「変わりたい!」世の中にはそう思っている人がたくさんいます。だから、本屋さんへ行けば、「自分を変える!」を題材にした本がたくさん並んでいます。この記事では筆者の経験も踏まえて、自分を変える休日の過ごし方をご紹介しています。
1. 「めんどくさい」をやめる
言葉に発しなくても、頭のなかで「めんどくさ」が口グセになっている人はいませんか?
友達に誘われて「面白そう!」「楽しそう!」と思っても、そのあとすぐに、「めんどくさい」が頭をよぎる。
休日に出かけようと思っていたのに、当日になると「やっぱりめんどくさい」という感情がわいてくる。
このように、日常生活に「めんどくさい」が増えてくるのは、老化の第一歩です。
自分を変えたい!そう思うのなら、まずは「めんどくさい」をやめること。
「めんどくさい」は増殖していくので、このまま増えていけば、自分を変えるどころか、よりなりたくない自分になっていってしまいます。
「めんどくさい」と思ってしまうのは、一種の習慣であり、クセになっている可能性もあります。
だから、変えることができます。
たとえば筆者は、ご飯をつくって食事をしたあとに、昔は食器を洗うのが面倒くさくてシンクに溜まったままでした。
しかし、「めんどくさい」をやめました。
「めんどくさい」って嘘かも?
と思うようにしました。
「食器を洗うのがめんどくさい」ってただの思い込みなんじゃないかと思うようにしたのです。
そしたら不思議と、食器を洗うのが面倒じゃなくなったんです。
おかげで今は、食べてすぐに食器を洗う習慣がついています。
「めんどくさい」という思いが生まれたとき、その「めんどくさい」という感情を疑ってみてください。それって本当なの?って。
「めんどくさい」はただの思い込み。
そう疑って、「めんどくさい」をどんどんなくしていきましょう。
2. 部屋の要らないモノを捨てて片付ける
最初に「めんどくさい」という話を書きましたが、めんどくさいと思いやすい人は出不精になりがちです。
もちろんたまには家の中で過ごす休日もあって当然だし必要ですが、いつもいつも家にいて「自分を変えたい!」とただ思っているだけでは、なかなか変わることは難しいでしょう。
さて、あなたの部屋はモノで溢れていませんか?散らかっていませんか?
昔こうゆう話を聞いたことがあります。
部屋のなかにモノが溜まっていく人は、どんどん出かけるのが億劫になる。
らしいのです。
部屋がモノで溢れていると、重い腰が上がらなくなってしまうのだそう。
そしてまた、片づけ心理研究家の伊藤勇司さんによると、部屋は自分の心を映す鏡。
彼が以前に出版した『部屋は自分の心を映す鏡でした。』では、部屋を片付けることによって、実際にチャンスが巡って来た!出会いがうまれた!などの実話エピソードも紹介されています。
自分を変えたい!そう思うのなら、部屋の要らないモノを捨てて片付けることから、はじめてみましょう。
部屋が綺麗だとセフルイメージもあがります。
セルフイメージがあがるということは、自分に自信がもて積極的に生きていくことができるのです。
3. 自分の好きなところを100個書き出す
自分を変えたい!と思っているということは、つまり、今の自分がもしかしたらそんなに好きじゃないのかもしれませんね。
自分を好きな人と、自分のことを好きじゃない人の人生は大きく違ってきます。
自分を好きで、自分を信じることができる人は、何事にも積極的になれますし、そのぶん多くの人との出会いがあり、多くのことを経験し、多くのチャンスに恵まれます。
一方で、自分をあまり好きではなく、自分を信じることができない人は、何かをしたくても何もせずに終わってしまったり、自分の人生に積極的になれません。
自分を変えるには、自分を好きになること。
そして、自分を好きになるひとつの方法が、自分の好きなところを100個書き出す、ということです。
休日にどこかお気に入りのカフェにでも行って、じっくりと自分の好きなところをノートに書き出してみてはいかがでしょうか?
100個って、けっこう多いです。
でも、自分の好きなところが100個も思いつけば、書き終わったあとには、少なくとも書く前より自分のことが好きになっています。
自分が欠点に思っていることさえも、じつは自分の魅力だったと気づくでしょう。
自分には価値があるのだと気づくことができるでしょう。
4. 海外へひとり旅に出る
海外をひとり旅すると人生が変わる!なんてよく言われますが、実際にデビュー当時より格段に綺麗になりトップ女優となった石原さとみさんが、「一ヶ月の一人旅で変った」とおっしゃっていました。
そして筆者も、海外ひとり旅、というより一人で海外に住んでみたことのあるひとりです。
今の自分を変えたい!と思ったときは、環境を変えること。
毎日おなじ場所にいて、同じことを繰り返していては、考え方も同じまま。考え方が同じままでは、変わることはないでしょう。
ひとりで海外へ飛び込むとどうなるか。
当たり前ですけど、日本では普通だったことが普通ではないし、さまざまな人と出会いコミュニケーションをとることによって、いろいろな価値観の人がいて、いろいろな考えがあることに気づ、いろいろな考えがあっていいんだ、と思い知らされます。
自分の頭のなかに、これまで見たこともないこと、知らなかったことが増え、その分、自分の考え方や感じ方の幅がうんと広がります。
新しいことに出会うということは、自分のなかの可能性が広がること。
さて、筆者は海外にひとりで住んで何が変わったのか?
一番大きいのは、自分に自信がついたことです。
根拠のない自信がつき、「自分にはなにがあっても平気!なんとでもなる!」と思えるようになりました。
自分への自信は、人生において大きな財産です。
自信があるからなんでもできる、なんでもできるから人生を自分でつくっていくことができます。
5. 言葉を変える
成功している人と、成功していない人の違いはなにか、それはただ言葉が違うだけ、なのだそう。
なぜなら、言葉が思考をつくり、思考が行動をつくるからです。
言葉は思考から発せられるものですが、言葉を意識して変えていけば思考は変わってきます。
なぜなら、自分が発した言葉を一番たくさん聞くのは、自分自身だからです。
発する言葉が、いつも前向きで希望にあふれている人と、発する言葉が、いつも後ろ向きで、できない言い訳ばかり、不平不満ばかりの人。
両者が毎日浴びる言葉の種類がこれだけ違えば、両者の考え方も、そして人生が違ってくるのも納得でしょう。
あなたはいつも、どんな言葉を発していますか?
人は自分が思う通りの自分になろうとするし、自分が考えている通りに動こうとします。
つまり、自分の内側を変えることで、自分を好きなように変えていくことができる、ということです。
まずは言葉を変えるところから、自分の内面を変えていきましょう。
6. いい本を読む
成功している人、自分が「こうなりたい!」と思っている人の考え方や人生を、単行本ならだいたい1,500円程度で知ることができます。
本を読むことは、一番手軽にできる自己投資ですし、「この本に出会って人生が変わった!」という話もよく聞きます。
そして世の中の成功している人の中には、びっくりするぐらい多くの本を読んでいる人もたくさんいます。
「言葉を変える」のなかでも書きましたが、考え方が変われば行動が変わります。行動が変わるということはつまり、人生が変わるのです。
自分が変わるのです。
自分のこれまでの考え方を同じように続けていては、やっぱり同じまま。
成功している人、自分が「こうなりたい!」と思っている人の知恵や考えを知り、これいいなと思った部分を自分に取り入れてみる。
休日にはぜひ、いい本をたくさん読んで、先人の知恵を学んでみましょう。
7. アウトプットする
いくら本を読んでも、ただ本を読んでインプットをつづけるだけでは、ただの読書好きになってしまいます。
本を読んだのなら、そこで学んだこと、この考え素敵だな、と思ったことを実践して行動にうつす、アウトプットすることが必要です。
インプットとアウトプットのバランスが重要なのです。
筆者にも猛烈に本を読んでインプットしたい時期と、本を読むよりアウトプットしてとにかく行動にうつしたい時期があります。
インプットだけに一生懸命になる人は、インプットすることだけで満足してしまっている可能性があります。
しかし結局は行動することが大切です。
本で読んだことをアプトプットすることで、はじめて身につくのです、変わっていけるのです。
8. 外見を磨く
休日に時間があるのなら、外見を磨くことに専念することも、自分を変えるひとつの過ごし方です。
なぜなら、人は外見が変わることで、自分に自信をつけることができるからです。
そして自分に自信があれば積極的になれ、人生を変えていくことができます。
女性の場合は、メイクやファッションなど一度はプロにちゃんと教えてもらうことや、美容の本を読んで研究すること、ヨガや筋トレでスタイルを整えること、エステの力を借りることなど、いくらでも方法はあります。
この一ヶ月、「綺麗になるぞ!」と決めて徹底的に外見を磨いてみてはいかがでしょうか。
9. 引越しをする
休日に「ここ住んでみたい!」という街の物件を探しに出かけてみましょう。
ネットで物件を探してみるだけでもいいですが、実際にその街へ足を運んでみるとワクワクしてきます。
「海外ひとり旅」の箇所でも書きましたが、今の自分を変えたいと思ったとき、環境を変えることは大きな一歩。
筆者のまわりにも現状を変えたくて思い切って他県へ引越しをし、人生が変わった!という友人がいます。
そして筆者も、家賃をあげていくことで、より素敵な部屋に住んでお尻に火をつけて、収入が上がっていったという経験があります。
これは昔、おそらくキングコングの西野亮廣さんだったと思うのですが、テレビ番組のなかで「家賃をあげてお尻に火をつけて売れた」みたいなことを言っていたのを聞いて、真似した記憶があります。
少し話がそれてしまいましたが、もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらの作者である岩崎夏海さんも、引越しが人生を変えたと言っています。
人は良くも悪くも環境に左右されます。
今の自分を変えたい!そう思っている方は、思い切って引越しを考えてみるのもひとつです。
まずは休日に、住んでみたい街へ足を運んで、ワクワクしながら物件を探してみましょう。