せっかくの休日に何もしなかった、テレビを観るだけで終わってしまった、外出しようと思っていたのに結局めんどくさくて家から出なかった。
夜になって「あー休日を無駄にした」と後悔したことがある人は、世の中にごまんといるでしょう。
休日をダラダラと過ごしてしまうことに罪悪感を感じてしまうことは多いですが、その罪悪感や後悔する気持ちが少しでも軽くなる考え方を、これからご紹介していきたいと思います。
もう「休日を無駄にした!」なんて思わなくなるかもしれませんよ。
休日を無駄にした!と後悔したときの3つの考え方
1. 自分の願いを叶えてあげた!と考える
願いを叶えるというと、何かものすごく大きな願いを叶えることばかりに注目してしまいますが、自分のなかの小さな願いを叶えてあげることもとても大切ですし、「願いを叶えてあげた」と考えるとネガティブな考え方もポジティブに変わります。
休日に何もしなかった、テレビばかり観ていた、ゲームばかりしていた、1日家のなかでパジャマで過ごした。
これらのことは、「自分がそうしたくてそうした」と考えると、自分の小さな願いを叶えてあげたことになります。
本当はそうしたくなかったのに、そうしてしまったと考えるから、「休日を無駄にした」と後悔します。
何もしたくないという自分の願いを叶えてあげたと考えると、気持ちもポジティブになっていきませんか?
テレビが観たかった自分の願いを叶えてあげたと考えてみましょう。
この思考の嬉しいところは「私は自分の願いを叶えてあげられるんだ」とワクワクできるということ。
自分の願いを叶えてあげられるんだ!と思うと、大きな願いも叶えられそうな気がして、いろいろな事にチャレンジしたくなってきます。
2. 無駄を楽しめる人は豊かになる
意味があることしかやりたくない、そんな人生はとてもつまらないと思いませんか?
メリットやデメリットだけで行動するような人にはなりたくない、と筆者は思ってしまいます。
それより自分自身が「楽しい」と思えることが多いほうが幸せだと感じます。
人生を楽しむ方法は、楽しもうとすることです。
自分にとって意味があるかないかも大切かもしれませんが、楽しんでみようとする心も大切です。
脳は自分が見たいものだけを見るようにできています。
すれ違う人たちの顔を全部認識していたら、脳は処理できなくなります。だから、すれ違う人たちの中から、たとえば「あの人かっこいい!私のタイプ」と思った人だけが見えたりします(笑)。
無駄な時間も「楽しもう」としてみることで、楽しめるようになります。
幸せで豊かな人は、一見すると無駄に思える時間も楽しめる人。
休日に面白いテレビを観て「アハハハハ」とたくさん笑ったのなら、それって幸せなことです。
ちょっとスケールの大きな話になってしまいますが、人間、死ぬときには何も持っていけません。
それだったら、楽しんで過ごしたいと思いませんか?
休日を無駄にした!と考えて後悔するよりも、次からは無駄に思える時間も楽しんでみてください。
ゲームをするなら、「休日にゲームだなんて…」と考えるより「ゲーム楽しい!」と思いながらゲームをする。
テレビを観るなら「この人、めっちゃ面白い!」とひとりで笑いながらテレビを観る。
人は、楽しんでいると、次々と楽しいアイディアが生まれてくるものです。
楽しんでいると、楽しいことがやってくるものです。
無駄な時間も、積極的に楽しもうとしてみてくださいね。
3. 無駄にしたと思わなければ無駄じゃない
起こっている出来事にたいして、どう解釈するかの違いで自分の感情が違ってきて、結果も違ってきます。
休日に何もしなかったことや、テレビばかり観て過ごしたことを「無駄」と考えれば無駄になりますが、「無駄じゃない」と考えれば、まったく無駄な時間ではありません。
休日にできなかったことを数えるのではなく、休日にできたことを数えてみましょう。
何もしなかった →→→ 自分を休ませてあげた
テレビばかり観ていた →→→ 自分を楽しませてあげた
SNSばかり見ていた →→→ 新しい情報を得られた
つい人は、できている事よりもできていない事を考えてしまいますが、できていない事の陰にはできている事が必ず存在しています。
休日に限らず、日々、今日できなかった事よりも、今日できた事、今日やった事を数えていくほうが人生が豊かになります。
無駄を知っているから充実を味わえる
すべての物事には二面性があります。
不安な気持ちを感じるから、安心する気持ちを感じられます。
ネガティブな気持ちがあるから、ポジティブな気持ちを感じられます。
一見すると嫌な出来事のなかにも必ずいい面が隠れていて、それを見つけられる人は幸福度が高い人です。
このように物事には必ず陰と陽があり、無駄を知っているから、充実した気持ちが味わえます。
だから「あー休日を無駄にした」と気持ちも大切な感情です。
休日を無駄にした自分を必要以上に責めず「そんな日もあるよね」と優しく受け入れてあげてくださいね。