東京にある写真映えするスポットのうち、神社とお寺に厳選してご紹介しています。圧巻の鳥居や招き猫など、思わず写真を撮りたくなる神社やお寺ばかりです。
東京の写真映えする神社6選
まずは、東京にある写真映えする神社をご紹介します。
1. 千本鳥居が圧巻!根津神社(根津)
レトロな街並のなかカフェや雑貨屋さんが点在し、女性を中心に人気の「谷根千(やねせん)」エリア。観光名所として注目をあびるのが「根津神社」です。
境内には朱色の鳥居がズラリと連なる「千本鳥居」があり写真映え必至。摂末社である「乙女稲荷神社」の鳥居です。
乙女稲荷神社のご利益は縁結びということで、筆者が訪れた日も女性の参拝客が多く見られました。
根津神社はつつじの名所としても知られており、例年4月ごろには鳥居を取り囲むように咲くつつじが映えます。
つつじが咲いていない季節でも、こんもりと丸いつつじの葉っぱがモコモコしていて可愛いですね。
根津神社
住所:東京都文京区根津1-28-9
アクセス:東京メトロ千代田線「根津駅」・「千駄木駅」より徒歩5分/東京メトロ南北線「東大前駅」より徒歩5分/都営三田線「白山駅」より徒歩10分
https://nedujinja.or.jp/
2. 都内随一の藤の名所!亀戸天神社(亀戸)
例年4月中旬から藤まつりを開催する「亀戸天神社」。歌川広重も浮世絵に描くほど、古くから藤の名所として知られています。
「知ってはいたけど行ったことがない!」という方は、ぜひ一度、亀戸天神社の藤まつりを訪れてみてください。
想像を超える藤の世界に感動すること間違いなしです。
境真っ赤な太鼓橋と、紫色の藤の共演は絵画のような美しさ。境内の心字池には、大鳥居のほうから順に、太鼓橋(男橋)、平橋、太鼓橋(女橋)と3つの橋が架けられており、それぞれ過去、現在、未来をあらわします。
たわわな藤越しにスカイツリーが見えるのも東京らしい景色です。
境内はどこもかしこも、あたり一面が藤に包まれており幽玄な世界。これほどの規模の藤が無料で楽しめるなんて嬉しい驚きです。
亀戸天神社
住所:東京都江東区亀戸3-6-1
アクセス:「亀戸駅」・「錦糸町駅」より徒歩15分ほど
http://kameidotenjin.or.jp/
3. 早春の映えスポット!桜神宮(桜新町)
サザエさんの作者である長谷川町子さんが住んでいたことから”サザエさんの街”として知られる、桜新町。桜新町の北口を出てまっすぐ歩くと「桜神宮」があります。
2月下旬〜3月上旬にかけて、境内の河津桜が見頃を迎えます。河津桜の美しさはもちろんのこと、ピンク色の河津桜に、ピンク色のリボンが結ばれており映えます。
このピンク色のリボンは花帯とよばれ、花帯に願い事を書いて”えんむすびの木”に結ぶと、願いが叶うとされます。
上の写真は、河津桜の見頃をすぎたものですが、緑の葉っぱにピンク色のリボンも、コントラストが美しいですね。
桜神宮
住所:東京都世田谷区新町3-21-3
アクセス:東急田園都市線「桜新町駅」北口より徒歩2分
https://www.sakura.jingu.net/
4. 龍が巻きつく鳥居がカッコいい!馬橋稲荷神社(阿佐ヶ谷)
阿佐ヶ谷にある「馬橋稲荷神社」は、東京に3つある双龍鳥居をもつ神社のひとつです。双龍鳥居とは、両側に龍が巻きついている鳥居のことで、左に昇り龍、右に降り龍が彫刻されています。
馬橋稲荷神社で双龍鳥居が観られるのは二の鳥居。間近でみるととても迫力がありカッコよく、写真映えします。
鳥居の前には朱色の橋も架けられており、あわせて撮影すると、いっそう風情のある写真に。
また馬橋稲荷神社には、立派な龍の彫刻が施された手水舎もあります。天然岩に祀られた龍の勇ましさも、思わず写真に撮りたくなります。ちなみに龍の口から流れているのは、地下50mより組み上げられてる天然水です。
馬橋稲荷神社
住所:東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
アクセス:JR「阿佐ヶ谷駅」より徒歩9分/JR「高円寺駅」より徒歩11分
https://www.mabashiinari.org/
5. 映えスポットがいろいろと!新田神社(武蔵新田)
武蔵新田駅から歩いて5分、商店街を抜けたところに鎮座する「新田神社」は、縁結びや恋愛成就のご利益が有名な神社です。
写真映えするスポットのひとつが、カピス貝でできたハートの絵馬。光にあたると透けて見え、キラキラと輝きます。
ハートの絵馬が奉納されている木の横には、石の彫刻「LOVE神社」が建立されています。グラフィックデザイナーである浅葉克己氏が製作したもので、この彫刻の前で写真を撮ったカップルには幸せになってもらいたいとの願いが込められています。
そしてもう一つ、新田神社は破魔矢発祥の地とわれており、境内には大きな破魔矢のオブジェがあります。
新田神社
住所:東京都大田区矢口1-21-23
アクセス:東急多摩川線「武蔵新田駅」より徒歩5分
https://www.nittajinja.org/
6. おみくじがカラフルで映える!六本木天祖神社(六本木)
東京ミッドタウンのすぐ近くという、都会のど真ん中に鎮座する小さな神社「六本木天祖神社」。住所が、東京都港区六本木7-7-7で、なんとスリーセブン!縁起のいい神社です。
六本木の氏神様であり、日本一格式の高い神社である「伊勢神宮」を総本社としています。そのため「伊勢神宮」と同じ神様をお祀りしています。
六本木天祖神社の写真映えスポットは、おみくじ結処です。
こちらの神社で引けるおみくじ「六本木七七七みくじ」は全10色(封を開けるまで、何色かはわかりません)。
おみくじを引いた人たちが色別に結んでいくので、まるで虹のように、心踊るカラフルな光景となっています。
六本木天祖神社
住所:東京都港区六本木7-7-7
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」7番出口より徒歩3分/東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩5分
http://tensojinja.tokyo-jinjacho.or.jp/
東京の写真映えするお寺4選
つづいて写真映えするお寺をご紹介します。
1. 招き猫がズラリと並ぶ!豪徳寺(宮の坂)
豪徳寺という名前ですが、同じ名前の小田急線「豪徳寺駅」より京王世田谷線「宮の坂駅」からの方が近く歩いて5分ほど。
招き猫発祥の地とされる場所にはいくつかありますが、豪徳寺もその一つです。
招き猫が辺りを埋め尽くすのは「招福殿」という場所。これらの招き猫は、ご利益を授かった方が返納したものになります。
とくに両側に招き猫が並ぶスポットはもっとも写真映えするとして人気。筆者が訪れた際も、ゆずりあっての写真撮影となりました。
上の写真のような、可愛らしい映えスポットもありました。小さな招き猫がひょっこりのぞいていてキュンとします。
招き猫ばかりが注目されがちの「豪徳寺」ですが、じつは豪徳寺参道の松並木も風情があって美しく映えるんです。
この松並木を通らずとも境内に入ることができるので、行き方によっては存在に気づかないこともあります。筆者も以前訪れた際には知りませんでした…。
豪徳寺を訪れる際は、やや遠回りになっても松並木を通って参拝することをおすすめします。
豪徳寺
住所:東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
アクセス:東急世田谷線「宮の坂駅」より徒歩5分/小田急線「豪徳寺駅」より徒歩15分
https://gotokuji.jp/
2. 隈研吾氏が設計した庫裏と水盤が映える!瑞聖寺(白金台)
白金台駅からすぐの場所に鎮座する「瑞聖寺(ずいしょうじ)」。創建は1670年と歴史があるお寺です。
2018年に、老朽化していた庫裡(くり)が改築されました。庫裡とは台所のことですが、住職をはじめとする住居兼事務所の役割を果たしています。
庫裡の設計を手がけたのは、世界的建築家である隈研吾氏。
コの字型の回廊状になっており、回廊の中央には四角い池が設置されています。
重要文化財にも指定されている「大雄宝殿」が、水盤となった池にリフレクションして美しく写真映えします。
池の中央にあるステージではイベントを行うそうですよ。
盆栽のように配されている木も、まるで絵画を見ているようです。
瑞聖寺
住所:東京都港区白金台3-2-1
アクセス:都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」すぐ
http://www.zuisho-ji.or.jp/
3. 花手水で彩られる!法輪寺(早稲田)
陽来復御守で有名な「穴八幡宮」のすぐ近くにあるのが「法輪寺」です。いつ訪れても華やかな花手水が境内を彩っており、どこもかしこも写真を撮りたくなる、映えるお寺です。
山門から華やかなお出迎え。これらの装飾は随時変わるので、参拝に訪れるたびに違った装いが楽しめるのも魅力です。
法輪寺のインスタグラムでは、現在の花手水の様子がわかります。参拝に訪れる前にチェックしておくといいでしょう。どんな御朱印がいただけるのかもチェックできます。
広いお寺ではありませんが、「あ!こんなところにもある!」と、宝物を探すように、花手水に出会えますよ。
法輪寺
住所:東京都新宿区西早稲田1-1-15
アクセス:東京メトロ「早稲田駅」より徒歩2分
https://www.ho-rinji.com/
4. 東京タワーを借景に!増上寺(芝公園)
増上寺は徳川家の菩提寺であり、「安国殿」には徳川家康公が深く信仰した「黒本尊(阿弥陀如来)」がお祀りされています。
増上寺が写真映えする理由は、東京のシンボルである東京タワーを背後に撮影できるから。
お寺の規模は大きく見どころも多種。重要文化財にも指定される「三解脱門」は、その巨大さに驚くでしょう。こちらも写真映えします。
桜の名所としても知られており、境内には桜が点在。見頃を迎える時期には、日本の春らしい美しい写真を撮影することができます。
増上寺
住所:東京都港区芝公園4-7
アクセス:都営三田線「御成門駅」「芝公園」より徒歩3分/都営浅草線・大江戸線「大門駅」より徒歩5分/JR・東京モノレール「浜松町駅」より徒歩10分
https://www.zojoji.or.jp/
東京の映えスポットをもっと見る
東京にはまだまだたくさんの映えスポットがあります。以下の記事では、東京にある、自然や花畑の映えスポットをご紹介しています。
また、以下の記事では、写真映えする建物をご紹介しています。どの建物も、思わず写真を撮ってしまいますよ。