めんどくさい事はついつい後回しになってしまいますよね。
休日に時間があるなら、先延ばしにしていることをやってしまえば気持ちが楽になるのに、「また今度でいっか」と、やっぱり先延ばしにしてしまう。
これを、何週間、何ヶ月と続けてしまいます。
しかし、めんどくさい事を片付けたあとの開放感と言ったら!
気がかりになっている事をさっさと片付けてしまうと、心にドカンと大きな余裕ができて、仕事でもなんでもスムーズに動きだしたりします。
この記事では、ついつい先延ばしにしてしまっている、めんどくさい事にやる気を出す3つの方法をご紹介していこうと思います。
1. 感情を無にする!めんどくさいは思い込み
筆者が日常的に取り入れている、めんどくさい事にやる気を出す方法のひとつが「感情を無にする」ことです。
料理の後片付けや洗濯、郵便局や銀行に行かないといけない事など、一見するとめんどくさいことは、「めんどくさい」と思う隙をあたえず、感情を無にしてやってしまいます。
めんどくさい事って、めんどくさいと思うから「めんどくさい」と感じるのであって、何も思わなければ、けっこう淡々とやり過ごしてしまえます。
自分がその作業にたいして「めんどくさい」というラベルを貼っているだけなんですね。
よく「やり始めれば、そのあとはエンジンがかかる」と言われ、本当にその通りですが、この「やり始める」が、なかなかできなかったりします。
わざわざ声に出して「よし、やるぞ!」と気合を入れるのも一つの手。
自分に暗示をかけてあげることで、体が動いてくれます。
しかし一方で、無理にやる気を出すのではなく、感情を無にして淡々とやり始めると、案外スムーズに取りかかれたりするものです。
みなさんにはきっと、朝のルーティーンがあると思います。
朝起きてすぐカーテンを開ける人もいれば、トイレに行く人、歯を磨く人など様々だと思いますが、感情を無にしてやっていますよね?
それと同じ感覚で、めんどくさい事をやるんです。
私たちは、自分で作り上げた感情に行動を支配されています。
だから行動を抑制させてしまっている「めんどくさい」という思い込みをなくし、感情を無にして、めんどくさいことを淡々とやり始めてみてください。
2. 大切な人の代わりにやってあげてると思い込む
自分のためにやろうとするとやりたくない事でも、大切な人のためならやってあげようと思えたりしませんか?
女性なら、自分のための料理はめんどくさくても、恋人や家族のためなら「おいしいものを作ってあげたい」と思えることがありますよね。
男性なら、会社のための飲み会の幹事はめんどくさくても、彼女とのデートのためにプランを考えるのはめんどくさくてもやるかもしれません。
めんどくさい事は、大切な人の代わりにやってあげる、大切な人のためにやってあげるんだと思うと、不思議とやる気が出てきます。
めんどくさい事に限らず、仕事でもダイエットでも、なかなかモチベーションが上がらないことは「誰かのため」「大切な人のため」だと思うと、やる気が出るものです。
3. ご褒美を用意してめんどさい事を乗り切る
日常のなかの小さなめんどくさい事ではなく、大きなめんどくさい事をにやる気を出す方法は、ご褒美を用意しておくこと。
夏休みの宿題って、最初に終わらせてしまう派と、最後になって慌ててやる派にわかれますが、結局、期限があるから大抵の人はちゃんと終わらせられますよね?
人は期限があると、ちゃんとやります。
心理学の世界では「締め切り効果」と呼ばれるものです。
しかし期限のない、めんどくさい事にたいしてはどうするのかというと、ご褒美を用意しておくことなんですね。
自分のなかで、ただ漠然と「このめんどくさい事の締め切りは○月○日だ!」と決めても、それで本当にやる気が出るなら人なら、そもそも先延ばしにはしていないように思います。
もちろん、それでやる気がでるなら、自分で期限を決めるというのもアリ!
しかしそうでないなら、ご褒美を用意してみる。
たとえば次の休日に、ずっと先延ばしにしていためんどくさい事をやる!と決めたとします。
これは筆者の場合なのですが、めんどくさい事をやる予定の、その次の休日に、至福のマッサージを予約しておきます。
そうすると「めんどくさい事をやり終えて、晴れやかな気分でマッサージを受けたい!」と思うので、めんどくさい事をちゃんと片付けることができたりします。
ご褒美を用意する場合は、少しお金がかかることの方が効果があります。
せっかくお金もかけているんだから、いい気分、開放的な気分でマッサージを受けたい!と思うので、何がなんでも、めんどくさいことを終わらせます。