銀座で1200円の”本格和食ランチ”がいただけるなんて…!「銀座 静香庵」へ行ってきた

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銀座 静香庵

銀座での仕事が思いのほか早く終わり、時計を見ると11時40分ごろ。せっかくなら銀座でランチをしていこうと、前から気になっていた「銀座 静香庵」へ向かいました。じつはここ、1,200円で品数も内容も充実した本格的な和食ランチがいただける貴重なお店。銀座という場所を考えると、この価格帯はかなり魅力的です。

予約をしていないので入れるか心配でしたが…。

oto

この記事を書いた人:oto

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信。Amazon Kindle総合2位・エッセイ部門1位『わたしをご機嫌にする休日』をはじめ、7冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット番組に出演し、東京の穴場スポット紹介も。

目次

ビルの3階にある日本料理店「銀座 静香庵」

銀座 静香庵

銀座SIXにもほど近い、銀座三原通りにある「サクラマークス銀座612」というビル。その3階に「銀座 静香庵」はあります。ビルの前に掲げられたテナント看板にも、しっかり「銀座 静香庵」の文字があり、ひと安心。

ただ、ビルの1階に置かれていたメニューを見て、思わず立ち止まってしまいました。目当ての「1,200円ランチ」の記載がなかったのです。「もしかして、もう提供していないのかな…」「エレベーターを降りて、きっとすぐお店だし、メニューがわからないまま入るのは不安だなぁ…」と頭の中でぐるぐる考えてしまい、しばらくビルの下で迷うことに。

それでも、せっかく銀座にいるのだからと、エレベーターに乗り込み、3階に到着しました。

銀座 静香庵

案の定、エレベーターを降りるとすぐお店だったのですが、幸い、すぐに店内が見えるわけではなく、そこには、いかにも高級そうな日本料理店という趣の玄関がありました。

そこにはメニューも置かれていて、「彩点心(1,200円)」の文字がしっかり掲載されていました。税サ込みです。それを見て、まずはほっとひと安心。

そのまま上品な木の扉をガラガラと引いて店内へ入ると、着物姿の女性スタッフが「予約はされていますか?」と声をかけてくれました。当然、思いつきで訪れたので予約はしていなかったのですが、カウンター席へ案内され、あたたかいお茶が運ばれてきました。注文したのは、お目当ての「彩(いろどり)点心」です。

カウンターに腰を下ろすと、目の前では料理人の方が調理している様子が見え、思わず見入ってしまいます。そして気づけば、カウンター席はずらりとお客さんが並んでいました。

1,200円の「彩点心」がコスパよすぎ

銀座 静香庵

さて、いよいよ目の前に「彩点心」が運ばれてきました。これで1,200円だなんて…思わず声が出そうになるほどの内容です。

白いごはん、お味噌汁、焼き魚、天ぷら、小鉢5種、そして茶碗蒸し。一つひとつ丁寧に料理の説明があり、お米の銘柄まで教えてくださいました。さらに驚いたのは、「ごはんはお代わりできます」のひと言。

1,200円でこれだけの和食が味わえて、ごはんのお代わりまでできるとは思っていませんでした。

味噌汁のあたたかさにほっと癒され、茶碗蒸しをひと口含むと、だしがきいたぷるぷる食感に思わずうっとり。こんなにおいしい茶碗蒸しがいただけるなんて、と心がほころびます。

天ぷらも小鉢も上品で、どれも丁寧に作られた味わい。食べ進めるほどに満足感が広がり、「はぁ、幸せ」と心の中で何度もつぶやいていました。

そしてすべてを食べ終えたころ、最後にデザートが運ばれてきました。

銀座 静香庵

デザートは、お店で手作りしているコーヒーゼリーでした。しかも、江戸切子の器に入って登場。コーヒーのほろ苦さが絶妙で、文句のつけようがないほどおいしいコーヒーゼリーです。

予約をしていない場合は早めに訪れるのがおすすめ

銀座 静香庵

私は平日の11時50分ごろ、予約をせずに訪れました。お店を出たのは12時30分ごろ。すると、玄関先のメニューにピンク色の紙で「彩点心 終了いたしました。」の文字が掲げられていました。

思わず「間に合ってよかった…」と胸をなでおろしながら、これだけ内容が充実していて1,200円という価格なら、早めに売り切れてしまうのも納得でした。

料理はもちろん、お店の雰囲気や接客も心地よく、食事を終えるころには「また来たい」と自然に思える一軒でした。次回はぜひ予約をして、ゆっくり味わいたいと思います。

銀座 静香庵
東京都中央区銀座6-12-12 サクラマークス銀座612 3階
公式サイト

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