東京にある入園無料の日本庭園おすすめ8選

記事内に広告を含む場合があります。
ホテルニューオータニ日本庭園

東京にある日本庭園のなかから、無料で入園できるスポットを厳選してご紹介します。いずれも、実際に私が足を運び、「また訪れたい」と思ったおすすめの庭園ばかり。ふらっと立ち寄れば、忙しい日常を忘れて癒しのひとときを過ごせますよ。

目次

1. イチョウ並木が美しい!大田黒公園(荻窪)

大田黒公園

ショッピングモール「ルミネ」があり、賑やかな荻窪駅。駅を出て10分ほど歩いた住宅街に、ひっそりと「大田黒公園」が広がっています。

大田黒公園は、日本で草分け的存在の音楽評論家・大田黒元雄氏の屋敷跡に広がる日本庭園です。

約70mつづくイチョウ並木が幻想的

大田黒公園(荻窪)

大田黒公園の大きな見どころが、正門はいってすぐ目の前に現れる「イチョウ並木」です。70mつづく白い御影石に沿って並ぶイチョウの木は27本。樹齢は100年を超えます。

奥に見える「庭門」との雰囲気が相性ばつぐんで、京都を旅しているような気分に。ここが東京であることを忘れそうになります。

池にはきれいな錦鯉が泳ぐ

大田黒公園(荻窪)

大田黒公園は池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)です。池にはあずまやが設置されており趣を感じさせます。

大田黒公園の鯉

池に目をやると、立派な錦鯉が泳いでいます。いつも橋の近くにいるので、すぐ間近に鯉を眺めることができます。この鯉は、杉並区と自治体交流している新潟県小千谷市から寄贈された錦鯉とのこと。

青もみじが美しく秋には紅葉のライトアップ

大田黒公園

大田黒公園といえば、紅葉のライトアップが有名です。普段は入園無料ですが、ライトアップ期間中の夜は有料となります。

紅葉のみならず、春〜夏にかけては青もみじが美しく風情があります。春から秋まで紅葉が楽しめる「ノムラモミジ」も。園内には60本以上のもみじがあるそうですよ。

あわせて読みたい
荻窪「大田黒公園」で青もみじと小川に癒される夏さんぽ 気づけば、季節ごとに訪れている大田黒公園。夏は青もみじと小川が清涼感があり、小さな避暑スポットとしても最適。真夏の暑さをほんのひととき忘れさせてくれます。 正...

大田黒公園
杉並区荻窪3-33-12
公式サイト

2. 季節の花が彩りを添える!肥後細川庭園(江戸川橋)

肥後細川庭園

肥後細川庭園があるのは、「ホテル椿山荘東京」のおとなり。東京メトロ有楽町線「江戸川橋駅」、東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩15分ほどです。

熊本藩主・細川家の下屋敷だった場所に広がっており、園内を散策していると「こんなに美しい日本庭園を無料で楽しめるなんて嬉しすぎる!」という気持ちになってきます。

肥後というのは、現在の熊本県にあたる旧国名です。

細川家の学問所として建てられた「松聲閣」

肥後細川庭園
右に写っているのが松聲閣

肥後細川庭園には、明治20年頃に細川家の学問所として建てられた「松聲閣(しょうせいかく)」という建物があります。

肥後細川庭園 松聲閣

私が訪れたときは、松聲閣の2階は庭園を一望する展望所となっていました。

庭園を季節の花が彩りをそえる

肥後細川庭園の花菖蒲

肥後細川庭園では、季節の花が彩りをそえます。初夏にはあじさいや、約28種類の肥後花菖蒲が池のまわりに艶やかに咲き誇ります。

春にはツツジや藤、肥後芍薬、桜、2月から3月初旬には梅や肥後椿、冬には水仙、秋には彼岸花や肥後山茶花、そして紅葉。紅葉の時期にはライトアップも行われます。

季節ごとに訪れ、ちがった庭園の風景を楽しむのもいいですね。

樹林地があり自然を満喫できる

肥後細川庭園

肥後細川庭園は土地のアップダウンをいかした造りになっており、丘陵の樹林地があります。ヒールのある靴では少々危ない(疲れる)ので、スニーカーなど歩きやすい靴がよいでしょう。

池のまわりより涼しさを感じる樹林地。途中、ベンチが置いてあり休むことができたり、庭園を見下ろせる場所があったりと、園内でも癒しのスポットとなっています。

肥後細川庭園
東京都文京区目白台1-1-2
公式サイト

3. 滝が映える!ホテルニューオータニ・日本庭園(赤坂見附)

ホテルニューオータニ日本庭園

東京メトロ「赤坂見附駅」から徒歩3分の場所にあるラグジュアリーホテル「ホテルニューオータニ」。敷地内には約1万坪(東京ドームの2/3ほど)の日本庭園があり、じつは宿泊者でなくても入園無料で楽しむことができるのです。

写真映えする大滝が見どころ

ホテルニューオータニの日本庭園

ホテルニューオータニの日本庭園のメインとなるのが、高さ6mの大滝です。高低差がある場所だからこそ可能で、夜にはライトアップを実施。

都会のど真ん中に、これだけの規模の滝を擁する日本庭園があるなんて、驚きですよね。暑い季節には涼やかに、そのほかの季節には情緒ある風景で楽しませてくれます。

朱色の太鼓橋は人気の記念撮影スポット

ホテルニューオータニ日本庭園

写真映えするのが「大滝」なら、人物をふくめた記念撮影スポットとして人気があるのが、鯉がおよぐ清泉池にかかる朱色の太鼓橋です。

私が訪れたときも、順番待ちしてるのを目にしました。

そのほかにも園内には枯山水庭園など美しい風景を楽しむことができ、また、ホテルの敷地内とは思えないほど緑豊かです。

ラグジュアリーホテルの雰囲気も楽しめる

ガーデンタワーの廊下

ホテルニューオータニの日本庭園をおすすめしたい理由として大きいのが、老舗ラグジュアリーホテルの雰囲気を楽しめること。

日本庭園の出入口はいくつかありますが、ガーデンタワー6階にも出入口があります。

アフタヌーンティーも人気のラウンジ「ガーデンラウンジ」近くに出入口があり、老舗ラグジュアリーホテルの雰囲気がバッチリ味わえます。

ホテルニューオータニ・日本庭園
東京都千代田区紀尾井町4-1
公式サイト

4. グランドプリンスホテル高輪・日本庭園(品川)

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園

こちらもホテルの敷地内にある日本庭園で、宿泊者でなくても無料で入園ができます。

「プリンス さくらタワー東京」「グランドプリンスホテル高輪」「グランドプリンスホテル新高輪」に囲まれるようにして約20,000㎡の日本庭園が広がっています。

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園

上の写真の地図の一番上には「大宴会場 飛天」という文字が見えます。

もしかして聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんね、「大宴会場 飛天」はフジテレビ系列で放送される『FNS歌謡祭』の会場となっている場所です。

あの豪華なシャンデリアがある宴会場です。

風情のある山門が絵になる

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園の大きな見所は、東京にいるとは思えないような風情たっぷりの山門です。

春には山門を覆うように桜が咲き、とても美しいです。

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園

この山門をくぐると左手に鐘楼があります。3〜10月は17時、11〜2月は16時に、10回鐘をつき、お客様に時をお知らせ。

そして鐘楼の先には観音堂あります。山門、鐘楼、観音堂の3つは港区指定有形文化財に指定されています。

夜のライトアップが幻想的

高輪廿六夜

グランドプリンスホテル高輪の日本庭園では、竹あかり総合プロデュース集団「CHIKAKEN」が手がけたライトアップを楽しむことができます。

青い光と、やさしい竹あかりが織りなす光景はとても幻想的です。

グランドプリンスホテル高輪・日本庭園
東京都港区高輪3-13-1
公式サイト

5. 朝7時から開園している!甘泉園公園(早稲田)

甘泉園公園

早稲田にある「甘泉園公園」は朝7時から開園しています。朝の時間を持て余しているときや、朝、緑のなかで静かに過ごしたい方にもおすすめです。

面積は14,235平方メートルと、規模はそこまで大きくありませんが、入園無料とは思えないほど美しく、また人も少なく穴場的存在。

上池と下池がある池泉回遊式庭園で、池まわりとぐるっと歩くことができます。

飛び石や石橋を渡って

甘泉園公園

上池と下池の境目には飛び石があり、池をわたることができます。上池から下池に水が流れ落ちるのを見ることもできます。

甘泉園公園

上池に浮かぶ小島とをつなぐ石橋があり、風情があります。こちらで記念写真を撮影するのもいいでしょう。

四季折々の風景が美しい

甘泉園公園
甘泉園公園の小高い丘から

春には桜やつつじ、初夏にはあじさい、秋には紅葉、そして冬には雪吊りと、四季折々の風景を楽しむことができます。

園内には甘泉園公園の見晴らる小高い丘も。歩きやすい靴で行くほうがいいでしょう。

数ヵ所ベンチがあるほか、大きめの東屋もあり、美しい景色を眺めながらのんびり過ごせます。

甘泉園公園
東京都新宿区西早稲田3-5
公式サイト

6. 静かな時間がながれる!目白庭園(目白)

目白庭園

目白駅から歩いて5分の住宅街に広がる「目白庭園」。池袋駅からも徒歩圏内です。賑やかな池袋から歩いて行ける場所に、静かな時間がながれる日本庭園があるなんて驚いてしまいますよね。

目白庭園はこじんまりとした庭園ですが、のんびりと時間を過ごすにはおすすめです。

数寄屋建築の「赤鳥庵」の下にはベンチ

目白庭園

目白庭園は庭の中心に大きな池を配した、池泉回遊式です。池のすぐそばには、石垣のうえに建つ、数寄屋建築の「赤鳥庵」があり、石垣の目の前には休憩できるベンチが置かれています。

昼頃に訪れるとちょうど影になっており、間近に池を眺めながらゆっくりでき、くつろぐには最高のスポットだと感じました。

六角形の浮き見堂が絵になる池

目白庭園

広さ約500㎡の池には鯉がおよぎ、私がが訪れたときには鴨の姿も見ることができました。そして池に突きでるような形で設置されている六角形の浮き見堂がとても絵になります。

私もこちらで寛ぎたかったのですが、等間隔で人が座っておりあいにく座れず。

目白庭園
東京都豊島区目白3-20-18
公式サイト

7. 大きな池をぐるっと囲む旧安田庭園(両国)

旧安田庭園

JR総武線「両国駅」より徒歩5分、都営大江戸線「両国駅」からは徒歩7分ほどの場所にある「旧安田庭園」。庭園の大部分を池が占め、池を眺めながらゆっくりと過ごせる日本庭園です。

とても綺麗に整備されており、変化に富んだ風景を楽しむことができます。

潮入り池泉廻遊式庭園

旧安田庭園

旧安田庭園の大きな特徴のひとつが、人工的に潮入りを再現していること。もともと「潮入り池泉廻遊式庭園」として造られた「旧安田庭園」は、隅田川の水を引き入れ、潮の満ち引きによって池の水位が変化する景観を楽しめました。

水位調整のための水門は昭和40年ごろには閉じられましたが、いまはポンプによって再現しています。

旧安田庭園

この写真では沢飛石がはっきりと見えますが、人工潮入り池の水位の変動によって水に隠れたりもします。面白いですよね。

季節のうつろいを感じられる

旧安田庭園

私が訪れたのは5月だったので、園内のいたるところにツツジが咲いており艶やかでした。秋にはこの太鼓橋が紅葉で彩られ、とても美しい風景を見せてくれます。

旧安田庭園
東京都墨田区横網1-12-1

8. 竹林も美しい高低差のある「等々力渓谷日本庭園」(等々力)

等々力渓谷日本庭園

東京23区唯一の渓谷である「等々力渓谷」に日本庭園があることをご存知でしょうか。渓谷の南側に静かに広がってきます。

面積こそ大きくはないものの、高低差をいかした庭園は変化にとんだ景色を楽しめます。

石段を囲む竹林が美しい

等々力渓谷日本庭園

庭園への入口は3か所ありますが、なかでも谷沢川沿いの「かぶき門」は風情があります。この「かぶき門」から入るとすぐ目の前に竹林がとびこんできて「わぁ」と声をあげたくなる景色。

竹林を縫うようにつづく石段をのぼり、立ち止まって振り返ると、「かぶき門」と石段、そして竹林が一枚の絵のような美しさで思わず写真を撮りたくなってしまいます。

お茶もいただける書院

等々力渓谷日本庭園

上にのぼっていくようにつづく庭園(ただし、正門から入園した場合は下にくだる)。一番高い場所につくと、書院があります。

休憩所として開放されており、セルフサービスのお水やお茶も用意されています。縁側に座りながらのんびりしていると、とても癒されます。

等々力渓谷日本庭園

書院のあたりは、みどりの苔が美しく日本庭園の趣を感じます。

等々力渓谷日本庭園・書院
東京都世田谷区野毛1丁目15-15

よかったらシェアしてね!

電子書籍『わたしの機嫌はわたしがつくる』

わたしの機嫌はわたしがつくる

外からの刺激が多く、先行きが不透明な今の時代に必要なのは「わたしの機嫌は、わたしがつくる」というささやかな心がけ。「わたしの機嫌は、わたしがつくる」とは、人生の主導権を取り戻し、自分が主役の人生を生きるということです。

Kindle Unlimited会員なら0円で読めるので、お手にとっていただけますと幸いです。

この記事を書いた人

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信しています。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、これまでに6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポットを紹介しました。

目次