自然の中を気持ちよく歩ける公園のある街、ちょっとした旅気分を味わえる街、カフェめぐりやショッピングが楽しい街まで。休日に東京をぶらぶらと散歩するのにぴったりな街を紹介しています。
1. 【吉祥寺】ぶらぶらしても飽きない！なんでもある街
JR中央線快速で新宿から約12分、渋谷からは京王井の頭線の急行で約17分。アクセスの良さも魅力の吉祥寺は、「住みたい街ランキング」でも常に上位に名を連ねる人気のエリアです。
その理由は、自然を感じられる大きな公園があることに加え、商店街やショッピングモール、大型家電量販店や書店まで、何でも揃っている便利さにあります。
休日にぶらぶら歩いても、飽きることのない街です。
井の頭公園を散策
井の頭公園は、約42万平方メートル（東京ドーム約9個分）の広さを誇る都内有数の大公園です。園内には「井の頭自然文化園」や「三鷹の森ジブリ美術館」があり、ボート遊びが楽しめる井の頭池もあります。
池は公園全体の約1割を占め、そのほとりには鮮やかな朱色の社殿が印象的な「井の頭弁財天」が鎮座。銭洗弁財天としても知られ、お金を清める場所もあります。
園内にはいくつかのカフェが点在しており、「inoka」では見た目にもおしゃれなソーダやコーヒー、スイーツなどをテイクアウトできます。自然を眺めながらベンチで一息つくのも楽しい時間。
カフェめぐりが楽しい
吉祥寺は、カフェの街としても知られています。ランチを楽しめるお店から、スイーツが評判のカフェまで、気分に合わせて選べるのが魅力です。
人気の「四歩（しっぽ）」は、休日にはオープン前に名前を書いておくのがおすすめ。和食ランチやスイーツを提供するカフェに加え、器や雑貨を扱うショップも併設されており、食事のあとにゆっくりとお買い物も楽しめます。
歩くのが好きな方は、吉祥寺から少し足をのばして“癒しのカフェ”までぶらぶら散歩してみるのもおすすめです。「カンノンコーヒー吉祥寺店」は、井の頭公園を抜けて徒歩約20分。店内の大きな窓からは緑を眺めることができ、のんびりとした時間を過ごせます。
台湾の茶芸館を思わせる落ち着いた雰囲気のカフェ「KIKICHA TOKYO」は、2024年11月にリニューアルオープンしました。本格的な台湾料理のランチや、香り高いお茶とともに楽しむスイーツが味わえます。
中道通りが楽しい
中道通りは、古くからあるお店と新しいショップが並ぶ、歩くだけでも楽しいストリートです。「吉祥寺プティット村」という絵本の世界のような可愛らしい小さな村をはじめ、インテリアショップや洋服店、器のお店、カフェやレストランなど、個性豊かなお店が軒を連ねています。
2. 【天王洲アイル】フォトジェニックな運河の街
天王洲アイルは、品川区に位置する人工島です。最寄駅は東京モノレールまたはりんかい線の「天王洲アイル駅」ですが、品川駅からも徒歩約20分。運河沿いの景色を眺めながら、のんびり散歩して向かうのもおすすめです。
フォトジェニックな映える街歩き
天王洲アイルは、アートの街としても知られています。街を歩いていると、壁画やオブジェなど個性豊かなアートスポットに自然と出会えるのが魅力です。場所をあらかじめ調べていなくても、おしゃれなカフェが集まるエリアを目指して歩いていけば、思いがけないアートに出会えるでしょう。
運河沿いのボードウォークは、まるで海外のリゾート地のような開放感があり、のんびり過ごすのにもぴったりです。
なかでも「ボードウォーク3（第三水辺広場）」周辺には、フォトジェニックな建物や案内板が点在し、思わずカメラを向けたくなるような景色が広がっています。
運河沿いのカフェで食事を楽しむ
天王洲アイルといえば、やはり運河沿いのカフェ。なかでも人気の「breadworks（ブレッドワークス天王洲）」は朝から営業しており、休日の散歩のスタート地点にもぴったりです。
テラス席のほか、店内にもゆったりとした席があり、モーニングメニューのほかに、店内で販売されているパンとドリンクを購入して楽しむこともできます。
3. 【銀座】楽しすぎるショッピング天国
高級ブランド店が立ち並び、老舗が多く歴史を感じる街「銀座」。どこか敷居が高いイメージを持つ人も多いかもしれません。
けれど近年は、気軽に立ち寄れるカフェやショップが増え、街歩きにもぴったりなエリアになっています。上品さと親しみやすさが共存する銀座は、ぶらぶら歩くだけでも新しい発見に出会える街です。
アンテナショップ巡りが楽しい
銀座には全国各地のアンテナショップが集まり、それぞれの地域の特産品や名産を楽しむことができます。物販だけでなく、食事を楽しめるお店も多く、東京にいながら旅行気分を味わえるのが魅力です。
なかでも「銀座NAGANO」は2024年にリニューアル。以前よりも明るく開放的な店内には、約1,200点もの信州の味覚がずらりと並びます。2階にはワインや日本酒を気軽にテイスティングできるスペースもあり、長野の魅力を存分に感じられるスポットです。
なかでも人気が高いのが、沖縄県と北海道のアンテナショップです。北海道のショップでは、行列ができるほど評判のソフトクリームをはじめ、コロッケなどのグルメも楽しめます。
一方、沖縄県のアンテナショップでは、サーターアンダギーやブルーシールのアイスクリームなど、南国の味を気軽に味わうことができます。どちらも、ちょっとした旅行気分を味わえる銀座の人気スポットです。
無印良品のグローバル旗艦店がすごい！
並木通りには、無印良品のグローバル旗艦店「MUJI GINZA」があります。ホテルも併設されており、一般的な無印良品とはひと味違う特別な空間です。
1階には無印良品のベーカリーやブレンドティー工房があり、焼きたてのパンやオリジナルティーを楽しめます。さらに、館内のレストランではモーニングメニューからディナーまで、ゆっくり味わうことができます。
日比谷公園を散歩しよう
銀座からは、日比谷公園まで歩いて行くこともできます。きれいに整備された都会のオアシスのような公園で、四季折々の緑を感じながらのんびり散歩するのにぴったりです。
2022年5月には「タリーズ日比谷公園店」がオープンし、公園の緑を眺めながら時間を過ごすことができます。
4. 【深大寺】プチ観光気分の散策が楽しい
京王線「調布駅」中央口または「つつじヶ丘駅」北口から京王バス、あるいはJR「吉祥寺駅」や「三鷹駅」南口から小田急バスでアクセスできる深大寺。
調布駅からは約2kmの距離なので、天気の良い日にはのんびり散歩しながら向かうのもおすすめです。
甘味やそばを味わう
深大寺の参道は、趣ある建物が並び、歩くだけでまるで小さな観光地を訪れたような気分になります。店先で甘味を販売するお店も多く、どこで味わおうか迷ってしまうほど。
中でも、大きな水車が目を引くそば処「一休庵」では、香ばしいそば団子をいただくことができます。緑に包まれた空気の中で味わう甘味は、格別のおいしさです。
深大寺を訪れたら、やっぱり外せないのが蕎麦ランチ。お寺の周辺には約20軒もの蕎麦店があり、訪れるたびに違う味を楽しめるのも魅力です。
参道沿いにある人気店「雀のお宿」は、風情ある外観が印象的。敷地内には竹林やもみじが植えられており、癒される景色を眺めながら、香り高い蕎麦を味わうことができます。
厄除けで有名！深大寺を参拝
深大寺は、古くから厄除けの寺として知られています。毎年3月に行われる「だるま市」は特に有名で、限定御朱印を求めて多くの参拝客が訪れます。
緑に包まれた境内は空気が澄んでおり、思わず深呼吸したくなるような心地よさ。
また、深大寺のおみくじは昔ながらの形式で、実は“凶”が多いことでも知られています。ただし“凶”には「これから運が開ける」という意味もあり、むしろ吉へ転じる力を秘めているそう。
5. 【浅草・蔵前】レトロな下町をぶらぶら散歩
言わずと知れた東京屈指の観光名所、浅草。近年はおしゃれなカフェやショップも増え、人気のエリアです。
そして浅草とあわせてぶらぶら散歩を楽しみたいのが「蔵前」。カフェや雑貨店が点在し、その街並みから「東京のブルックリン」とも呼ばれています。
てっぱん！浅草周辺をぶらぶら
浅草は休日はもちろん、平日でも多くの人でにぎわう人気の観光地です。雷門から仲見世通り、浅草寺、花やしきと、名所をぶらぶら歩くだけでもしっかり観光気分が味わえます。
浅草寺があまりに有名ですが、支院のひとつ「待乳山聖天（まつちやましょうでん）」も見逃せません。晩秋には黄金色のイチョウが境内を美しく染め、まるで別世界のような光景が広がります。
浅草散歩のひと休みにおすすめなのが、芋ようかんで知られる「舟和本店」。 ステンドグラスやウィリアム・モリスの壁紙、照明にいたるまで店内全体がクラシカルな雰囲気に包まれています。そんな空間で味わう和スイーツは、ひときわ特別なおいしさです。
水辺を歩きながら浅草から蔵前へ
浅草からは、水辺沿いをぶらぶら歩きながら「東京のブルックリン」と呼ばれる蔵前へ向かうことができます。
蔵前にはおしゃれなカフェが点在しており、モーニング、ランチ、カフェタイムと、どの時間帯に訪れても楽しめるのが魅力。 どこに入ろうか迷ってしまうほど、個性豊かで居心地のいいカフェが揃っています。
サンフランシスコ発の「ダンデライオン・チョコレート ファクトリー＆カフェ蔵前」や、倉庫をリノベーションした「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」など、海外を訪れたような雰囲気のカフェもあります。
そして「ペリカンカフェ」は、とくにモーニングが人気です。網目のついたトーストが可愛らしいですよね。
かっぱ橋道具街にも歩いていける
浅草や蔵前からは、「かっぱ橋道具街」にも歩いて行くことができます。食器や調理道具がずらりと並ぶ通りは、料理好きや器好きにはたまらないスポットです。
ただし、日曜日は休業しているお店が多いため、訪れるなら平日や土曜日がおすすめ。
通りを歩きながら掘り出し物を見つける時間は、まるで宝探しのように楽しいひとときです。
6. 【下北沢】再開発によりガラリと雰囲気が変わった街
古着屋や劇場、ライブハウスの街として知られる下北沢。いまも昔ながらのカルチャーが息づく一方で、近年の再開発によって駅周辺は大きく変化しました。
思わず「ここは代官山？」と思うような洗練されたエリアも増え、久しぶりに訪れる人はその変わりぶりに驚くかもしれません。
さらに温泉旅館まで登場。昔と今が混ざり合う、新しい下北沢の魅力を感じられます。
おしゃれな街並み広がる
小田急線の線路跡に誕生した「reload（リロード）」は、真っ白でスタイリッシュな建物が並ぶおしゃれな複合施設。まるで代官山のような雰囲気が漂います。
カフェやレストラン、雑貨店など、さまざまなジャンルのお店が入っており、歩くだけでもワクワクするスポットです。
「BONUS TRACK（ボーナストラック）」もブラブラ歩くのが楽しいスポット。個性的なショップやグルメが集まっており、屋外にテーブル席が並ぶフードコートのような開放的な雰囲気があります。 また、人気ドラマ『silent』のロケ地としても知られ、ファンのあいだでも話題になりました。
カフェ＆カレー屋さんめぐり
下北沢といえば、やっぱりカフェめぐり。昔ながらの雰囲気を残す喫茶店から、再開発エリアに新しく誕生したおしゃれなカフェまで、立ち寄りたくなるお店がたくさんあります。
なかでも「サイドウォークコーヒー ロースターズ」は朝から多くの人が訪れます。自家焙煎のコーヒーとオリジナルのベーグルをメインとしたカフェで、ウッドデッキのテラス席は開放感たっぷり。もちろん店内でもゆったりと過ごせます。
毎年10月に開催される「下北沢カレーフェスティバル」は、街全体がスパイスの香りに包まれる人気イベント。下北沢は“カレーの街”としても知られ、フォトジェニックなスパイスカレーの店をはじめ、多彩なカレー専門店が軒を連ねています。
人気店のひとつが、スパイスカレーとジェラートの専門店「カルパシ」。休日のランチタイムには行列ができることもありますが、待つ価値のある本格的な味を楽しめます。
7. 【谷根千】ノスタルジックな町歩きが楽しめる
谷中・根津・千駄木の頭文字をとって「谷根千（やねせん）」と呼ばれるこのエリア。最寄り駅は東京メトロ千代田線の「根津駅」「千駄木駅」、またはJR「日暮里駅」です。
上野からも歩いて行ける距離にあり、昔ながらの下町情緒が色濃く残るエリア。お寺や古い建物が点在し、どこか懐かしい空気の中でのんびりと散歩を楽しめます。
谷中銀座商店街を歩こう
谷根千エリアの中でも、ひときわにぎわいを見せるのが「谷中銀座商店街」です。路地に入ると静けさが広がる谷根千の中で、ここだけは観光客をはじめ多くの人で賑わっています。
約170メートルと短い商店街ですが、どこか懐かしい雰囲気が漂い、ぶらぶら歩くだけでも楽しい場所です。
猫が多い谷根千らしく、猫のしっぽを模したドーナツを販売する「やなかしっぽや」や、名物の谷中メンチ、谷中コロッケを販売する「肉のサトー」など名物グルメの食べ歩きが楽しめます。
美術館や博物館、神社など見どころが点在
谷根千は、ただ歩くだけでもノスタルジックな気分を味わえるエリアですが、せっかくなら観光名所にも立ち寄りたいところです。
なかでも代表的なスポットといえば「根津神社」。春には境内一面にツツジが咲き誇り、その美しさは圧巻です。また、ずらりと並ぶ千本鳥居も見どころ。これは摂末社の「乙女稲荷神社」に続く鳥居で、縁結びのご利益があるとされ、女性の参拝客が多く訪れます。
谷根千には、美術館や博物館といった文化スポットも点在しています。 たとえば「スカイザバスハウス」は、かつての銭湯をリノベーションしたアートギャラリー。古い建物の趣を残しつつ、現代アートの展示を楽しめるユニークな空間です。
そのほか、東京都内で唯一竹久夢二の作品を常設展示する「弥生美術館・竹久夢二美術館」では、大正ロマンの世界に浸ることができます。さらに「朝倉彫塑館」は、彫刻家・朝倉文夫の旧邸を公開した美術館で、作品だけでなく建物自体の美しさも見どころのひとつです。
カフェめぐりも楽しい
谷根千には個性的なカフェも点在しています。カヤバ珈琲は1938年に開業で、「谷根千のカフェと言えば」で名前があがるカフェ。2006年に閉店しましたが、復活をのぞむ多くの人の声で2009年に再オープンとなりました。
名物の「たまごサンド」は、焼きたてのたまご焼きがはさまり味がしっかりした一品。見た目以上にお腹がふくれます。
真っ黒な外観が印象的な「HAGISO」は、「萩荘」という名前だった古い木造アパートをリノベーションした複合施設。1階にカフェ「HAGI CAFE」があります。
モーニングがいただけるとのことで、朝からにぎわうカフェ。コンクリートと木をMIXしたお洒落な店内もいいですし、気候のいい季節にはテラス席もおすすめです。
8. 【豪徳寺】まねき猫に出会える街
「大谿山 豪徳寺（だいけいざん ごうとくじ）」を中心に発展した街、豪徳寺。散策のメインスポットとなるのは、やはりその名の由来でもある「豪徳寺」です。 参道には立派な松並木が続き、静かな趣の中に凛とした美しさが感じられます。
まねき猫であふれ返る境内
まねき猫の発祥地とされる場所はいくつかありますが、そのひとつが豪徳寺です。 招福殿には所狭しとまねき猫が並び、その数に思わず圧倒されるほど。初めて訪れる人は、その光景に驚くことでしょう。 これらのまねき猫は、願いが叶うなどのご利益を授かった人々が感謝を込めて返納したもの。
境内には、高さ22.5メートルの立派な三重塔もあります。塔のどこかには“隠れまねき猫”もいるので、訪れた際はぜひ探してみてください。ちょっとした遊び心が散策の楽しさをいっそう引き立ててくれます。
まねき猫スイーツを食べる
豪徳寺の周辺には、まねき猫をモチーフにしたスイーツを扱うお店も点在しています。 そのひとつが「まほろ堂 蒼月」。こちらでは、招き猫の焼印がかわいらしい「まねきねこどら」を販売しています。
「ララサンド」では、まねき猫をかたどった人形焼やもなか、ベビーカステラなどを販売しています。大きなまねき猫の人形焼は、レアチーズやチョコレートといったスイーツ系のほか、ハムマヨやポテトサラダなどのおかず系まで、種類がとても豊富です。
幸福の招き猫電車に出会ったらラッキー？！
豪徳寺の最寄駅は、小田急線の「豪徳寺駅」ではなく、実は東急世田谷線の「宮の坂駅」です。 東急世田谷線は、三軒茶屋駅から下高井戸駅を結ぶ都内で2つしかない路面電車のひとつ。
東急世田谷線では、車両全体に招き猫のデザインが施された「幸福の招き猫電車」を運行しており、運行本数が少ないため「出会ったらラッキー！乗れたらもっとラッキー！」などと囁かれています。
9. 【国分寺】歴史と自然を楽しむ
新宿からJR中央線の中央特快で約20分の場所にある「国分寺」。地名の由来は、奈良時代に聖武天皇の命で建立された「武蔵国分寺」にあります。
現在も史跡や国分寺跡公園などが残り、歴史を感じられるエリアです。
駅周辺は商業施設やカフェが立ち並び賑やかですが、少し足をのばすと自然が豊かで、ゆったりとした散策が楽しめます。
お鷹の道・真姿の池湧水群を歩く
清涼感たっぷりの「お鷹の道・真姿の池湧水群」は、JR「国分寺駅」南口から徒歩15分ほど。東京にたった2ヶ所しかない名水百選のひとつで、もう一つは青梅市の「御岳渓流」になります。
散策路として整備されているスポットで、豊かな緑のなか、清らかな水路が流れると同時に、風情を一緒に味わえる場所です。
お鷹の道沿いにある「おたカフェ」は、全国に約1500か所ある「まちの駅」のひとつ。”カフェ”とついていますが、トイレ休憩などにも気軽に利用できるスポットです。
武蔵国分寺跡が壮大すぎる
国分寺は、741年（天平13年）に聖武天皇の命によって建立された寺院です。 当時の武蔵国分寺の寺域は、東西約1.5km、南北約1kmにも及んだと推定されています。 現在その跡地は「武蔵国分寺跡」として保存されており、1922年（大正11年）に国の史跡に指定されました。
カフェめぐりも楽しめる
国分寺はカフェ巡りも楽しめます。「胡桃堂喫茶店」は、木の温もりとアンティークな雰囲気が漂うおしゃれなカフェ。落ち着いた空間で本を読んだり、静かにコーヒーを味わったりと、まるで物語の世界に迷い込んだような時間を過ごせます。
「カフェスロー」は、国分寺で長く愛されているオーガニックカフェです。自然素材を使ったやさしい味わいの料理が揃い、体も心もほっとする時間を過ごせます。
10. 【人形町】パワースポットと食べ歩きを楽しむ
下町情緒あふれる人形町は、昔ながらの雰囲気が色濃く残る街。老舗の和菓子店や甘味処が点在し、食べ歩きにもぴったりです。
そして近年は、話題のパワースポットがあることでも注目を集めています。
グルメと開運の両方を楽しめる、人形町のひとりぶらぶら街歩きへ出かけてみてはいかがでしょうか。
甘酒横丁で食べ歩き
人形町の「甘酒横丁」には、名前の通り実際に甘酒を味わえるお店があります。そのひとつが老舗の「とうふの双葉」。その場でカップに注いでくれる甘酒は、ほんのり甘くて体の芯から温まります。寒い日の散歩途中にぴったりの一杯です。
また、こちらは豆乳ドーナツでも知られており、やさしい甘さとふんわりした食感が人気。甘酒と一緒に楽しむのもおすすめです。
そして、人形町には“東京三大たい焼き”のひとつとして知られる名店「柳屋」があります。平日でも行列ができる人気ぶりですが、せっかく訪れたなら並んででも味わいたい逸品です。
1匹ずつ丁寧に型で焼き上げるスタイルで、待っている間に焼きたてのたい焼きが次々と仕上がっていく様子を見ることができます。香ばしい皮の中には、ほどよい甘さのあんこがぎっしり。やっぱり焼きたてがいちばんですが、店内にはおいしく温め直す方法が書かれた紙も貼られています。
東京最強パワースポットを参拝しよう
人形町には、“東京最強のパワースポット”ともいわれる「小網神社」があります。強運厄除けのご利益で知られ、初詣の時期には何時間待ちかわからないほどの長い参拝列ができる人気の神社です。
実際に訪れてみると、その小ささに驚く人も多いはず。拝殿と社務所があるだけのこぢんまりとした神社ですが、芸能人にもファンが多く、ゲッターズ飯田さんが推す神社としても知られています。
人形町をぶらぶら歩くなら、ぜひ立ち寄っておきたい開運スポットです。
