夏の楽しみのひとつ、浴衣を着ること。だけどお祭りや花火大会など、特別なイベントの時にしか来ないという方も多いと思います。季節限定で楽しめる浴衣だからこそ、イベント以外の時にも着たいですよね。この記事では、東京で浴衣を着てお出かけしたり観光するのにおすすめのスポットをご紹介しています。
1. 江戸東京たてもの園
野外博物館という位置づけですが、ここはまるで建物テーマパーク!明治や大正、昭和初期にタイムスリップしたような園内は、浴衣での観光におすすめです。
歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示している施設で、西ゾーン、センターゾーン、東ゾーンとわけられる園内にはおよそ30ものレトロな建物立ち並び、ひとつの町や村のよう。
なかには、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』に出てくる油屋のモデルとなった建物もありますよ。
建物の多くはなかに入ることもでき、レトロな雰囲気が逆に新しく、たくさん写真を撮りたくなることでしょう。
とくに浴衣で訪れるなら外せないのが、西ゾーンにある「デ・ラランデ邸」。カフェになっており、大正ロマンを感じさせる建物と洋食メニューにうっとりで、浴衣がとてもよく似合います。
江戸東京たてもの園
住所:東京都小金井市桜町3-7-1 小金井公園内
アクセス:JR「武蔵小金井駅」からバス約5分/西武新宿線「花小金井駅」からバス5分
https://www.tatemonoen.jp/
2. 浜離宮恩賜庭園
東京ドーム5個以上とかなり広大な日本庭園。汐留エリアにあり、高層ビルを借景にした風景が面白くもあり、東京らしさを感じさせます。
美しく整備された日本庭園は浴衣での観光にぴったり。
園内に浮かぶ中島には茶室があり、池を眺めながらお抹茶と季節のお菓子をいただくことができます。浴衣を着てお抹茶だなんて風情があって素敵ですね。
浜離宮恩賜庭園には水上バスの発着場があり、浅草から船で訪れることもできます。浅草も浴衣がとても似合うエリアなので、水上バスを利用して、両方を訪れるのも乙です。
浜離宮恩賜庭園
住所:東京都中央区浜離宮庭園1-1
アクセス:JR「新橋駅」より徒歩12分/都営大江戸線・ゆりかもめ「汐留駅」より徒歩7分/都営大江戸線「築地市場駅」より徒歩7分/JR「浜松町駅」より徒歩15分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html
3. すみだ水族館
東京スカイツリータウン内にある水族館です。全国の水族館でも珍しい日本最大級の金魚展示ゾーン「江戸リウム」があり、浴衣での観光におすすめしたいスポット。江戸リウムは和の雰囲気がただよいフォトジェニックですよ。
また幻想的なクラゲの展示も人気です。上からクラゲを見ることができる日本最大級の水盤型クラゲ水槽など、趣向を凝らした展示は必見。
館内にはカフェ「ペンギンカフェ」もあり、「金魚ソーダ」や綺麗なブルーをした「ペンギンフロート」など水族館ならではのユニークなメニューが揃っています。
すみだ水族館
住所:東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F
アクセス:東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」すぐ/東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・京成押上線・都営地下鉄浅草線「押上(スカイツリー前)駅」 直通徒歩5分
https://www.sumida-aquarium.com/index.html
4. 旧古河庭園
小高い丘の上に、まるでドラマに出てきそうな可愛らしい洋館がたつ「旧古河庭園」。洋館の前の斜面には洋風庭園があり、春と秋のバラの季節は多くの人で賑わいます。
そして低地には趣のある日本庭園が広がり、異なる風情が楽しめるのが「旧古河庭園」の魅力であり、浴衣で訪れたい理由でもあります。庭園にある茶室ではお抹茶とお菓子がいただけますよ(日時要確認)。
庭園と浴衣のコラボレーションが似合うのはもちろん、可愛らしい洋館を背景にした浴衣も、写真を撮りたくなるフォトジェニックさ!
館内には喫茶室があり、お屋敷でのパウンドケーキと紅茶、コーヒーで過ごす優雅なひとときを味わえます。
旧古河庭園
住所:東京都北区西ケ原1-27-39
アクセス:JR「上中里」徒歩7分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
5. マクセル アクアパーク品川
品川駅から徒歩2分の場所にある都市型水族館「マクセル アクアパーク品川」。とくにデートで行きたい水族館として人気です。
浴衣を着て観光する場合、なるべくなら涼しさを感じられる場所を訪れたいですが、水族館はまさに打ってつけ!
時間や季節によって音やライティンが変化するクラゲの展示「ジェリーフィッシュランブル」をはじめ、エンターテイメント性に富んだ魅せる展示が大きな魅力です。
館内には「コーラルカフェバー」があり、幻想的な水槽を眺めながらソフトドリンクだけでなくアルコールもいただけます。浴衣を着て水族館で涼みながら、ほろ酔い気分はいかがでしょうか?
マクセル アクアパーク品川
住所:東京都港区高輪4−10−30
アクセス:「品川駅」高輪口より徒歩約2分
http://www.aqua-park.jp/aqua/index.html
6. 茶房松緒
学問の神様で知られる湯島天宮のすぐそばに佇む和カフェ「茶房松緒」。和の趣を感じる店内で日本料理やあんみつなどの甘味をいただくことができます。
茶房松緒でおすすめしたいのが、首都圏の女性に人気のWEサイト・OZmall限定で提供されている「アフタヌーンティー」プランです。
乾杯スパークリングワインのあと運ばれてくるのは、茶房松緒で人気の手まり寿司や、豆皿に散りばめられたおばんざいなどが乗った3段トレイの和のアフタヌーンティーセット。
浴衣を着て、見た目にも可愛らしい料理をいただきながら、初夏・夏のひとときを満喫してみては?
茶房松緒
住所:東京都文京区湯島2-33-11
アクセス:東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩3分
https://sabomatsuo.com/
7. 東京都庭園美術館
浴衣で美術館を訪れるなんて粋ですよね。
東京都庭園美術館は、外務大臣公邸や国の迎賓館として使われてきたアール・デコ様式の旧朝香宮邸をそのまま美術館として公開しているもの。
華やかな装飾のアール・デコ時代を思わせる館内は、浴衣もとてもよく似合う空間が広がっています。
2014年にオープンした新館は、本館とは様子が一変し現代的な建物。ガラス張りの窓から自然光がはいる心地のいいカフェもあり、浴衣でゆっくりと過ごしたくなります。
そして「庭園」美術館とつく通り、立派な日本庭園、西洋庭園も。
東京都庭園美術館
住所:東京都港区白金台5-21-9
アクセス:JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分/都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
https://www.teien-art-museum.ne.jp/
8. 自由学園明日館
1921年創立の自由学園の校舎として使用されていた洋館。館内へ一歩足を踏み入れると、映画の主人公、はたまたNHK朝ドラの主人公になったかのような気分を味わえます。
女学校当時に毎朝の礼拝をしていたというホールは、大きな窓が印象的。窓枠や桟を使ってステンドグラスのように見せており、窓の外に広がる前庭の緑も絵になります。
喫茶つき見学を選べば、かつて食堂だった場所でコーヒーまたは紅茶とお菓子をいただくことができます。コーヒーは、銀座の老舗カフェ「カフェーパウリスタ 」のもの。浴衣を着て訪れて、ぜひゆっくりとしていってください。
結婚式などのイベントで見学ができない日をあるので、事前に公式サイトでチェックしてからお出かけくださいね。
また毎月第3金曜日は夜も見学が可能で、夜間見学にはお酒つきのプランも用意されていますよ。
自由学園明日館
住所:東京都豊島区西池袋2-31-3
アクセス:JR「池袋駅」徒歩5分/「目白駅」徒歩7分
https://jiyu.jp/
9. 明治神宮
渋谷や原宿がすぐの場所にありながら、空気が一変する「明治神宮」。東京ドーム15個分もの広大な境内は緑も多く自然豊かで、浴衣を着てのんびりと観光やお散歩したくなります。
本殿でのお参りとあわせて立ち寄りたい「御苑」は、まさに都会のオアシス。明治天皇と昭憲皇太后もたびたび訪れたそうで、6月には花菖蒲がとても綺麗です。
また境内にはお洒落なカフェもあるので、歩き疲れたらカフェでゆっくりと過ごすのもいいでしょう。
明治神宮
住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1
アクセス:JR「原宿駅」より徒歩1分/東京メトロ「明治神宮前駅」より徒歩1分
https://www.meijijingu.or.jp/
10. 根津神社
東京有数のツツジの名所として知られる「根津神社」。ヤマトタケル尊が創建したとされる古社で、約7,000坪と広大な敷地を誇ります。
境内には朱色の鳥居が連なる光景がフォトジェニックな千本鳥居があります。千本鳥居の真ん中には「乙女稲荷神社」があり、縁結びのパワースポットとして女子に人気!
千本鳥居と浴衣はとても絵になるので、ぜひ浴衣で訪れて縁結びのお参りもしてみてはいかがでしょうか?
根津神社の周囲は谷根千エリアと呼ばれ、古民家カフェや雑貨屋さんなどが点在しており、浴衣での散策が楽しいエリアですよ。
根津神社
住所:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:「根津駅」1番出口より徒歩5分/「千駄木駅」1番出口より徒歩5分/「東大前駅」1番出口より徒歩10分
http://www.nedujinja.or.jp/
11. 根津美術館
根津美術館は南青山にある私設の美術館。表参道駅から歩いて8分、六本木駅からも歩いて15分ほどの都心にあるとは思えない、広大な庭園が広がる美術館です。
実業家である根津嘉一郎の古美術コレクションを保存・展示しており、2009年、世界的な建築家である隈研吾氏の設計によりリニューアルオープン。竹がつづくアプローチが印象的で、浴衣で訪れたくなります。
根津美術館の魅力はまだまだ!美術館を訪れたらぜひ利用してほしいのがカフェ「NEZU CAFE」です。
緑豊かな庭園を眺めながら、ランチやティータイムを過ごすことができ、東京にいることを忘れてしまいそうになりますよ。
根津美術館
住所:東京都港区南青山6-5-1
アクセス:東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」A5出口より徒歩8分
https://www.nezu-muse.or.jp/
12. 浅草寺・浅草エリア
浴衣で観光したいスポットといえば外せないのが、浅草寺を中心とした浅草エリアです。浅草にはレンタル浴衣ショップも多く、初夏や夏には浴衣で歩いている女性をよく見かけます。
浅草寺といえば、凶が多いことで知られる昔ながらのおみくじも、ぜひ引いてみてください。
2021年にオープンした「大正ロマン館」をはじめ、浅草は浴衣が似合うカフェや、昔ながらの飲食店も多いので、ブラリと散策を楽しんでくださいね。
浅草寺
住所:東京都台東区浅草2-3-1
アクセス:各線「浅草駅」より徒歩5分
https://www.senso-ji.jp/
13. 東京湾納涼船
毎年夏の時期に運航する「東京湾納涼船」は、レインボーブリッジやお台場など東京湾をめぐる約2時間のクルージングです。
利用するなら断然、浴衣での乗船がおすすめです。(例年、浴衣での乗船は平日に割引あり。事前に要確認)
船にはフードやドリンクのコーナーがあり、ビール片手に夜景を眺めながら過ごすことができます。
14. 清澄庭園
清澄庭園があるのは、お洒落なカフェやコーヒーショップ、雑貨店が点在し人気の清澄白河エリア。明治の代表的な「回遊式林泉庭園」で四季折々の花も美しく咲きます。
夏には浴衣姿で散策する女性の姿も見られます。
しっとりした庭園散歩を楽しんだあとは、浴衣でお洒落な街をブラリと巡りたいですね。カフェの街・清澄白河の火付け役となった「ブルーボトルコーヒー1号店」を、浴衣で訪れるなんてシャレてます。
清澄庭園
住所:東京都江東区清澄3-3-9
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」より徒歩3分
https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html
15. よみうりランド HANA・BIYORI
2020年にオープンした植物園「HANA・BIYORI(ハナ・ビヨリ)」。花とデジタルが融合した新感覚の植物園で、花のシャンデリアがインスタ映えするとして人気のスポットです。
また日本の植物園内としては初となるスターバックスもあります。カフェ内にも緑があふれ、やはりこちらも写真映え!
HANA・BIYORI西側の屋内テラス席からは枯山水庭園、南側の屋内テラス席からは四季の庭をのぞみます。浴衣を着て席に座り、庭園をバッグに写真を撮りたくなってしまいますね。
またアクアリウムもあり、夜には幻想的に光を放ちます。
よみうりランド HANA・BIYORI
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
アクセス:「京王よみうりランド駅」より徒歩10分
https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
16. シェラトン都ホテル ラウンジ バンブー
白金台の高台に佇む「シェラトン都ホテル」は、立派な日本庭園を備えるホテル。1階にあるロビーラウンジ「バンブー」は、壁一面の大きなガラス窓から美しい緑を眺めることができます。
外の暑さと都会の喧騒から逃れることができるラウンジで、ドリンクやスイーツ、季節ごとのアフタヌーンティーをいただきながら、ゆっくりとした時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
シェラトン都ホテル
住所:東京都港区白金台1丁目1-50
アクセス:東京メトロ南北線ほか「白金台駅」より徒歩4分/東京メトロ南北線ほか「白金高輪駅」より徒歩5分
HP:https://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/index.html/
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