自分磨きというと外見にばかり気を取られてしまうかもしれませんが、内面こそ大切です。
内面が外側に現れるからであり、美しい女性、惹きつけられ女性というのは、幸せそうな人であることが必須条件だからです。
どんなに外側ばかりを磨いても、自分磨きに疲れはててどんよりしたオーラを漂わせていれば、美しいとは思えないですよね。
パッと見て美しい人でも、口からついて出てくるのが愚痴ばかりであれば、やっぱり惹かれないでしょう。
内面を磨くと、自分自身も心地よく毎日を過ごしていくことができます。
自分磨きというからには、自分が持っているものを磨くことであり、何かをつけ足すことばかりではありません。
何かをしないこともとても大切。
それではこれから、内面を磨く方法をご紹介しています。
1. 少しずつ我慢を手放していく
小さい頃に親から「我慢しなさい!」などと言われ、我慢をしなければいけない、我慢することはいいことだ、と思い込んでいる方も多いと思います。
しかし我慢が増えていくと、不満も増えていきます。
我慢が多くなるほど、女性は可愛くなくなっていきます。
他人から見ると「我慢している」ように見えても、本人がそれを「我慢」だと思っていなければ、それは我慢ではありません。
「ラーメンを食べたいけど、最近体重が増えたから食べない!」
というのは、体重が減って美しくなった自分に意識が向いており、我慢より楽しみが勝っているので、我慢ではありません。
相手の顔色を伺うばかり、言いたいことが言えずに我慢をするなど、自分の「心」を犠牲にするのが我慢です。
自分の本心が訴えている「こうしたい!」を無視するのが我慢です。
少しずつ我慢を手放していく勇気をもつことも、内面を磨く方法のひとつです。
2. 口角をあげて過ごす
口角をあげて過ごすことで、人は楽しい気持ち、幸せな気持ちになります。
感情がその人の体の状態をつくり出しますが、反対に、その人の体の状態も感情をつくり出します。
下を向いて歩けば気分は沈み、胸を張って歩けば自信がみなぎってきます。
同じように口角をあげると、脳は「楽しい」と勘違いをして、楽しくて幸せな気分になるのです。
日常のなかで口角をあげることを意識して過ごすと、心がポジティブな状態でいられる時間が長くなります。
3. いい本をたくさん読む
調査によって多少違ってきますが、月に7冊以上の本をよむ社会人の割合は、たった4%だそうです。
つまり月に7冊以上の本を読めば、それだけで他の人たちと差別化できます。
もちろん、ただ闇雲に本を読めばいいわけでもありませんし、本を読むだけでアウトプットせず行動しなければ、本はただの紙になってしまいますが、それでも読むからには知識は増えています。
4. 足りないものを数えるのをやめる
筆者の友人に、会うたびに「断捨離しなきゃ」と口にする人がいますが、すでに、それだけの物を持っているということ。
自分が持っている物にかぎらず、自分の容姿に関することや、自分の才能など、自分に足りないものを数え上げてもキリがありません。
足りないものを数えることがクセになっていると、永遠に満足できる日はやってこないでしょう。
足りないものを数えることをやめて、あるものに感謝をする。
感謝の気持ちがあるときに、不満やネガティブにはならないもので、感謝の習慣が身についている人は健康で幸福度が高いそうです。
5. 自分の機嫌は自分でとる
誰かに楽しませてもらおう、誰かに幸せにしてもらおうと他人に自分をご機嫌にしてもらうのではなく、自分の機嫌は自分でとる。
他人はコントロールできないので、他人任せの楽しみ、他人任せの幸せを望めば、いつ幸せがやってくるかわかりません。
だけど自分で自分を幸せにできると、いつでも幸せでいられます。
嫌なことがあって不機嫌になってしまったときも、それを誰かにご機嫌に変えてもらおうとするより、自分で自分をご機嫌にしてあげる。
感情は自分で選んでいるものなので、できるだけ自分を心地のいい感情で満たしてあげたいですね。
6. 自分を嫌いになることはやらない
最近、自己肯定感という言葉をよく耳にしますが、自己肯定感を上げるには自分を好きになること。
自分を好きになるには、自分を嫌いになることはやらない事です。
悪口を言う自分は嫌いなら、言わない。
不機嫌で相手を動かそうとする自分が嫌いなら、そうしない。
何かをやり始めるより、こうして何かをやめることも内面の自分磨きのひとつです。
7. 好奇心を持ちつづける
好奇心をなくすと、心が老け込んでいきます。
なにかに興味をもつことやチャレンジすること、学ぶことをやめず、自分にたくさんのことを経験させてあげることも自分磨きのひとつ。
経験は宝と言われるように、なにかを経験することで成長していくことができます。
そして経験は、その人だけが持つオリジナルな魅力につながります。
8. いい言葉を使うことを心がける
言葉には脳を洗脳する力があります。
「私ってほんとにダメだ」という言葉をつぶやけば、気分は落ち込み、ますます自分はダメな人間だとセルフイメージを下げていきます。
反対に「私ってやっぱ天才!」という言葉をつぶやけば、気分は上がり、自分にはなんでもできるような気持ちにさえなります。
脳は主語がわからないので、「あの人ムカつく!」と発すれば、脳は自分が自分にたいして「ムカつく」と言っているように受け取ります。
だから悪口は、言った瞬間はすっきりしても、なんだか心がざわめきます。自分が言われていると解釈するからですね。
いい言葉を使うと、表情も変わっていきます。
明るい言葉をよく使う人は表情は明るいし、暗い言葉をよく使う人は表情も暗くなります。
口癖が人生を変えると言われるぐらい、言葉には強力なパワーがあるので、いい言葉を使うことを心がけたいですね。
9. ネガティブな話題に加わらない
言葉には脳を洗脳する力があると先ほども書きましたが、ネガティブな話題ばかりに触れていると、思考や感情がネガティブに傾きます。
わざわざ自分から、ネット上で誰かの誰かにたいする悪口を見なくていい。
ネガティブな話ばかりする人とは距離を置くなど、ネガティブな話題から自分を守ってあげる。
日常のなかでネガティブな話題に触れることが当たり前になっていると、その心地悪ささえ、最初は気づかないかもしれませんが、少しずつ離れていくことで、考え方がポジティブな方向に変わっていきます。
10. 他人にどう思われるかより自分はどうしたいか
他人にどう思われるかを、自分の行動の基準にしていると、自分がなくなってしまいます。
これは自分の人生ではなく、他人の人生を歩いていることになるので、心のどこかでモヤモヤを抱えながら過ごすことになります。
他人にどう思われるかより、自分はどうしたいかを大切にしてあげる。
内側の自分磨きで大切なのは、自分の心の声をたくさん聞いてあげて、自分を心地よくさせてあげること。
自分が満たされていなかったら、自分が心地よく過ごせていなかったら、周りの人も幸せにすることはできません。
まず第一に、自分が満たされていること。
そのためには、自分がどうしたいのかを大切にしてあげることです。
11. 自分磨きを頑張るより楽しむ
最後になりましたが、自分磨きは頑張るより楽しむ。
「◯◯したい」より「◯◯しなきゃ」が増えると、女性は可愛くなくなっていきます。
他人から見て頑張っているように見えても、本人は頑張っているより楽しんでいるから、どんどん成長していきます。
人は楽しいと思うことしか続かないと言われます。
とくに内面の自分磨きは一過性のものではなく、できればずっとやり続けていきたいもの。
だからこそ楽しんでやることを忘れずにいたいですね。