大人の自分磨き、はじめました。

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大人の自分磨きはじめました

こんにちは、otoです。寒い日がつづく中で春らしい陽気を感じた先日、心もふんわり軽くなり、「そうだ、大人の自分磨きをはじめよう」と思い立ちました。

いや、普段から「よりいい自分」でありたいと、半ば無意識に心がけていることは、きっといくつもあり、当たり前のように自分磨きというものをやってはいるのかもしれません。しかしそれを、「大人の自分磨き」と題して取り組みたいと思ったのです。

私はピンチが訪れたとき、「ここから大逆転がはじまる!」と、ドラマのタイトルのように名前をつけて自分を奮い立たせることがありますが、それと同じ原理でしょうか。

「大人の自分磨き、はじめました」とタイトルをつけて取り組むほうが、より楽しく毎日を過ごしていけそうだとワクワクしています。

目次

大人の自分磨きとは?

ここで言う”大人”とは、もちろん厳密な”大人”の定義ではなく、むかしの自分に比べて考え方や中身が”大人”になったな、という意味での大人です。

それこそ20代やアラサーと呼ばれる年代の頃にしていた自分磨きとは、やることは同じであったとしても、前提となる考え方や、それを行う目的が違います。

かつての自分磨きといえば、自分じゃない誰かになろうとするものでした。

いま考えれば十分に痩せていたのに、極端なダイエットもしたし、やみくもに、次から次へと美容法を試していました。それはそれで楽しみながらやっていましたが、我慢をともなったり「これをしなきゃ!これをしちゃダメ!」という義務感があったのも事実。

そこには「いまの私じゃダメだ」という自己否定の気持ちもあったのではないかと思います。

しかし歳を重ねるうちに、長く一緒にいる自分を愛おしと思えるようになりました。一方で、よりいい自分、いい女でいたいし、より人生を楽しみたい。明日が楽しみになるような毎日を過ごしたいとも、やっぱり思います。

ただ、昔と違うのは、自己否定の上での自分磨きではないということ。

何というか、大人の自分磨きとは、自分を整え、自分という素材を生かし、自分を最高に楽しむという感じでしょうか。

マイナスな意味ではなく、「自分は、他の誰かにはなれない」と気づいた、というものもあります。

「よりいい自分になりたい」というのは、決して自己否定の気持ちから生まれるものではなく、自分を諦めていないということ。「もっとよくなれる」ことを信じている、前向きな気持ちだと思います。

大人の自分磨き3か条

1. 大人の自分磨きは過程を楽しむ

大人の自分磨きの前提としたいのが、無理をせず楽しみながらやる、ということ。毎日をより楽しんで過ごすための自分磨きなので、義務感や我慢は必要ありません。

ストレスを抱えてまでやるものでもないです。

私は趣味でランニングをしていますが、「なんであんな辛いことをわざわざやるのかわからない」と言われたことがあります。

私にとってはその辛さも楽しかったりするので、なにが我慢でありストレスかは人それぞれ、ではありますが、よりいい自分になれると思うと、誰かには辛く思えることも必然的にワクワクしてきます。

また、結果だけを追い求めると、なかなか結果が出ない場合に焦りがでてきます。過程そのものを楽しみながら、コツコツと自分磨きを楽しんでいこうと思っています。

2. 大人の自分磨きは自分にほどよく甘く

「やろう」と決めたことを、やれない日があっても、それで自分を責めることはしない。だけど、次の日にそれをやったら、「私、エライ!」と褒める。

私の人生における失敗だと思っているのが”楽な方”を選んだことです。早いうちに”楽な方”を選んで失敗した経験が持てたことは宝だと、今となっては思いますが、楽な方ってつまらない上に、成長しない。しかし、ぬるま湯は居心地がいいもので、なかなか抜けられませんでした。

なので、自分に甘すぎるのも考えもので、ゆるすぎるのも考えものだと思っていますが、自分に厳しすぎては他人にも厳しくなってしまうし、どんどん自分が嫌いになってしまいます。

自分が心地よい範囲でほどよく甘く、自分磨きをやっていこうと思います。

3. 大人の自分磨きはホメオスタシスに負けない

新しく取り入れた習慣があって始めてみても、それが続かないことがあります。理由として考えられる一つが、人間には”ホメオスタシス”という機能が働くから、というもの。

”ホメオスタシス”とは、変化を危険だととらえ、元に戻そうとする機能です。私たちを守ろうとする、よかれと思っての機能ですが、ときにホメオスタシスはやっかいな働きをします。

たとえば、綺麗な部屋をキープしたいと思い、しばらくは毎日きちんと片付けて綺麗な部屋をキープしても、気づいたらまた、元の散らかった部屋になっている。

これもホメオスタシスの機能によるものかもしれません。

なので私は、つづけたい習慣があって、それをやらなくなった時、「私はどうせ続かない」ではなく、「あ、これはホメオスタシスの仕業かも」と考えてみます。

そして「やりたくない」わけではなく「やっぱりこれはホメオスタシスの仕業だ!」と考えるに至ったら、「ホメオスタシスに負けてたまるか!」と、再びやり始めると、習慣として定着することがあります。

大人の自分磨きは、ホメオスタシスの存在を受け入れ、ホメオスタシスに負けずに取り組んでいこうと思っています。

大人の自分磨き、はじまりました。

というわけで、「大人の自分磨き」というカテゴリーをつくり、エッセイ的に記事を投稿していく所存です。美容・健康はもちろん、食、生活習慣、マインドなど幅広く、取り組んでいきます。

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパート執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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