休日からはじめる身の丈にあった「丁寧な暮らし」11の方法

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休日からはじめる身の丈にあった「丁寧な暮らし」

よく聞くようになった「丁寧な暮らし」という言葉。憧れるけど大変そう、めんどくさそう…私には関係ないことと感じてる方もいらっしゃるでしょう。しかし身の丈にあった丁寧な暮らしは心を豊かにしてくれます。平日は余裕がなくても、休日から少しずつはじめてみませんか?

目次

丁寧な暮らしとは簡単に言うと

丁寧な暮らしとは簡単に言うと

丁寧な暮らしをひと言で言うと、手間をかけること。

しかしただ単に手間をかけることが丁寧な暮らしではなく、自分を心地よくさせてあげることや、今という時間を味わうつくすことが丁寧な暮らしです。

これらが結果として、手間をかけることにつながるというわけですね。

人は便利さを求めるので、手間をかけなくて済む便利なモノやサービスがどんどん登場しています。

しかし便利さを求めすぎるばかりに失うものもあります。

私もLINEをしていますし便利さを実感していますが、LINEによって人との繋がりが希薄になったとも感じています。

丁寧な暮らしと聞くとハードルが高いと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしここで推奨したいのは、身の丈にあった丁寧な暮らしです。

丁寧な暮らしで得られるものは、自分の心地よさ。

お味噌汁は出汁から、野菜はオーガニックの厳選したもの、重曹で掃除…。

これらが難なくできるのならいいけれど、丁寧な暮らしをすることによって疲れてしまっては意味がありませんよね。

丁寧な暮らしのメリットとは?

丁寧な暮らしのメリットとは?

丁寧な暮らしとは手間をかけることですが、なぜ手間をかけるのかと言うと、最初にも書いたように自分を心地よくさせてあげるためです。

つまり丁寧な暮らしをすることは、自分を大切にすることと同じ。

自分を大切にすることのメリットは多く、たとえば以下のようなことが挙げられます。

・周りから大切にされる
・自己肯定感が高まる
・自分を好きになる
・心に余裕がうまれる

人を惹きつける人は心に余裕を持っていますし、反対に心に余裕のない人には魅力を感じません。

身の丈にあった丁寧な暮らしをすることで、自分の心が満たされるだけでなく、周りからも「なんだか素敵だな」と思わせるような雰囲気を醸し出すことができるのですね。

休日からはじめる ”身の丈にあった” 丁寧な暮らし

平日は忙しくて余裕がないけれど、ひとまず休日なら丁寧な暮らしをはじめられそう。

そんな方も多いかもしれませんね。

ここからは休日からはじめる、身の丈にあった丁寧な暮らしのヒントをご紹介していきます。

丁寧な暮らしは、自分を心地よくさせてあげるという自愛のこころ。

想像してみて「こうしたら心地いいだろうな」「こういう暮らしは心地いいだろうな」と思うことは、ぜひ実践してみてくださいね。

1. 朝はベッドメイキングから

朝はベッドメイキングから

ベッドメイキングって本当にちょっとした手間。

このちょっとした手間をかけることが心の余裕につながり、朝のひと手間が一日を余裕をもって過ごすことにつながります。

ベッドメイキングは自分を心地よくさせてあげるため。

一日のはじまりである朝を気持ちよくはじめ、一日の終わりである夜に、心地よく眠りにつけるようにしてあげるもの。

ベッドメイキングをはじめると、だんだん枕カバーやシーツ、布団など寝具にこだわりたくなってきます。

頭のなかで、フカフカの布団で心地よく眠っている自分を想像するようになるので、実際にそうさせてあげたくなるんですね。

こうやって自分を慈しむ心が丁寧な暮らしだと思うのです。

2. いつもより丁寧にご飯をつくり、ちゃんと味わう

いつもより丁寧にご飯をつくり、ちゃんと味わう

身の丈にあった丁寧な暮らしは、ハードルの低さがポイントです。

まったく料理をしないのであれば、スーパーで自分で野菜を選んで買うのも丁寧な暮らし。

いつも時短料理ばかりなら、休日はいつもより時間をかけた料理に挑戦するのも丁寧な暮らしです。

丁寧な暮らしというと、よく有機野菜を買う、調味料にこだわる、という話がでてきますが、それは自分の体が喜ぶものを選ぶということ。

丁寧な暮らしとは、いつだって自分を心地よくさせてあげる、自分の心や体を喜ばせてあげることが基本です。

自分のためにご飯をつくることは、すでに丁寧な暮らしなのですね。

そして時間をかけてちゃんと味わうのも大きなポイントです。

スマホ見ながらではなく、テレビを見ながらでもなく、「おいしいなぁ」と味わいながら食べると心が潤います。

3. 床にモノを置かない暮らし

床にモノを置かない暮らし

丁寧な暮らしの基本は自分を心地よくさせてあげること。

ふだん自分が過ごす部屋が綺麗に片付いていることは、自分を心地よくさせてあげることであり、心地のいい部屋とは床にモノが置いてない部屋です。

平日はつに床にモノを置いてしまうのなら、休日は床に置いてあるモノを片付けて、「出したものは元の場所に戻す」を習慣にしていきたいですね。

片付けの基本に「モノの場所を決めてあげる」というものがあります。

部屋を見渡してみて、床に置かれているものがあったら、それらの定位置を決めてあげるといいでしょう。

4. 床を水拭きすると気持ちがいい

床を水拭きすると気持ちがいい

床に置いてあるモノを片付けたら、つぎは床の水拭きです。

水拭きをすると本当に気持ちがよく、部屋が浄化されたように感じます。

クイックルワイパーの水拭き版もありますが、筆者はクイックルワイパーの棒をつかわず、水拭き用のウエットシートでそのまま床を拭きます。

捨てるタオルや洋服があれば、それらをハサミで切ったものを雑巾にして使う場合もありますが、床の水拭きのなにがいいって運動にもなること。

そして自分がふだん過ごす部屋を愛情をもって拭くことで、その部屋で過ごす自分にも愛情をかけていることになります。

5. 休日は自分のために花を買う

休日は自分のために花を買う

一週間に一度、休日に自分のために花を買ってあげるのは素敵な週間だなぁと思います。

自宅に花を飾るとなると、そもそも部屋が片付いていないとせっかくの綺麗な花も、ただのお飾りになってしまいます。

花を飾るようになって、部屋を散らかさないようになったという話も聞きますし、ものは試しで、つぎの休日は一度自分のために花を買ってみてはいかがでしょうか?

東京ではいろいろな場所で見かける「青山フラワーマーケット」では500前後からミニブーケが用意されています。

テーブルにちょこんと置くだけでもその場が華やかになって、心が喜びますよ。

「bloomee(ブルーミー)」という花のサブスクもあります。

花がポストに届くという手軽さで、毎週違った花が届く楽しみもあり人気を集めています。

6. 丁寧なスキンケアを心がける

丁寧なスキンケアを心がける

平日は時間に余裕がなかったり疲れていたりで、スキンケアがなおざりになってしまう方は多いと思います。

せめて休日ぐらいは自分の肌のために丁寧なスキンケアをしてあげたいですね。

肌に手で触れることは幸福度をアップすることにもつながりますし、とくに女性は自分に手をかけてあげることで心も満たされていきます。

なにもスキンケアの工程を増やしましょう、という話ではなく、じっくりと時間をかけてあげるということ。

お風呂上がりに天然アロマの香りのボディクリームで潤わせてあげることもおすすめです。

7. コーヒーやお茶を丁寧に淹れる

コーヒーやお茶を丁寧に淹れる

インスタントは手軽に味わえるのが大きな魅力ですが、よくコーヒーを飲む、紅茶を飲む、日本茶を飲むのであれば、休日だけは自分のために丁寧に淹れて、ゆっくり味わう。

まずは「コレ!」というものに出会うために、休日は美味しいコーヒーさがし、紅茶さがしに出かけてみるのも楽しいですね。

筆者も「このコーヒーは美味しい!」というものに出会うと、それだけで幸せな気分になります。

自分を喜ばせてあげるためにも、コーヒー好き、紅茶好きであれば、ぜひお気に入りのものに出会って、じっくりと自分のために淹れてあげたいですね。

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8. 「これでいいや」をやめる

「これでいいや」をやめる

多くをもつのではなく、厳選したもの、自分の心が喜ぶものを選んでもつのも丁寧な暮らしです。

適当に「これでいいや」と買った食器ではなく、「この食器ステキだなぁ」と惚れ惚れして買った食器で、自分がつくった食事をいただくだけで、ご飯が何倍も美味しく感じられます。

丁寧な暮らしをしている方はものが少ない印象を受けますが、なんでもかんでも買うのではなく、厳選しているからでしょう。

自分が本当に喜ぶものに囲まれて過ごすことは、自分が本当に大切なものに気づく手段でもあります。

時間をかけてじっくり好きなものに出会う余裕も楽しんでみましょう。

9. ストレッチで自分を労わる

ストレッチで自分を労わる

朝、自分の体をゆっくり目覚めさせるためにストレッチをする。

夜、一日頑張った自分の体をゆるませてあげるためにストレッチをする。

平日にゆっくりストレッチをする時間がない方は、休日だけでもストレッチをする時間を取り入れて、自分の体を労ってあげてみてください。

体と心はリンクしているので、心の状態が体に現れますし、体の状態が心に反映されてしまいます。

たった10分のストレッチで、ストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が下がったという報告もあり、ストレッチは自分の体を慈しみ、労わるためにも取り入れたい習慣です。

アロマやお香を焚いて、ゆっくりとストレッチ!

ぜひ休日からはじめてみてくださいね。

10. 電化製品に頼りすぎない

電化製品に頼りすぎない

電化製品に頼りすぎないことも丁寧な暮らしのひとつ。

筆者がもっていない電化製品といえば、炊飯器と掃除機です。

どちらも単純に置く場所を取るからという理由で手放しましたが、電化製品に頼りすぎない一番のメリットは空間が広く使えることだと思います。

おかげで土鍋でお米を炊くという手間がなんだか愛おしく感じますし、こまめにホコリを取ったり水拭きしたりという習慣がつきました。

11. 好きな場所で自分の時間を過ごす

好きな場所で自分の時間を過ごす

自分を心地よくさせてあげるという意味では、休日は自分の好きな場所で自分の時間を過ごすことも丁寧な暮らしです。

丁寧な暮らしを実践されている方のなかには、休日の朝は家の掃除をして、それからお気に入りのカフェにいってブランチを食べるという方がいらっしゃいます。

この行動だけを見ると、同じように過ごしている方はたくさんいるかもしれません。

しかし彼女のこの休日の朝が「丁寧な暮らし」たるゆえんは、時間に縛られずに、自分の心が喜ぶことをしているから。

自分のために時間を使ってあげることを意識されているので、「丁寧な暮らしをしているな」と感じさせます。

丁寧な暮らしに大切なのは今という時間を味わうこと

丁寧な暮らしに大切なのは今という時間を味わうこと

じっくりとコーヒーを淹れたり、ゆっくりとストレッチをしながら「今日の夜ご飯、何にしよう?」「明日の仕事はアレをしなくちゃいけない」などと考えていたら、一見すると丁寧な暮らしでも、頭も心も忙しいですよね

丁寧な暮らしに大切なのは、今という時間を味わうこと。

じっくりコーヒーを淹れているなら、コーヒーの香りを鼻で感じる。ゆっくりストレッチをしているなら「はぁ〜気持ちいいなぁ」と体の伸びを感じる。

今に集中することこそ丁寧な暮らしであり、つまりマインドフルネスな時間を過ごすことが本来の丁寧な暮らしだと思います。

平日は仕事に追われて頭も心も忙しい人も、休日は今という時間を丁寧に味わいながら過ごしたいですね。

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この記事を書いた人

「ホリデーノート」を運営/Yahoo!ニュース エキスパート執筆/マインドフルネス・アドバイザーコース ディプロマ取得/電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版

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