手軽に体を動かすことができ、気分転換にもなる散歩。歩くことで幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が盛んになり、ポジティブな気持ちになるものです。しかし飽きがくるという人も多い散歩!この記事では散歩好きのライターが飽きない散歩の楽しみ方をご紹介しています。あなたの散歩が楽しいものとなりますように。
1. 知らない街を旅行気分で散歩
散歩好きの筆者の、散歩の一番の楽しみ方は、知らない街を旅行気分で歩くことです。なんてことない住宅街でも、知らない場所というのは好奇心を掻き立ててくれます。
いまはスマホで簡単に地図を見ることができるので、少しぐらい迷ったって大丈夫!
「こっちに行くとどんな風景が広がっているのだろう?」とワクワクしながら、知らない街を歩くのは楽しいものです。
たとえ近所であっても、ふだんは通らない道を通るだけで新しい発見があります。
筆者は春に近所をフラリと散歩しつつ、歩いたことがない道を歩いてみたら、大きな桜の木があることを知り興奮しました。
ぜひ好奇心をもって知らない道を散歩してみてくださいね。
2. 行きたいお店・場所を目的地として散歩
「行ってみたいパン屋さんがある!」
「行ってみたいカフェがある!」
「行ってみたい公園がある!」
「行ってみたい映えスポットがある!」
いつもなら自転車や電車、車を使うような、少し遠い場所にある行ってみたいお店、場所を目的地に設定して散歩をするのも楽しみ方のひとつです。
ふつうに歩くとだいたい4kmで1時間。
自宅から4km圏内なら、行ってみたいお店のひとつやふたつあるかもしれませんし、もしなければ探してみてもいいでしょう。
3. 公園などネイチャースポット散歩で森林浴
街なかを散歩するのとは違った楽しみ方ができる、ネイチャースポットの散歩。
森林セラピーという言葉もありますが、自然に20分触れ合うだけでストレスホルモンであるコルチゾールを減少させる効果があることがわかっています。
また自然に触れ合うことで五感が研ぎ澄まされ、ひらめきなどの直感力が磨かれます。
なにも考えずに、公園や渓谷、川沿いなどのネイチャースポットを散歩し、ただただ「気持ちいいなぁ」と感じてみませんか?
4. 歩数計で1万歩散歩にトライ
人によって違いますが、1万歩でだいたい7km〜8kmになります。往復で考えるとそこまで長い距離ではありません。
スマホに歩数計がついていたり、スマホのカウントが心配なら歩数計アプリもあります。
人は結果が数値化されて目に見える形になるとやる気がでるので、「今日は1万歩歩くぞ!」と決めて、5,000歩のところで折り返す。
ただのんびり歩くだけでは楽しめない!という方は、歩数を目標にして散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
5. 気になるカフェ・レストランを見つけて入ってみる
「今日の散歩は気になるカフェやレストランを見つける!」ということを目標にし、そのお店に入ってランチやティータイムを過ごす。
いまはネットで簡単にお店が探せてしまうからこそ、行き当たりばったりの散歩の途中で、偶然出会ったお店との出会いを大切にしてみるのも楽しいものです。
当たり外れはあるかもしれませんが、それも経験!
好奇心が私たちの心を豊かにしてくれます。
6. テイクアウトグルメ&公園のベンチでピクニック
偶然みつけたパン屋さんや、街のお肉屋さんのコロッケなど、散歩の途中に見つけたお店でテイクアウト。
そして、そのお店から近い公園をさがして、公園のベンチでのんびりとピクニック気分の時間を過ごす。
気候のいい日に屋外で食べるごはんは、なぜか屋内で食べるよりもおいしく感じますよね。散歩で体を動かしたほどよい疲労感もあり、なおさらおいしく感じられるでしょう。
「今日はあの街へ行ってみよう!」など、休日ごとに散歩する街をかえて、その街ごとにおいしいグルメや気持ちのいい公園を見つける楽しみ方も、ぜひトライしてみて!
7. voicyを聴きながら散歩
ダイエットや運動を目的とした散歩は飽きがきがち。そこでおすすめしたい楽しみ方が、vociyを聴きながらの散歩です。
voicyは日本発の音声プラットフォームと呼ばれるもので、短いラジオのようなもの。
有名人や、ビジネス界のプロの方、本の著者など影響力のある方がそれぞれの個性をいかした配信を行っています。
気になる話は「あとで聞く」を選んでライブラリに保存できるので、散歩用にいくつかの話を保存しておき、voicyを聴きながら散歩をするのと飽きずに楽しめます。
自己啓発的なものや心理学的な配信も多く、向上心のある方におすすめの散歩の楽しみ方です。
8. インスタグラムのストーリーズに投稿
散歩をしながら、ときどきインスタグラムのストーリーズに投稿するのもおすすめの楽しみ方です。
さすがに場所がバレることは危険性もなくはないので、友達限定公開にするとか、タイムラグを利用して投稿するとか、場所がわからない程度に投稿するなどの注意も必要ですが、散歩で見つけた風景をストーリーズに投稿しながら歩くのも楽しいものです。
9. 同じ場所の写真を撮って違いを楽しむ
日本には四季があることが大きな魅力だと思っています。
毎週、毎月など、定期的に同じ場所を散歩して、同じ場所の写真を撮ると移り変わりを感じられます。
筆者も散歩をしていると、「先週は咲いてなかったのに、もう紫陽花が咲いてる!」と驚いたり、「先週はオレンジ色の金木犀の花が咲いていたのに、もうなくなってる!」など、短い時間でも風景は刻々と変わっていることを感じます。
「スマホで撮影した写真が溜まっていく一方だ」という方は、非公開のインスタグラムなどをつくって、自分だけの(もしくは家族や友達のみがみられる)散歩アルバムとして写真を投稿していく楽しみ方もあります。
10. ポジティブワードをつぶやきながら散歩
散歩をすることで幸せホルモンのセロトニンの分泌が盛んになりますが、筆者は散歩をしながら口角をあげることで、さらに幸せ気分で散歩を楽しんでいます。
ポジティブな状態のときにはポジティブな発想もうまれやすく、悩んでいたことも大したことないじゃん!と思えるようになります。
そしてもう一つ付け加えたいのが、ポジティブワードを(心の中で)つぶやきながらの散歩です。
私たちは、自分がよくつかう言葉でできています。
そして自分がよくつかう言葉に引っ張られた思考をするようになり、行動をするようになります。
これは自分が発する言葉だけでなく、心の中でつぶやく言葉もふくまれ、いい言葉をたくさん使う人は幸せで豊かな毎日を過ごし、よくない言葉をたくさん使う人は、それ相応の毎日を過ごします。
だから散歩でポジティブ気分になっている時こそ、
「気持ちいいなぁ」
「天気がいいなぁ」
「幸せだなぁ」
「楽しいなぁ」
などのポジティブワードをつぶやきながら歩き、幸福度をよりアップさせる。
自分が使う言葉のなかで、いい言葉の割合を増やしていくキッカケに、散歩は最適なのです。
また歩きながら「どんどん幸せがやってくる!」とつぶやくと、歩くという行動とともなって、本当に幸せがやってくる感じがしてきます。
「感じがしてくる」だけではなく、脳のしくみからも本当に幸せになってしまうので、こちらもぜひおすすめしたい散歩の楽しみ方です。
11. 姿勢を意識した歩き方でボディメイク
正しい姿勢というのは筋肉をつかいます。
せっかく散歩をするのなら、姿勢を意識した歩き方でちゃっかりボディメイクをしてしまいましょう。
老人のことを考えたあとは動作がゆっくりになるという実験結果があるそうで、同じように「私はモデルよ!」と、頭のなかでモデルをイメージして歩くと、姿勢もスッと伸びます。
散歩をしながらモデルごっこを楽しんでいるうちに、本当にモデルさんのような姿勢が手に入っているかもしれませんね。