どこか異世界のよう!東京の鳥居がいっぱいある神社4選

記事内に広告を含む場合があります。
東伏見稲荷神社

東京の街を歩いていると、思いがけず鳥居が連なっている神社に出会うことがあります。赤い鳥居がずらりと並ぶ光景は、どこか神秘的で写真映えも抜群。

今回は、私が実際に訪れた「鳥居がいっぱいある神社」をご紹介します。日常の中でちょっとした異世界を感じられる場所ばかりです。

目次

1. 根津神社(根津)

根津神社

東京で「鳥居がたくさんある神社」といえば必ず名前が挙がるのが、谷根千エリアにある「根津神社」。東京メトロ千代田線「根津駅」または「千駄木駅」から徒歩約5分というアクセスのよさも魅力です。

赤い鳥居が連なるのは、境内の乙女稲荷神社へ続く小道。稲荷神は五穀豊穣・商売繁盛の神様として有名ですが、乙女稲荷神社はとくに縁結びのご利益があるとされ、女性から人気を集めています。私が訪れたときも、女性の参拝客の姿が多く見られました。

根津神社

朱色の鳥居がずらりと並ぶ光景は、まるで別世界への入り口のよう。両側に緑が重なる参道は思わず写真に撮りたくなる景色です。

根津神社

また、根津神社は「つつじの名所」としても有名です。千本鳥居に寄り添うように広がるつつじ苑には、約100種・3,000株ものつつじが咲き誇り、鳥居の赤とつつじの華やかな色彩が織りなす景観はまさに絶景。

春はもちろん、青葉の季節には新緑と鳥居のコラボレーションが楽しめ、四季折々で異なる景観を味わうことができます。

根津神社
東京都文京区根津1-28-9
公式サイト

2. 日枝神社(赤坂)

日枝神社

東京メトロ「赤坂駅」「溜池山王駅」「国会議事堂前駅」など、複数の駅から徒歩圏内。都会の真ん中にありながら、豊かな緑に抱かれるように佇むのが「日枝神社」です。オフィス街の高層ビルに囲まれながらも、境内に一歩入れば静寂に包まれ、まるで都会のオアシスのよう。

ご祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)。山や水を司る神様で、縁結び・安産祈願・仕事運(出世運)など幅広いご利益があるといわれています。

春には美しい藤棚が境内を彩り、まるで一枚の絵画のような景色を見せてくれます。

日枝神社

千本鳥居があるのは、末社である「山王稲荷神社」へつづく稲荷参道。赤い鳥居が階段の上まで連なる景色は迫力があります。日枝神社自体が高台にあるため、参道をのぼっていくと、都心にいることを忘れてしまうほど神聖な空気に包まれます。

日枝神社

鳥居の下から見上げるのと、上から見下ろすのとでは印象がまるで違うのも魅力のひとつ。訪れる際にはぜひ、両方の角度からその美しさを楽しんでみてください。

日枝神社
東京都千代田区永田町2-10-5
公式サイト

3. 笠森稲荷神社(新小金井)

笠森稲荷神社

笠森稲荷神社は西武多摩川線「新小金井駅」からすぐ、JR中央線「東小金井駅」からも1kmほどと徒歩圏内にあります。小さな境内ながらも、参道に赤い鳥居が約30基並ぶ姿が印象的な神社です。

ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。五穀豊穣や商売繁盛のご利益に加え、難病平癒の霊験があるとされます。

春になると八重桜が鳥居を包み込むように咲き誇り、赤い鳥居と淡いピンクの花々の競演は思わず見惚れてしまう美しさ。地域の人々に大切に守られてきた温かみを感じる神社です。

笠森稲荷神社
小金井市東町1-40-13

4. 東伏見稲荷神社(西武柳沢)

東伏見稲荷神社

日本でもっとも有名な千本鳥居といえば京都にある「伏見稲荷大社」ですが、東京・西東京市にもその分霊を勧請して1929年に創建された「東伏見稲荷神社」があります。

お祀りされているのは、宇迦御魂大神(衣食住や商売繁盛の神)、佐田彦大神(交通安全・道開き・良縁)、大宮能売大神(芸能や長寿、家内安全)の三柱。総称して「東伏見稲荷大神」と呼ばれています。

東伏見稲荷神社

鳥居が立ち並ぶのは、本殿裏の「お塚」と呼ばれる一帯。「伏見稲荷大社」のお山を模して造られたもので、「あらまつりの宮」と称されています。

迷路のように朱色の鳥居が張り巡らされており、一列に整然と並んだ千本鳥居とはまた違った趣きです。

東伏見稲荷神社

お塚には、それぞれ異なるご神徳を持つ18もの末社があります。緑豊かな木々に囲まれた静けさと、朱色の鳥居が織りなすコントラストはとても神秘的で、自然と心が整うような感覚に。

都会から少し離れた静かな環境で、本格的な稲荷信仰と鳥居参道の雰囲気を味わえる、知る人ぞ知るパワースポットです。

東伏見稲荷神社
東京都西東京市東伏見1-5-38
公式サイト

よかったらシェアしてね!

電子書籍『わたしの機嫌はわたしがつくる』

わたしの機嫌はわたしがつくる

外からの刺激が多く、先行きが不透明な今の時代に必要なのは「わたしの機嫌は、わたしがつくる」というささやかな心がけ。「わたしの機嫌は、わたしがつくる」とは、人生の主導権を取り戻し、自分が主役の人生を生きるということです。

Kindle Unlimited会員なら0円で読めるので、お手にとっていただけますと幸いです。

この記事を書いた人

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信しています。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、これまでに6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポットを紹介しました。

目次