サザエさん症候群という言葉があるぐらい、日曜日の夜を憂鬱に感じてしまう人は少なくありません。
しかし感情というものは自分で決めているので、「憂鬱だ」と思うから憂鬱になるだけだったりします。
自分の感情をコントロールしてあげることで、日曜日の夜を気分よく過ごすこともできるものなんですよ。
この記事では、憂鬱な気分になりがちな日曜日の夜を、少しでも心穏やかな気持ちでいられる過ごし方をご紹介しています。
1. ゆとりをもって夜を過ごし、余裕をもって朝起きる
人は時間(ゆとり)がないと、心に余裕がなくなります。
心に余裕がなくなると、イライラしたりネガティブな感情が湧き上がってきます。
日曜日の夜はできるだけゆとりを持って過ごし、早く寝て、月曜日の朝は余裕をもって起きる。
月曜日の朝を余裕をもってスタートさせるだけでも、一週間が違ってきます。
ゆっくりと朝食を食べて(会社の近くのカフェでゆったりモーニングもいいですね)、自分の時間をもてると心に余裕が生まれます。
日曜日の夜こそ、早く寝るにかぎるのです。
なにより人は、夜遅い時間になると思考がマイナスのほうへ向かいがちになり、なおさら憂鬱な気分が押し寄せてきます。
日曜日の夜に早く寝られる環境を整える方法も、このあとご紹介していきますね。
2. いい香りの入浴剤を入れたお風呂にゆっくりと浸かる
眠りたい時間の1時間30分〜2時間前に、ゆっくりとお風呂に浸かるのがおすすめです。
お風呂に入って上がった体温が元にもどり、さらに時間が経つと入浴前より下がります。これがだいたい1時間30分〜2時間後となり、このタイミングが自然に眠気を発生させ、スムーズに眠りにつきやすくなります。
お風呂には温熱作用や浮力作用、水圧作用などが働き、リラックスや快眠につながる効果があります。
また、よりリラックスするためには、アロマの香りが楽しめる入浴剤やバスソルトなどを併用するとよいでしょう。
日曜日の夜は、明日から頑張る自分のためのご褒美に、いい香りのお風呂でゆっくりとくつろぐ時間を過ごしてみては?
3. サウナでととのう
ひと昔前までは、サウナはおじさんのものと言われていましたが、最近は女性のあいだでも人気となっています。
その理由は、美肌につながることや自律神経が整う、リラックス効果があるなど様々ですが、じつはサウナに入るとよく眠れるようになる効果も期待できます。
サウナに入ることで深部体温が大幅にあがり、外気によって深部体温が下がる落差を利用したものです。
日曜日の夜はサウナに入ってから家に帰宅して、ゆっくりと家でストレッチなどをしながら過ごし、気持ちよく寝るのも過ごし方のひとつとしておすすめです。
また、サウナには運動をした後のような爽快感が得られ、精神的にポジティブになります。
憂鬱とした気分を発散させるのにもってこい!なのですね。
4. 感謝ノートを書く、感謝できることを数える
日曜日の夜こそ、感謝できることを探して、数える。
「明日からの仕事、嫌だなぁ」と思っていても、いざ仕事がなくなると困る人のほうが多いでしょう。
当たり前にあるものには感謝をしなくなってしまいますが、周りには感謝できることは数え切れないぐらいあります。
最初に、感情は自分で決めていると書きましたが、「嫌だ、嫌だ」と嫌なことばかり考えていると、何もかもが嫌になってきます。
しかし感謝できることを考えることで、自分は恵まれていることに気づき、日曜日の夜も感謝の気持ちをもって過ごすことができるようになります。
この「気づく」ことがとても大切です。
幸福度の高い人と、そうでない人のちがいは、感謝できることを数えているか、嫌なことを数えているか。
感謝の習慣がある人は、幸福度が大きく上がります。
5. 自分への小さなご褒美を考える
明日からの一週間に、自分にプレゼントしたい小さなご褒美(大きくてもいいけれど)を考えて、ワクワクしながら過ごす。
・食べたかったスイーツを食べよう
・リフレクソロジーでたっぷり癒されよう
・仕事帰りに食べたかったディナーを食べよう
・新しいコスメを探しにいこう
嫌だなぁと思うことばかり考えるのではなく、自分がワクワクすることを考える習慣を身につけることで、ポジティブな気持ちで過ごすことができます。
こういうのは思考のクセでもあるので、「あ、また嫌なこと考えてる」と気付けることからはじめて、自分が本当に考えたいことを考えるように、少しずつシフトしていくといいと思います。
6. 感情をノートに書き出す
感情は野放しにしておくと、どんどん増殖してモヤモヤがたまります。
自分がいま感じていることや、思っていることを、ノートに書き出して見える化することで気持ちが落ち着き、もし問題点があるのなら、それを解決する糸口が見えることもあります。
自分の憂鬱とした気持ちや不安が、じつは大したことではなかった。
自分の勝手な妄想であり思い込みだった、そんなことに気づけます。
筆者もモヤモヤしているときは感情をノートに書き出すことがありますが、殴り書きでOK!
頭のなかがスッキリするのと同時に、自分はなぜこんな気持ちなのか?何がそうさせているのか?に気づけて、どうしたら心地よくなれるだろうという発想につながったります。
7. ココロがあたたまる本を読む
日曜日の夜はゆとりを持って過ごすことがおすすめですが、そんなゆとりのある時間に、本を読んで過ごしてみてはいかがでしょうか?
寝る前の読書によって深い眠りにつけると言われますが、もちろん内容次第!
おすすめしたいのは、ココロがあたたかくなるような本です。
よく言われるように、スマホの明かりは脳を覚醒させてしまうので、できれば紙の本がいいですね。
8. アロマを炊いてストレッチやヨガ
アロマの香りにはリラックス効果があります。
日曜日の夜はアロマを炊いて、ストレッチやヨガで体をゆるめる時間を過ごすのもおすすめです。
とくにリラックス効果が高いと言われているのはラベンダーの香り。
副交感神経を優位にさせる作用があるので、眠りにもつきやすくなります。
ヨガのポーズのなかには、寝る前におすすめのヨガやリラックス効果を高めるヨガなどもあるので、YouTubeで探してみてもいいかもしれませんね。
9. いまに集中する、明日のことは明日考える
幸福度の高い人は、いまに集中している人です。
明日のことは、明日考えればいい。
私たちは、過去にも未来にも生きることはできず、今しか生きることができません。
その今を、今味わおうとしないで、いつ味わうのでしょうか?
ごはんを食べているなら「おいしい」と味わって食べる、お風呂に入っているなら「気持ちいい」と味わいながら入る。
そうやって今に集中する習慣をつけることで、憂鬱な気分が少なくなっていきます。
日曜日の夜は、今この時間「どうやって、自分を心地よくさせてあげようか?」とういことに集中して、自分を心地よくさせてあげることを優先させてあげてください。
まとめ:憂鬱をサヨナラする日曜日の夜の過ごし方
憂鬱な感情をただ野放しにせず、仕方がないと諦めもせず、「どうやったら心地よく過ごせるだろう?」と考えてみると、いろいろ工夫できるものです。
ちょっとの工夫で、自分をリラックスさせてあげたり、眠りにつきやすくすることはできるので、ご紹介した過ごし方で気になるものがあれば、ぜひ取り入れてみてくださいね。