東京にいながら自然散策が楽しめるスポット10選

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野川公園「自然観察園」

東京にいながら、深い緑に囲まれて自然散策が楽しめるスポットをご紹介します。疲れたときや、ちょっと気分転換したいときに足を運びたくなる、豊かな自然に癒される場所ばかりです。

目次

1. 神代植物公園 水生植物園(調布)

    神代植物公園 水生植物園
    神代植物公園 水生植物園 はなしょうぶ園

    調布市にある「神代植物公園」は、東京都立としては唯一の植物園です。本園は有料ですが、近くにある「水生植物園」は無料で入園できます。

    湿地のなかに木道を整備した公園で、花菖蒲の見頃を迎える時期には、白や紫をした花菖蒲と木道のコントラストがとても絵になります。

    神代植物公園 水生植物園

    青々とした草木が生い茂り、思わず深呼吸したくなるような景色が広がります。深大寺の参道周辺は多くの人が訪れて賑やかですが、こちらはとても静か。聞こえてくるのは鳥の声です。

    神代植物公園 水生植物園の彼岸花
    神代植物公園 水生植物園の彼岸花

    こちらは彼岸花の時期の「神代植物公園 水生植物園」です。どこか里山を訪れたようなのどかな風景が広がります。

    神代植物公園 水生植物園
    東京都調布市深大寺元町2丁目
    公式サイト

    2. 自然教育園(目黒・白金台)

    自然教育園

    「目黒駅」から徒歩約9分、「白金台駅」からは徒歩約7分と、そんな都会にあるとは思えないような大自然が広がる「自然教育園」は、江戸時代には高松藩主松平頼重の下屋敷だった場所です。

    明治時代には陸海軍の「火薬庫」、大正時代には宮内庁の「白金御料地」と歴史を重ね、一般の人が立ち入ることができなかったために豊かな自然が残されていました。

    広さは約20万平方メートル(東京ドーム4.2個分)にもおよび、天然記念物及び史跡に指定されています。

    自然教育園

    広い園内のなかでも、とくに美しい自然の景色が楽しめるのが「水生植物園」です。木々や植物が生い茂るなか、木道が設置されており、湿地をハイキングしているような気分になります。

    自然教育園

    暑い日に訪れると、さすがに日光が当たると暑さを感じますが、深い緑に覆われているため木陰では自然の涼しさを感じられます。途中、ベンチもたくさん置かれているので、ひと休みしながら散策が楽しめます。

    自然教育園
    東京都港区白金台5-21-5
    公式サイト

    3. 戸山公園・箱根山(高田馬場)

    箱根山

    新宿区にある「戸山公園」は、明治通りを挟んで大久保地区と箱根山地区に分かれている公園です。その箱根山地区には、山手線内で最も高い山「箱根山」があり、束の間の登山が楽しめます。といっても、箱根山は人造の山。天然の山では港区にある愛宕山が最も高く標高は25.7mになります。

    箱根山
    箱根山の山頂

    標高44.6mなので、あっという間に山頂につきます。それでも、山頂からは青い空と豊かな緑だけが見える世界が広がり、ここが新宿区早稲田であることを忘れてしまいそうになります。

    箱根山の登頂証明書

    「箱根山」にのぼると、戸山公園サービスセンターにて「登頂証明書」がいただけます。あくまで自己申告ですが、せっかくなのでぜひ記念にもらってみてください。

    戸山公園 箱根山
    東京都新宿区戸山1~3丁目
    公式サイト

    4. 実篤公園(仙川)

    実篤公園

    実篤公園は、作家の武者小路実篤が70歳から晩年の20年間を過ごした邸宅と庭園を、公園として公開しているもので、無料で入園できます。

    園内の案内によれば、子どもの頃からの「水のある所に住みたい」という願いを、昭和30年の暮れに叶えたとのこと。子どもの頃の夢を叶えた場所だなんて、なんだかロマンがあって素敵ですね。

    散策のつもりで訪れてみると、思っていた以上に自然が豊かで、さながらハイキングのよう。園内には湧水を水源とする2つの池があり、ほこりに覆われているように見えるのは「ヒカリモ」です。

    実篤公園

    木々に囲まれた「旧実篤邸」もあります。青もみじが美しいということは、秋には邸宅から真っ赤に色づいた紅葉を眺められるのでしょうね。国の登録有形文化財に指定されています。

    実篤公園

    武者小路実篤の銅像、そして竹林も広がります。このあたりは砂利が敷き詰められていて、どこか日本庭園のような趣を感じられます。

    実篤公園
    東京都調布市若葉町1-23-20
    公式サイト

    5. 野川公園「自然観察園」(新小金井)

    野川公園「自然観察園」

    野川公園の北側エリアにある保全区域「自然観察園」は、野川と国分寺崖線(ハケ)に囲まれた細長い敷地になっています。国分寺崖線(ハケ)とは、武蔵野台地に沿って続く崖地形のこと。崖の下では地下水が湧き出し、「自然観察園」にも、その湧水を生かした湿地環境が広がっています。

    園内を入ってすぐ、深い緑に囲まれ、目の前には木道が続きます。

    野川公園「自然観察園」

    園内にはいくつかの池があり、その一つが「まる池」です。名前のとおり、丸い形をした池で、国分寺崖線(ハケ)からの湧水を水源とし、水をたっぷりとたたえた池は、水鏡のように透き通っています。

    野川公園「自然観察園」

    自然観察園を訪れた際は、ぜひ「自然観察センター」にも立ち寄ってみてください。館内には、花や自然に関する本・絵本コーナーをはじめ、野川の生きものを紹介する水槽、国分寺崖線や野川流域について学べる展示などがあり、お手洗いも利用できます。

    そして外には、ウッドデッキが敷かれた広々としたスペースが広がり、テーブルと椅子も置かれています。飲食もできるそうで、目の前に広がる自然を眺めながら、ゆっくりと過ごせます。

    野川公園「自然観察園」
    東京都調布市野水
    「野川公園」公式サイト

    6. お鷹の道・真姿の池湧水群(国分寺)

    お鷹の道・真姿の池湧水群

    JR「国分寺駅」南口から徒歩15分ほど。「お鷹の道・真姿の池湧水群」は、東京にたった2ヶ所しかない名水百選のひとつで、もう一つは青梅市の「御岳渓流」になります。

    木々の緑が生い茂るなか、透明度の高い清らかな水路が流れ、水路沿いをはじめとする約350mが遊歩道として整備されています。

    お鷹の道・真姿の池湧水群

    真姿の池(ますがたのいけ)とは、平安時代に不治の病に苦しんだ玉造小町が、この池の水で体を清めたら病が癒え、元の美しい姿(真姿)に戻ったことに由来します。現在、この池には弁財天がお祀りされています。

    おたカフェ

    お鷹の道沿いにある「おたカフェ」は、全国に約1500か所ある「まちの駅」のひとつ。”カフェ”とついていますが、トイレ休憩などにも気軽に利用できるスポットです。

    カフェメニューも充実しており、自然散策の合間に腰を落ち着けてひと休みするのにぴったりです。

    お鷹の道・真姿の池湧水群
    東京都国分寺市東元町3丁目・西元町1丁目

    7. 東経の森(国分寺)

    東経の森

    「東京経済大学 国分寺キャンパス」の敷地内に広がる「東経の森」は、緑が生い茂るなか、森の回廊や森のデッキなどが整備され、ちょっとした森林浴ができるスポットになっています。

    「東経の森」の中心となるのが、ハートの形に見える「新次郎池」。池に流れる水は国分寺崖下に見られる湧水で、東京の名湧水57選に選ばれています。

    東経の森

    階段をのぼった先にある「森のデッキ」には「展望パーゴラ」が設置されており、進次郎池を眺めることができます。私が訪れたときは、展望パーゴラでは学生さんと思われる人たちが楽しそうに過ごしていて、学生さんたちにとって憩いの場所になっているようです。

    東経の森

    さえずりの森、みどりのトンネル、新次郎池のほとり、日だまり広場、どんぐりの森という、個性の異なる5つのエリアに分かれていて、思い思いに自然の中で過ごすことができます。

    東経の森
    東京都国分寺市南町1-7-34
    公式サイト

    8. 林試の森公園(武蔵小山)

    林試の森公園

    目黒試験苗圃から始まった「林試の森公園」は、東西に細長い形状をしており、東西をわけるように池と池をむすぶ水路があります。

    水路が流れるあたりにはラクウショウの森が広がります。ラクウショウは、沼地などの湿地を好むそう。上の写真は「せせらぎ橋」から撮影したもので、大きな「せせらぎ橋」からは緑豊かな眺めを楽しめます。

    林試の森公園

    下から眺める「せせらぎ橋」も絵になります。東京23区でありながら、渓谷に遊びに来たような気分で散策が楽しめます。

    林試の森公園

    園内には「じゃぶじゃぶ池」もあります。とくに夏の休日は、じゃぶじゃぶ池のオープン待ちの列ができているのを目にするほど人気です。

    林試の森公園
    目黒区下目黒5丁目、品川区小山台2丁目
    公式サイト

    9. 水元公園(金町)

    水元公園のメタセコイアの森
    メタセコイアの森

    「水元公園」は、小合溜(こあいだめ)と呼ばれる大きな池に沿って広がる、都内で唯一の水郷の景観が楽しめる公園です。

    広い園内にはメタセコイアの森があり、高さ20mにも達する木々のなかを歩いていると、北欧の森に迷い込んだよう。森の中には、ところどころにテーブルとベンチが置かれており、ここでランチタイムを過ごすのもよさそうです。

    水元公園

    メタセコイアの森の近くには、名前のとおり川のせせらぎに癒される「せせらぎの広場」があります。深い緑の中を、川が流れる景色を眺めていると、都会の喧騒がすっかり遠のいていくようです。

    水元公園

    大きな池の対岸に、みさと公園のメタセコイアやラクウショウなど背の高い針葉樹を見渡す景色は、北欧フィンランドの湖を訪れた気分になります。

    水元公園
    東京都葛飾区水元公園・水元猿町・東金町五、八丁目
    公式サイト

    10. 赤塚植物園(下赤塚)

    赤塚植物園

    入園無料で楽しめる「赤塚植物園」は、約1ヘクタールほどの本園に加えて、万葉・薬用園、農業園という3つのエリアで構成されています。

    もともと丘陵地だった場所を活かしてつくられているため、園内には小さな起伏があり、自然のなかを散策している気分がいっそう高まります。

    とくに、ラクウショウやメタセコイア、建材に使われるスギ、サワラなど、広い斜面に背の高い針葉樹が集まっている「針葉樹の森」は、さながら森に迷い込んだよう。

    赤塚植物園

    さまざまな野草が植えられているのは「野草の道」。小高い丘を上っていくように小径が続き、素朴で静かな草花の美しさを、間近に感じられる散策スポットです。

    赤塚植物園

    「万葉・薬用園」は、万葉集に詠まれた植物や、日本に自生する薬用植物などを集めたエリアです。園内に設けられた散策道を歩きながら、古典文学に親しむことができます。

    赤塚植物園
    東京都板橋区赤塚5-17-14
    公式サイト

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