青梅市にあるもう一つのつつじ寺「薬王寺」へ。静かなる寺の静かなるつつじ絶景

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青梅市「薬王寺」

青梅市でつつじ寺と言えば「塩船観音寺」が有名ですが、そこから3kmほど離れた場所に、もう一つのつつじ寺があります。それが「薬王寺」。

「塩船観音寺」とはまた違った趣が感じられ、混雑も少なめ。静かにゆっくりと、つつじの絶景を楽しめるプチ穴場でした。

目次

静寂のなかでつつじを楽しむことができるプチ穴場

青梅市「薬王寺」

JR八高線「金子駅」から薬王寺までは約2.2km。これなら歩いて30分ほどの道のりということで、歩いて向かうことにしました。道中、あまりにのどかな光景が、私にとって非日常であり、歩いているだけすっかり心が癒されてしまいました。

薬王寺に到着して最初に出迎えてくれたのは、上層部に鐘が吊るされた「鐘楼門」。

青梅市「薬王寺」

その門をくぐり、さらに歩みを進めると、目の前にあらわれたのは、小高い山の斜面を彩るつつじの景色。少し遠くから眺めていると、まるで一枚の絵画を見ているかのようで、しばらく見惚れてしまいます。

青梅市「薬王寺」

境内は庭園としてきれいに整備されており、入山料が無料でこのような美しい景色を楽しめることに、思わずうれしくなりました。
弘法大師(空海)が修行している姿を表した像もあり、静けさの中に歴史を感じます。

青梅市「薬王寺」

本尊・薬師如来を安置する本堂「報恩院」。派手さがない佇まいが、かえって厳かな雰囲気を醸し出しています。

杉木立のなか、つつじに囲まれて山をのぼる

青梅市「薬王寺」

つつじの間を縫うように、ゆるやかな山道を上へ上へと進んでいきます。

青梅市「薬王寺」

「薬王寺」の魅力はなんといっても、つつじと杉の木立の調和。

青梅市「薬王寺」

つつじの山から、先ほどまでいた「本堂」のほうを振り返る景色も絵になります。あちら側にいたときには気づきませんでしたが、斜面にもつつじが点々と植えられているのですね。

青梅市「薬王寺」

つつじに囲まれながら、ずいぶん高いところまでのぼってきました。ここまでくると景色もずいぶん爽快です。

青梅市「薬王寺」

山上には「不動堂(護摩堂)」が鎮座していました。ここだけ時間が止まっているような静けさです。

「四国八十八ヶ所霊場のお砂踏み道」になっている

青梅市「薬王寺」

つつじの山を縫うようにつづく道は、「四国八十八ヶ所霊場のお砂踏み道」になっています。石畳の下には、四国のお遍路さんで知られる八十八のお寺からいただいた砂がまかれていて、ここを歩くことで巡礼と同じご利益があるといわれています。

山道は、「四国八十八ヶ所霊場のお砂踏み道」になっています。

青梅市「薬王寺」

石畳には、お寺の名前と番号が記載されています。美しいつつじを楽しみながら、ご利益までいただけるなんて…。ありがたい気持ちでいっぱいになりました。

住所・アクセス/関連サイト

東京都青梅市今井1-2520

西東京バス「峠下バス停」より徒歩20分
西武バス「今井市民センター前」より徒歩15分)

「薬王寺」公式サイト

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパート執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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