東京・近郊にある海外みたいな場所9選

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長池見附橋

東京、そして近郊にある、まるで海外を訪れたような場所をご紹介しています。海外旅行はなかなか行けなくても、東京やその近郊には、ちょっと歩くだけで気分が切り替わる場所があります。

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東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信。Amazon Kindle総合ランキング2位『わたしをご機嫌にする休日』をはじめ、6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポット紹介も。

目次

1. まるでイタリアの街角!汐留イタリア街(東京・汐留)

汐留イタリア街

まるでイタリアの街角に迷い込んだような景観が楽しめる「汐留イタリア街」。汐留駅のほか、新橋駅や浜松町駅からも歩いて行けるアクセスのよさも魅力です。

私も訪れる前に何度も写真で見ていたのですが、実際に行ってみると、本当にそのままの景色が広がっていて感激しました。

汐留イタリア街

汐留イタリア街とは、汐留シオサイト5区に広がる、イタリアをイメージした街のこと。イタリア人建築家の監修により整備されました。

コンパクトなエリアながら、この一角だけイタリアにワープしたような雰囲気。「どこでもドアを開けたらこうなった!」という気分になります。

汐留イタリア街

なかでも象徴的なのが「ウインズ汐留」。JRA(日本中央競馬会)の場外馬券場ですが、まるで神殿のような外観が印象的です。館内にはカフェ「プロント」もあり、テラス席に座れば、まさにイタリアを訪れたような気分でカフェタイムを楽しめます。

汐留イタリア街
住所:東京都港区東新橋2丁目

2. ヨーロッパの庭園と街並み!ガスミュージアム(東京・小平市)

ガスミュージアム

1967(昭和42)年4月に開館した、東京ガスが運営する企業博物館「ガスミュージアム」。公共交通機関を使う場合は、花小金井駅や東久留米駅、武蔵小金井駅からバスを利用することになります。アクセスは少し不便ですが、その分ちょっとした“穴場感”があるのも魅力です。

敷地に足を踏み入れた瞬間、「わぁ、ヨーロッパみたい!」と興奮!季節の花が彩る庭園と、クラシカルな赤レンガ造りの建物、そして街灯が立ち並ぶ風景に心が躍ります。

ガスミュージアム

赤レンガの建物は新しく建てられたものかと思いきや、明治時代のガス事業で使われていた施設を移築・復元したもの。

ガスミュージアム

庭園は「ガスライトガーデン」と呼ばれ、パリやロンドン、ドイツで実際に使われていた歴史あるガス灯が18基並び、24時間灯り続けています。

赤レンガとガス灯がつくり出す風景は、どこかヨーロッパの街角を歩いているようで、ちょっとした旅気分を味わえます。

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ガスミュージアム
東京都小平市大沼町4-31-25
公式サイト

3. ヨーロッパの水辺散歩!長池見附橋(東京・南大沢)

長池見附橋

京王線「南大沢駅」から歩いて20分ほど。長池公園にある「姿池」に架かる「長池見附橋」は、まるでヨーロッパの水辺を散歩しているような気分にさせてくれる美しい橋です。

朝ドラ『虎に翼』のロケ地にもなったことで注目を集めました。

長池見附橋

橋の長さは37メートル、幅は17.4メートル。下から見上げると、赤レンガと白い花崗岩の橋台、優雅な橋灯、そしてネオ・バロック様式の装飾が目に入り、その重厚感に思わず見上げてしまいます。

「どうして、こんな西洋風の橋がここにあるのだろう?」

そう思って調べてみると、実はこの橋、もともとここに造られたものではありませんでした。そのルーツをたどると、1913年(大正2年)に完成した、都内最古の陸橋である「四谷見附橋」に行き着きます。

1991年に道路拡幅のため、「四谷見附橋」が架け替えられることに伴い、旧橋がこの地に移築となりました。 当時の「四谷見附橋」と隣接する迎賓館との調和を考え、橋は気品あふれるネオ・バロック様式に。時代を超えて今も人々を魅了しています。

長池見附橋

長池見附橋は、橋の上を歩いてもヨーロッパ気分!橋の向こうに続くイチョウ並木が、晩秋にはよりいっそう風情のある景色を見せてくれます。

長池公園(長池見附橋)
東京都八王子市別所2-58
公式サイト

4. 北欧の森と湖の風景!水元公園(東京・金町)

水元公園

JR常磐線「金町駅」・京成金町線「京成金町駅」から徒歩約20分。都内とは思えないほど広々とした自然が広がるのが「水元公園」です。小合溜(こあいだめ)と呼ばれる大きな池に沿って整備された公園で、ゆったりとした水辺の景色が魅力です。

池を挟んで葛飾区側が「水元公園」、対岸の三郷市側が「みさと公園」となっています。池の向こうに見える「みさと公園」のメタセコイアやラクウショウの木々が並ぶ光景は、まるで北欧の湖畔にいるかのよう。

水元公園

池の周りには遊歩道が整備されていて、散歩をしていると東京23区にいることをつい忘れてしまいそうです。ベンチも多く、春や秋にはお弁当を広げたり、のんびりとカフェタイムを楽しむのにもぴったり。

水元公園のメタセコイアの森
メタセコイアの森

公園内には「メタセコイアの森」と呼ばれるエリアもあります。空に向かってすっと伸びる高い木々がつくる木陰が心地よく、テーブル付きのベンチでひと休みするのもおすすめです。ここにいると、まるで北欧の森に迷い込んだような気分で、時間を忘れてゆったりと過ごせます。

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水元公園
住所:葛飾区水元公園・水元猿町・東金町五、八丁目・埼玉県三郷市高洲三丁目
公式サイト

5. 東洋の雰囲気ただよう!大倉集古館(東京・虎ノ門)

大倉集古館

虎ノ門にある「大倉集古館(おおくらしゅうこかん)」は、1917年(大正6年)に開館した、日本初の私立美術館として知られています。

創設者は実業家の大倉喜八郎とその子・喜七郎。大倉財閥の創業者でもある喜八郎が蒐集した美術品を一般に公開するために設立されました。

大倉集古館

まず目を引くのは、まるで中国を訪れたかのようなエキゾチックな建物。緑青がかった銅板屋根に、石を積み上げた壁、唐様式を取り入れた装飾が特徴で、近代的なビルが立ち並ぶ都心の中でひときわ目を引きます。

敷地内に一歩足を踏み入れると、虎ノ門という都会にいることを忘れてしまうほど、東洋の趣が漂います。

2019年のリニューアルでは耐震補強やバリアフリー化が行われ、歴史ある外観を残しつつも、より快適に鑑賞できる空間へと生まれ変わりました。

大倉集古館
東京都港区虎ノ門2-10-3
公式サイト

6. まるでハワイ!小坪海浜公園&リビエラ逗子マリーナ(神奈川・逗子)

小坪海浜公園

逗子駅からバスで10分ちょっとの場所にある「小坪海浜公園」。駅から歩こうと思えば歩ける距離にある小さな公園です。ちなみに鎌倉駅からもバスで訪れることができます。

海沿いにはヤシの木がズラリと並び、青い海とその向こうにそびえるマンション群の景色がまるでリゾート地のよう。背後に広がる山が、なんだかダイヤモンドヘッドに見えてくるから面白い。まるでハワイに来たような気分にさせてくれます。

リビエラ逗子マリーナ

小坪海浜公園のある辺りは、ヨットハーバーやホテル、カフェ・レストランが立ち並ぶ「リビエラ逗子マリーナ」。道路沿いに続くヤシの木並木や、白い外壁とオレンジ色の屋根が印象的なマンション群が、さらに南国の雰囲気を演出しています。

マリブファーム 逗子マリーナ
マリブファーム 逗子マリーナ

L.A.セレブ御用達の人気レストランが日本に初上陸したとして話題になった「マリブファーム 逗子マリーナ」では、プールを眺めながら、体にやさしい料理をいただけます。

小坪海浜公園
神奈川県逗子市小坪5-426
公式サイト

7. イギリスの庭園!港の見える丘公園(神奈川・横浜)

港の見える丘公園

春と秋のバラが見頃を迎える季節にぜひ訪れたいのが、横浜・山手の高台にある「港の見える丘公園」。その名のとおり、ベイブリッジをはじめ港の景色を見渡せる、横浜らしい眺めが楽しめる公園です。

横浜を代表するバラの名所として知られ、園内には3つのローズガーデンがあります。なかでも「イングリッシュローズの庭」は、海外の雰囲気たっぷり。イギリス館(旧英国総領事公邸)を背景に英国風の庭園が広がり、まるでイギリスの田園にある邸宅を訪れたような気分に。

港の見える丘公園

バラに包まれた小径の先に、ちらりとイギリス館が顔をのぞかせる景色も絵になるスポット。おしゃれをしてお出かけをして、満開のバラや歴史ある洋館と一緒に写真を撮りたくなります。

港の見える丘公園

3つのローズガーデンのひとつ「バラとカスケードの庭」には、山手111番館があります。こちらの建物にはカフェ「カフェ・ザ・ローズ」があり、テラス席でバラが咲き誇る庭を眺めながらゆったりとしたカフェタイムを楽しめます。

港の見える丘公園
神奈川県横浜市中区山手町114
公式サイト

8. 東アジア最大の中華街!横浜中華街(神奈川・横浜)

横浜中華街

日本最大であるだけでなく、東アジアでも最大級とされる「横浜中華街」。約600軒もの飲食店や雑貨店が軒を連ね、歩くだけでもわくわくするエリアです。

なかでも目を引くのが、極彩色の彫刻が施された「横浜関帝廟(よこはまかんていびょう)」。三国志で知られる武将・関羽をお祀りしており、商売繁盛や財運、学問、勝負運のご利益があるとされ、多くの人が参拝に訪れます。

横浜中華街

また、香港ストリートと呼ばれる小さな路地もフォトスポットとして人気。カラフルな看板が並ぶ通りは、まるで香港を旅しているような気分で写真が撮れます。

悟空茶荘

個人的におすすめしたいのが「悟空茶荘」。1階は中国茶や茶器、雑貨を扱うショップで、2階は落ち着いた雰囲気のカフェ。まるで本場の茶芸館に足を踏み入れたような空間で、中国茶とスイーツをゆったり楽しめます。

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横浜中華街
神奈川県横浜市中区山下町
公式サイト

9. 都心から60分で北欧へ!メッツァビレッジ&ムーミンバレーパーク(埼玉・飯能)

メッツァビレッジ

埼玉県飯能市にある「メッツァビレッジ」は、北欧のライフスタイルを気軽に体験できる湖畔の施設です。宮沢湖を望む広々とした敷地には、北欧デザインの雑貨やインテリアを扱うショップ、地元食材を使ったレストランやカフェが並び、まるで北欧の小さな村を訪れたような気分になります。

ムーミンバレーパーク

敷地内には、フィンランド生まれの人気キャラクター「ムーミン」の物語を体感できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」があります。

大きな湖に突き出るように佇むのは、ムーミンパパがつくった水浴び小屋。自然のなかに違和感なく溶け込む姿は、物語の世界観と北欧の静かな湖畔の風景をそのまま切り取ったようです。

ムーミンバレーパーク

園内には、北欧の街角を思わせる可愛らしいショップが点在。なかでも「POSTI」では、ムーミン谷の仲間たちが描かれたポストカードやレターセットが並び、思わず誰かに手紙を書きたくなってしまいます。

そのほか、北欧らしいメニューを楽しめるレストランやカフェもあり、湖を眺めながら休憩したり、ゆったりと一日を過ごすのにぴったりのスポットです。

メッツァビレッジ
埼玉県飯能市宮沢327-6
公式サイト

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