せっかくの休日を満喫したいと思っているのに、結局なんとなく過ごしてしまう。予定がなくて暇をもて余していたり、反対に、予定をこなしているのに、なんだか心が満たされない。
この記事では、休日を満喫する方法をご紹介していきますが、満喫するとは、心が満たされて楽しいと思えること。
なにをやっても、やらなくても、自分が満足するかしないかの違いであり、予定がたくさん詰まっているからといって満喫できるわけではありませんし、予定がなくても満喫する方法があるのです。
1. 目的をもって行動する
同じことをやるにしても、目的をもってやるのか、ただなんとなくやるのかで、満足度がまったく違ってきます。
休日のランチも「空いてるからここでいっか」と思ったお店で食べるのと、身体にいい食事がしたいと思い、野菜がたくさん食べられるレストランでランチをするのとでは、満足度が違うのは明らかですよね。
前者はランチを食べたことすら忘れてしまうかもしれませんが、後者の場合は「今日は身体にいい食事ができた!」と満足します。
家でダラダラすることに関しても、「今日はゆっくりと自分を休ませてあげよう」と思えば満足できますし、反対に、ダラダラすることに罪悪感を抱いていれば、休日を無駄にした!と感じるでしょう。
休日を満喫する方法のひとつは、自分がやることに目的をもつことです。
なにかをやらないことにも、目的をもつことです。
2. 今この瞬間に集中する
休日を満喫する方法の2つ目は、今この瞬間に集中することです。
せっかくの休日に、明日からの仕事のことを考えたり(考えるのが楽しいならOK)、漠然と未来に不安にとりつかれたり、過去の後悔が頭をよぎったり、心ここにあらずになってしまう人は少なくありません。
休日を満喫するには「楽しもう」と決めることが大切です。
今この瞬間に集中して、今この時間を楽しむ。
脳の仕組み上、自分が見たいものを見るようになっており「楽しむ」と決めたら、楽しい世界が見えるようになります。
3. 一度にやることは一つだけと決める
休日を満喫する方法の3つ目は、一度にやることは一つだけに決めることです。
一つのことをやりながら「あれもやりたい、これもやりたい」とか、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と、やっぱり心ここにあらずになってしまうと、今という時間を満喫できません。
何かをやっているなら、潔くその一つのことに集中する!
その一つのことをやり遂げたら、また次のことを考え、そのことに集中しましょう。
人は悩んでいるあいだ、迷っているあいだにストレスがかかると言われています。
何かをやりながら「あれもやりたいなぁ、あれもやらなきゃなんだけどなぁ」と迷う時間はストレスになるのですね。
マルチタスクよりシングルタスクのほうが返って生産性が高いことがわかっています。
4. 朝の時間を大切にする
朝の3時間はゴールデンタイムと言われており、1日のなかで最も脳がよく働く時間です。
朝、できればこの3時間のあいだに、なにか一つでも「やったぞ!」という達成感が得られると、休日を満喫した気分が得られます。
30分ランニングするでも、読書するでも、ブログを書くでも、ヨガをするでも、おいしい朝食を食べに行くでも何でもいいですが、【1】で書いたように、目的をもって自らの意思で、朝、何かをする。
朝の時間を有効につかうことで、満足感を得ることができます。
5. 休日にやりたいことをリストアップ
休日を満喫させるには、TODOリストではなく、やりたいことリストを書くのがおすすめです。
TODOリストと言ってしまうと、どこか「やらなくてはいけないこと」という義務感を感じますが、それを「やりたいこと」に変えるだけで楽しめるようになります。
たとえばTODOリストとして「掃除をする」だと、「掃除をしなきゃ…」。
しかし、やりたいことリストとして「掃除をする」だと、「掃除がしたい、掃除をしよう!」に変わります。
部屋が綺麗になるのは気持ちがいいものであり、そちらに焦点がいくようになるんですね。
小さなことでもいいので、やりたいことをリストアップする。
「どこそこのパン屋さんのパンを買う」も、やりたいことリストに書いたことで、なんとなく過ぎゆく行動のひとつではなく、「自分のやりたいことをやれた!」という満足感を得ることができます。
6. SNSを見る時間を減らす
情報を得たいなど、なにか目的があるならよくても、やみくもにSNSを見たりスマホに触れる時間が多くなると、脳が疲れます。
人は疲れるとマイナス思考に陥りやすいので、休日はできるだけSNSと距離をとったり、スマホから離れる時間をつくるといいでしょう。
可能ならスマホを家に置いて出かける休日にチャレンジしてみるのも悪くありません。
7. 自分を楽しませてあげようという意識をもつ
休日を満喫する方法、最後の7つ目は、自分を楽しませてあげようという意識をもつことです。
「どうやったら満喫できるだろうか?」と考えるより、「どうやって自分を楽しませてあげようかな?」と考えるほうが、いろいろと素敵なアイディアが浮かんでくるものです。
あなたが、あなたの大切な人を「楽しませてあげたい」と思うように、自分のことを「楽しませてあげたい」と思って、楽しませてあげましょう。
誰かが楽しくなる方法より、自分が楽しくなる方法のほうが、本当はわかっているはずです。