体は外側からのメンテナンスも大切ですが、なにより大切なのが体の中のメンテナンス。人の体は食べたものでできており、また体の中の状態がいいからこそ心も健康であり、心の健康が外側にも大きく影響してきます。そこで今回は、体の中から綺麗になるための休日の過ごし方を紹介していきます。
体の中から綺麗になる方法とは?
さて、体の中から綺麗になる方法にはどんなものがあるでしょうか?
体の中から綺麗になるには、おもに以下の6つの側面からのアプローチがあります。
【1】食事に気をつかう
【2】体を温める
【3】毒素を排出する
【4】腸内環境をととのえる
【5】体にいい成分を取り入れる
【6】心の健康・心の安定
私たちの体は食べたものでできているので、食事が大切なのはよくわかると思います。体の中から綺麗になるためには何を食べるか、何を食べないかが重要になります。
そして、とくに女性にとっては冷えは大敵です。冷えがさまざまな病気につながり、心の健康にも関わってきます。
また毒素が溜まると腸内環境が乱れたり、代謝が落ちて肌トラブルが起きやすくなります。腸が健康であることはとても大切で、腸は幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の約90%が存在する場所なんです!つまり腸が健康であることは心の健康にもつながるのです。
体の中から綺麗になる休日の過ごし方
それではこれから、体の中から綺麗になる11の休日の過ごし方をご紹介していきます。
1. 足裏リフレクソロジーを受ける
リフレクソロジーとは足裏にある反射区を刺激することで、その反射区と関連している体の臓器や器官に働きかけて、自然治癒力を引き出し、さまざまな機能の改善をはかるものです。
また第二の心臓とも言われるほど重要な足裏を刺激することで、血液やリンパの流れもスムーズになります。
女性は体が温まっているほど綺麗になります。リフレクソロジーは血の巡りがよくなるため体の中から温まる効果が期待でき、また内臓機能が活性化されることで錆びない体づくりができるようになります。
2. よもぎ蒸しをする
よもぎ蒸しとは韓国に伝わる民間療法で、よもぎなどの薬草を煮立てた蒸気を女性器官にあて、粘膜から成分を吸収させるものです。
粘膜は皮膚にくらべて42倍もの吸収率があると言われ、効率よく内臓組織へ浸透させることができます。
よもぎ蒸しは体の中から温まるのはもちろん(筆者の経験では、30分のよもぎ蒸しを行なったあと、寒い冬の夜でも、夜風が気持ちいいと感じるのが2時間ぐらいつづきました。)、老廃物が排出されることによる美肌効果や、生理不順、リラックスし自律神経を整えることにも効果があると言われています。
3. インナービューティー料理教室へ行く
料理教室にもさまざまありますが、インナービューティーに特化した料理教室も開催されています。
インナービューティープランナーの木下あおいさんは料理教室も開催されていますし、オンラインサロンも運営しています。
また著書も多数あるので、木下あおいさんの本を読んで勉強してみるのもおすすめ。
もちろんその他にも、インナービューティーに特化した料理教室はさまざま開催されていますので、せっかく料理を習うなら、体の中から綺麗になることを目的に学んでみてはいかがでしょうか。
4. 体にいいものを食べに行く
平日は食事に気を遣っていられない方は、せめて休日には体にいいものをランチやディナーに選んでみる。
たとえば玄米は白米にくらべて栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどが豊富です。GI値も白米に比べて低いため、食後の血糖値の上昇が低く抑えられます。血糖値の上昇は老化につながるので、なるべくなら避けたいところですね。
そして綺麗と健康のために欠かせない食材といえば野菜です。
ビタミンACE(エース)という言葉を聞いたことがるでしょうか?
戦隊ヒーローみたいですが、これは、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEという、抗酸化作用が強いビタミンのことです。酸化は肌の老化を促すので、食事のなかで抗酸化作用のある食べ物を食べたいところです。
そしてこのビタミンACEは、色の濃い緑黄色野菜に多く含まれています。
玄米、野菜、そして最後に取り入れたいものといえば、発酵食品。発酵食品に含まれている善玉菌が腸内フローラを整えてくれます。
美腸であることは美肌もつながりますし、心の健康にもつながります。
5. ファスティングする
ファスティングとはプチ断食のこと。働きつづけている消化器官や解毒器官を休ませることで腸の本来の働きを蘇らせ、身体に溜まっている老廃物や毒素の排出を促します。
ファスティング用のキットも販売されているので、休日はファスティングすると決めて、それらを用いて家で行なってもいいですし、家では誘惑に負けてしまう!という場合は、ファスティングプランのある宿泊施設に泊まるのもおすすめです。
6. 天然温泉に入りにいく
温泉はただ気持ちいいだけではありません。
もちろん気持ちいいと感じるリラックス効果が一番ですが、保温効果があり体が温まることや、血の巡りがよくなること、とくに炭酸泉の場合は、炭酸ガスが皮膚から吸収されて毛細血管が開き、より血液が流れるようになります。
また自然のなかの温泉であれば、自然の効果でさらにストレスホルモンを減らすことにもつながります。
7. サウナに入る
近年は美容に敏感な女性たちの間でも話題になっているサウナ。
サウナはただ熱いサウナ室に入るだけでなく、じつはその後の水風呂と、整うという時間もセットでより効果を感じられるものです。
体が温まることが最大のよさですが、熱いサウナと冷たい水風呂を繰り返すことで、血管のポンプ機能が促進されて、血の巡りがよくなります。
また皮膚の新陳代謝をアップさせ肌が綺麗になったり、自律神経が整う効果も期待できます。
8. ドライヘッドスパを受ける
体の中から綺麗になるために欠かせないものと言えば、睡眠です。
睡眠時間が短かったり睡眠の質がよくないと、体の健康だけでなく、心の健康も妨げてしまいます。
睡眠の質を改善するのに効果が期待できるのが、ドライヘッドスパです。
髪を綺麗にするヘッドスパの方ではなくて、頭部のコリをほぐすことで副交感神経が優位に働くことや、脳脊髄液の流れがよくなり、睡眠の質がよくなると言われています。
なにより顔の皮膚とつながっていることから、顔のたるみなどにも効果があると言われているので、女性はドライヘッドスパを体験して損はありませんね。
9. アーユルヴェーダを体験してみる
アーユルヴェーダはインド・スリランカで生まれた医学療法で、世界3大医学のひとつ。世界保健機構(WHO)によって公式に承認されています。
私たちの体を構成するドーシャには、ヴァータ(風)・ピッタ(火)・カパ(水)の3つの体質があり、それぞれのバランスが心身の状態に関わるという考えから、食事やオイルマッサージで不調を改善していきます。
心と体の調和を重要としており、私たち本来の心と体の状態に導くことを目的としています。
アーユルヴェーダサロンを訪れたり、本で学んでみたりしてはいかがでしょうか?
10. 体を動かす or ヨガをする
体を動かすことで血液やリンパの流れがよくなるので、運動をすること自体が体の中から綺麗になることにつながりますが、中でもヨガには女性に嬉しい効果が多く期待できます。
ヨガは自律神経を整えたり、呼吸法により細胞が活性化し自然治癒力がアップすること、また心が安定したりストレスが軽減するなど、メンタル面にも効果をおよぼします。
なにより女性らしいボディラインをつくるのに効果的ですし、基礎代謝が上がるため太りにくくなります。
11. 水をたくさん飲む
休日にかぎった話ではありませんが、水を飲むことは美容と健康に最適です。1日あたり体重1kgにたいして40ml、つまり50kgの方は2lが理想ということです。
そして一度に大量のお水を飲むのではなくて、常温の水をこまめに飲むようにしたいです。
体の水分量が不足すると血液の流れが悪くなり、新陳代謝が落ちます。老廃物の排出も滞り、肌のターンオーバーも正常に働かなくなるのです。
また肌や髪に栄養を運んでいるのは血液ですから、水分が不足すると肌や髪にも栄養が行き渡らず、反対に水を飲むようにすると、肌や髪にも栄養が行きわたり潤いもうまれます。
休日にお出かけする時もこまめに水を飲めるといいですし、水を飲むことは休日にかぎらず習慣にしたいですね。