると縁起がいいそうなので、毎年運試しがてら、その年の干支のおみくじを選び、置物は持ち帰って飾るのもよさそうですね。
赤坂氷川神社
住所:東京都港区赤坂6-10-12
アクセス:東京メトロ千代田線「赤坂駅」6番出口より徒歩9分/東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩9分/東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩10分/東京メトロ銀座線「溜池山王駅」12番出口より徒歩10分
https://www.akasakahikawa.or.jp/
3. 馬橋稲荷神社の「きつねみくじ」(阿佐ヶ谷)
JR「阿佐ヶ谷駅」から徒歩9分ほど、「高円寺駅」からも徒歩11分ほどの住宅街に鎮座する「馬橋稲荷神社(まばしいなりじんじゃ)」。
鳥居の両側に龍が巻きついている”双龍鳥居”をもつ神社です。左が昇り龍、右が降り龍。昇り龍が天に願いをとどけ、降り龍が願いを叶えてくれると言われています。
「馬橋稲荷神社」で頒布している可愛いおみくじが「きつねみくじ(500円)」です。
きつねみくじの色は、白、黄、ピンクの3色。外には置かれておらず、社務所にて「きつねみくじを引きたいのですが」と声をかけると、どのおみくじがいいか引かせてもらえます。
簡単には取れないようにくっついていたので、もしかしたら防犯上の理由で、外に置いていないのかもしれません。
木でできたきつねが、おみくじをくわえていて可愛いです。木の部分は持ち帰ってメモスタンドにできます。
馬橋稲荷神社
住所:東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
アクセス:JR「阿佐ヶ谷駅」より徒歩9分/JR「高円寺駅」より徒歩11分
https://www.mabashiinari.org/
4. 鳩森八幡神社の「鳩みくじ」(千駄ヶ谷)
JR総武線「千駄ヶ谷駅」などから徒歩5分ほどの場所にある「鳩森八幡神社」。境内に富士塚があることで知られています。
富士塚の頂上には富士浅間神社・奥宮には木花咲耶姫(このはなさくやひめ)がお祀りされており、女子力アップのご利益が期待できるとして女性に人気です。
鳩森八幡宮で頒布している可愛いおみくじが「鳩みくじ(100円)」です。おみくじが鳩の形になっているシンプルなもの。
おみくじを開くと、鳩のイラストがつぶやくように、吹き出しでお言葉が書かれていました。
じつはこの「鳩みくじ」、東京の西太子堂にある「太子堂八幡神社」でも見つけました。
鳩森八幡神社
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-1-24
アクセス:JR総武線「千駄ヶ谷駅」より徒歩5分/東京メトロ副都心線「北参道駅」より徒歩5分/都営大江戸線「国立競技場駅」より徒歩5分
https://www.hatonomori-shrine.or.jp/
5. 赤城神社の「うさぎみくじ」(神楽坂)
神楽坂にある「赤城神社」は、隈研吾氏が設計した神社です。スタイリッシュな雰囲気の境内にマンションが建っているのも印象的。パスタやスイーツがいただけるカフェもあり、休日のおでかけにもぴったりです。
赤城神社では、陶器製の可愛らしい”うさぎみくじ(500円)”を引くことができます。”うさぎみくじ”は社務所に置かれており、お守りを購入するように、お気に入りのうさぎを選んで社務所の窓口へ行き、お金を払います。
そのほかにも可愛らしい縁起物を頒布しており、「水引ブレスレット」や「栞 あかぎ姫の縁結び」は肌身離さずもっていたいアイテム。さまざまなカラーがあるので、友人への贈り物にもよさそうです。
赤城神社
住所:東京都新宿区赤城元町1-10
アクセス:東京メトロ東西線「神楽坂駅」出口1より徒歩1分/都営大江戸線「牛込神楽坂駅」出口A3より徒歩8分
https://www.akagi-jinja.jp/
6. 小石川大神宮の「手招喜犬みくじ」(後楽園)
東京ドームからも近い場所にある「小石川大神宮」の御祭神は、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)。伊勢神宮の分社です。とても綺麗な神社ですが、それもそのはず2021年にこの場所に遷座しました。
とても小さな神社ですが、黒豆柴の看板犬・こいしの御朱印がいただけるとのことで、御朱印をいただくための列ができるほど人気の神社です。
境内には鮮やかな花手水も施されていました。規格外のプラスフラワーを使用しているそうです。
小石川大神宮で引くことができる可愛いおみくじが「手招喜犬(てまねきいぬ)みくじ」です。初穂料500円で、隣にある通常のおみくじ箱にお金を投入します。
手招喜犬の中におみくじが入っているわけではなく、手招喜犬と一緒におみくじが同封されているタイプのものです。ちゃんと手招きしていて可愛いですね。
「手招喜犬みくじ」にはもうひとつ、板犬・こいしをイメージしたと思われるものもあります。
小石川大神宮
住所:東京都文京区小石川2-6-9
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」4B出口より徒歩4分/都営地下鉄三田線「春日駅」A3出口より徒歩5分/都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口より徒歩5分
http://koishikawadaijingu.jp
7. 小石川大神宮の「野球ボールみくじ」(後楽園)
勝運のご利益もある「小石川大神宮」。東京ドームが近いこともあり、野球ボールの形をしたユニークなおみくじ「野球ボールみくじ」があります。初穂料500円で、隣にある通常のおみくじ箱にお金を投入します。
こちらは野球ボールの中におみくじが入っているタイプ。他ではなかなか見かけないおみくじなので、野球好きな方はぜひ一度、運試しをしてみてはいかがでしょうか。
小石川大神宮
住所:東京都文京区小石川2-6-9
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」4B出口より徒歩4分/都営地下鉄三田線「春日駅」A3出口より徒歩5分/都営地下鉄大江戸線「春日駅」6番出口より徒歩5分
http://koishikawadaijingu.jp
8. 寛永寺清水観音堂の「パンダみくじ」(上野)
寛永寺清水観音堂は、上野恩賜公園内にあります。京都を代表する観光名所のひとつ「清水寺」を模した舞台造りのお堂で、国の重要文化財に指定されています。
寛永寺清水観音堂には「月の松」が復元。浮世絵師の歌川広重が『名所江戸百景』において、「上野山内月のまつ」と描いた風景。明治初期に台風による被害を受けましたが、2012年12月に復元されたものです。真ん中に不忍池弁天堂が見えます。
寛永寺清水観音堂では、上野のシンボルである可愛らしい「パンダみくじ(500円)」を引くことができます。中におみくじが入っています。
寛永寺清水観音堂
住所:東京都台東区上野公園1-29
アクセス:各線「上野駅」より徒歩5分
https://kiyomizu.kaneiji.jp
9. 桜神宮の「しだれ桜みくじ」(桜新町)
サザエさんの作者である長谷川町子さんが住んでいたことから「サザエさんの町」として親しまれている、桜新町にある「桜神宮」。
日本最高位の神様とされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)や、日本初の夫婦とされる伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)をはじめ数多くの神様がお祀りされており、とくに縁結びで有名です。
桜神宮で頒布している、可愛いおみくじが「しだれ桜みくじ(300円)」です(東京では、その他にも「しだれ桜みくじ」を頒布している神社はあります)。
なんだかもう、ネーミングにもグッときますね。
薄いピンクから濃いピンクまで、しだれ桜のような末広がりおみくじがぶら下がっています。
桜の季節に、桜を背景に撮影するとより可愛らしい「しだれ桜みくじ」。中をあけると鈴のお守りが入っていますよ。
桜神宮
住所:東京都世田谷区新町3-21-3
アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」北口より徒歩2分
https://www.sakura.jingu.net/
10. 五十稲荷神社の「姫みくじ」(神保町)
「神保町駅」A9出口から徒歩5分の場所にある「五十稲荷神社(ごとういなりじんじゃ)」はとてもこじんまりとした神社。宮司さんは生まれも育ちも神田っこで、神社を訪れただけで、なんだかアットホームな雰囲気が伝わってきます。
可愛らしい御朱印が人気ですが、おみくじもまた可愛い!
ピンク色の着物のデザインで思わずキュンくる「姫みくじ(200円)」。おみくじを開くとさらにキュン!なんと、「貴方の姫度」が書かれているではありませんか!女性たるもの、姫度が高いとなんだか嬉しくなってしまいます。
その他にも、
・貴方と双子姫
・この先一年の運勢
・今日からはじめる「姫活」
・運命の殿方
・貴方におくるお叱りの言葉
・姫に近づく幸運の鍵
と、さまざまな項目があり、とっても楽しい!
お昼休憩のあいだは社務所は閉まっていますが、「姫みくじ(200円)」は引くことができます。
五十稲荷神社
住所:東京都千代田区神田小川町3-9-1
アクセス:東京メトロ半蔵門線、都営三田線・新宿線「神保町駅」A9出口より徒歩5分
https://twitter.com/fiftyfox50
11. 太子堂八幡神社の「白鳩みくじ」(西太子堂)
東急世田谷線「西太子堂駅」より徒歩5分、「三軒茶屋駅」からも徒歩10分の場所にある「太子堂八幡神社」は、地元の人たちの癒しの場所です。
八幡神社は日本で最も多い神社で、八幡さまとは誉田別尊(ほんだわけのみこと)のこと。応神天皇(おうじんてんのう)としても知られています。
誉田別尊さまのお使いが白鳩であることから、「太子堂八幡神社」には白鳩のおみくじ(500円)があります。ぷっくりしていて可愛らしいおみくじですよね。
陶器製の白鳩のなかにおみくじが入っているもので、正面には神社の名前が記されています。キョトンとした顔でこちらを見ていて可愛らしいですよね。
太子堂八幡神社
住所:東京都世田谷区太子堂5-23-5
アクセス:東急世田谷線「西太子堂駅」より5分/東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩10分
https://www.taishido-hachiman.or.jp/
12. 太子堂八幡神社の「開運干支おみくじ」(西太子堂)
太子堂八幡神社の「白鳩みくじ」をご紹介しましたが、そのほかにも可愛いおみくじがたくさんあるんです。
つづけてご紹介するのは「開運干支おみくじ(500円)」。
紹介文には「生まれ年の干支はあなたを守ってくれると言われます。おみくじを引いた後は開運の置物としてお飾りください」とのこと。
同じ干支でも色が数種類あるものもあり、どれを選ぼうか迷います。
太子堂八幡神社
住所:東京都世田谷区太子堂5-23-5
アクセス:東急世田谷線「西太子堂駅」より5分/東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩10分
https://www.taishido-hachiman.or.jp/
13. 太子堂八幡神社の「笑福キツネ来ん吉くんおみくじ」(西太子堂)
太子堂八幡神社にはまだまだ可愛いおみくじがありますが、ひとまずこれでラスト!その名も「笑福キツネ来ん吉くんおみくじ」です。
境内社として「太子堂稲荷神社」があることから、紅白で縁起のいいキツネのおみくじも頒布されています。
太子堂八幡神社
住所:東京都世田谷区太子堂5-23-5
アクセス:東急世田谷線「西太子堂駅」より5分/東急田園都市線「三軒茶屋駅」より徒歩10分
https://www.taishido-hachiman.or.jp/
14. 六本木天祖神社の「六本木七七七みくじ」(六本木)
東京ミッドタウンのすぐ近くという、都会のど真ん中に鎮座する小さな神社「六本木天祖神社」。住所が、東京都港区六本木7-7-7で、なんとスリーセブン!縁起のいい神社です。
六本木の氏神様であり、日本一格式の高い神社である「伊勢神宮」を総本社としています。そのため「伊勢神宮」と同じ神様をお祀りしています。
六本木天祖神社には可愛いおみくじ、というよりユニークで写真映えするおみくじがあります。それが「六本木七七七みくじ(300円)」。
全10色のおみくじで、おみくじを引いた人たちが色別に結んでいくので、アートのような、はたまた虹のようになっています。
筆者が引いたのはピンク色。中には、おみくじと一緒にラッキーコインが同封されており、コインには、”あなたの人生を導く一文字が記されています”とのことです。
六本木天祖神社
住所:東京都港区六本木7-7-7
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩5分
http://tensojinja.tokyo-jinjacho.or.jp/
15. 気象神社の「照々みくじ」(高円寺)
JR「高円寺駅」から徒歩2分の場所に鎮座する「気象神社」。高円寺氷川神社の末社です。
お祀りされているのは、「晴・曇・雨・雪・雷・風・霜・霧」の8つの気象条件を司る神様である「八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)」。全国で唯一の気象神社です。
気象神社で引きたいおみくじが、てるてる坊主の形をした可愛いおみくじ、その名も「照々みくじ(500円)」です。
赤(必勝)、橙(大願成就)、青(開運)、白(起死回生)、黄(金運)、緑(健康)、紫(厄除)、桃(良縁)と8色のてるてる坊主のおみくじで、それぞれ祈願されており、お守りにもなります。
おみくじは中が見えない袋に入っているので、封を開けるまで何色かはわかりません。
おみくじは、大吉や吉に当たる部分が、”晴”などの天気で表現されており、内容はとてもシンプルなものです。
気象神社
住所:東京都杉並区高円寺南4-44-19
アクセス:JR「高円寺駅」より徒歩2分
https://koenji-hikawa.com/kisho_jinja/
16. 小網神社の「まゆ玉おみくじ」(小網神社)
人形町駅から歩いて5分ほどの場所に鎮座する「小網神社(こあみじんじゃ)」。とても小さな神社ですが、東京の最強パワースポットとして大人気の神社です。
最強と言われる所以は、第二次世界大戦の際に、小網神社のお守りを授かった兵士が全員無事に戻ってきたことや、東京大空襲の際にも被害にあうことがなく、関東大震災でも生き残ったという強運な出来事からきています。
小網神社では、可愛らしいおみくじ「まゆ玉おみくじ(300円)」を頒布しています。色は白、黄、ピンクの3色で、本物のまゆ玉の中におみくじが入っています。
「小網神社の神様との御縁が一本の糸のように細く長く結ばれますように」との願いが込められており、縁結びのお守りとしても人気です。
小網神社
住所:東京都中央区日本橋小網町16-23
アクセス:東京メトロ日比谷線「人形町駅」A2出口より徒歩5分/都営地下鉄都営浅草線「人形町駅」A5出口より徒歩7分/東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」8出口より徒歩10分/東京メトロ東西線「茅場町駅」10出口より徒歩10分
https://www.koamijinja.or.jp/