東京で”紅葉絶景”が楽しめるスポット8選

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肥後細川庭園

東京で美しい紅葉が楽しめるスポットを、厳選してご紹介します。都内には、庭園やお寺など、身近な場所にも思わず足を止めたくなる紅葉名所が点在しています。遠出をしなくても、晩秋ならではの鮮やかな景色に出会えるとっておきのスポットを集めました。

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東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信。Amazon Kindle総合2位・エッセイ部門1位『わたしをご機嫌にする休日』をはじめ、7冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット番組に出演。ブログはこちら

目次

1. 大田黒公園(荻窪)

大田黒公園
大田黒公園の紅葉

賑やかな荻窪駅から歩いて10分ほど、駅前とは打って変わって静かな住宅街の一角に大田黒公園が広がっています。音楽評論家・大田黒元雄氏の邸宅跡を整備してつくられた場所で、秋には園内全体が見事な紅葉に包まれます。池ほとりで風情を添えるあずまやが、赤や橙の葉に覆われるように彩られる景色も美しく、思わず足を止めてしまうほどです。

園内のもみじは約60本。見頃の時期には毎年ライトアップが行われ、幻想的な光に照らされる紅葉を楽しむことができます(ライトアップ鑑賞のみ有料)。

大田黒公園

園内にはせせらぎの音が心地いい小さな川も流れており、歩いていると都内とは思えないほど穏やかで、どこか渓谷を訪れたような気分になります。特に夕暮れ時は景色に奥行きが増し、晩秋ならではの情緒をじっくり味わえる時間帯です。

大田黒公園

大田黒公園といえば、正門から約70メートルにわたって伸びるイチョウ並木も有名です。黄金色に染まった並木道と園内の紅葉を一緒に楽しめる、贅沢な秋の散策スポットです。

大田黒公園
東京都杉並区荻窪3-33-12
公式サイト

2. 上之根大通り(多摩センター)

上之根大通り

東京都内でも、こんな爽快な紅葉絶景を楽しめる道路があります。それが「上之根大通り(かみのねおおどおり)」です。車がなくても公共交通機関で訪れることができ、「京王多摩センター駅」「小田急多摩センター駅」から徒歩15分ほどでアクセスできます。

道路沿いには、左右に背の高いモミジバフウがずらりと並び、目に飛び込んでくる光景はまさに圧巻。

上之根大通り

モミジバフウは漢字で「紅葉葉楓」と書き、正式名称はアメリカフウ。すらりと背が高いシルエットが特徴で、葉の形がモミジに似ていることからこの呼び名が付いていますが、実はカエデの仲間ではないそうです。

木ごとに色づきの進み方が異なるため、緑・黄・赤・オレンジが入り交じり、一度にさまざまな色合いを楽しめるのも魅力。グラデーションのように続く並木道は、歩いているだけで秋の景色に包まれるような心地よさがありました。

上之根大通り

上之根大通りの「きたとよ橋」から始まる紅葉ロード。私は「ふんすい橋」まで歩き、写真はその「ふんすい橋」から眺めた景色です。まっすぐ伸びる道路に沿って真っ赤に染まった木々が連なり、思わず足を止めて見入ってしまうほどの迫力でした。

上之根大通り モミジバフウ並木
東京都多摩市豊ヶ丘2丁目40あたり

3. 昭和記念公園 日本庭園(立川)

昭和記念公園 日本庭園

総面積約180ヘクタールのうち、169.4ヘクタールが一般公開されている「昭和記念公園」。その広さはなんと東京ドーム約36個分にもおよび、まさに圧倒的なスケールを誇ります。そんな広大な公園の一角に、日本庭園があるのをご存じでしょうか。

園内の北側に位置する日本庭園は約59,000平方メートルもの広さがあり、日本庭園だけでも東京ドーム約1.3個分という大きさです。

昭和記念公園 日本庭園

大きな池を中心とした池泉回遊式の庭園で、晩秋に訪れると池周りが燃えるような紅葉に包まれ、景色に引き寄せられるように見入ってしまうほどの美しさ。東京にいながら、秋の京都を旅しているような気分にさせてくれます。

昭和記念公園 日本庭園

園内には、竹林を借景とした「盆栽苑」もあります。ここは日本初の国営盆栽苑で、季節に合わせて展示される盆栽が入れ替わり、訪れるたびにその時季ならではの趣を楽しめるのが魅力。秋には盆栽の葉も色づき、庭園全体の風景に深みを添えていました。

「盆栽苑」の近くには、抹茶をいただくことができる「歓楓亭」もあり、静かな時間を過ごすのにぴったり。とくに晩秋の季節に「どこか日本庭園を訪れたい」と思ったとき、この昭和記念公園の日本庭園は心からおすすめしたい場所です。

国営昭和記念公園
東京都立川市緑町3173
公式サイト

4. 九品仏浄真寺(九品仏)

九品仏浄真寺

九品仏浄真寺の最寄駅は東急大井町線「九品仏駅」ですが、自由が丘からも歩いてアクセスできます。自由が丘からすぐの場所に、これほど広大で美しい寺院が広がっていることに、訪れるたびに驚かされます。

9体の阿弥陀如来像が安置されていることから、「九品仏(くほんぶつ)」の名で親しまれてきた寺院です。

一年を通して静かで魅力的な景色を見せてくれますが、紅葉の時期は特に圧巻。境内のいたるところで色づいた木々が出迎え、歩くたびに違った秋の表情に出会えます。

九品仏浄真寺

中でも人気の撮影スポットは、境内から総門へと続く紅葉の風景。黄色い落ち葉の絨毯に、鮮やかな紅葉の赤が重なり、朱色の灯籠が景色に風情を添えています。その美しさにレンズを向けずにはいられません。

九品仏浄真寺

さらに、寛政5年(1793年)に建立された堂々たる山門も見どころのひとつ。紅葉が山門を包み込むように彩り、東京にいることを忘れてしまうほどの景観が広がります。

九品仏浄真寺
東京都世田谷区奥沢7丁目41-3
公式サイト

5. 観泉寺(上井草)

観泉寺

杉並区にある「観泉寺」は、西武新宿線「上井草駅」から徒歩12分ほど、荻窪駅からも約2kmの距離に位置し、荻窪駅からバスで訪れることもできます。今川家ゆかりのお寺として知られ、境内には今川家代々の墓があり、東京都の旧跡に指定されている歴史ある寺院です。

敷地は瓦塀でぐるりと囲まれており、その前を歩くだけでも落ち着いた雰囲気が漂い、まるで古都を訪れたような風情を感じられます。

観泉寺

境内へ一歩足を踏み入れると、真っ赤に染まった紅葉と、黄金色に輝く大イチョウが出迎えてくれます。参拝に訪れる人に季節の美しさを楽しんでもらいたいという思いが伝わってくるようで、境内が丁寧に整えられていることが随所から感じられます。

観泉寺

そして、小さいながらも池泉観賞式の庭園があり、その優雅な曲線美には思わず見入ってしまいます。

観泉寺

さらに境内には竹林の小径もあります。紅葉と竹林の間を歩けるなんて、秋ならではの贅沢なお散歩時間が味わえます。風が吹くと竹が揺れ、紅葉がふわりと舞い落ちる……そんな穏やかな季節の移ろいを感じられるスポットです。

観泉寺
東京都杉並区今川2-16-1
公式サイト

6. 肥後細川庭園(江戸川橋・早稲田)

肥後細川庭園

東京都文京区にある「肥後細川庭園」は、かつて熊本藩主・細川家の下屋敷として整えられた庭園です。江戸後期から明治にかけては細川家の本邸として使用され、その後「新江戸川公園」として親しまれ、2017年に現在の名称へと変わりました。

肥後細川庭園は、大きな池を中心に据えた池泉回遊式庭園で、台地の起伏をそのまま生かした造りになっています。都心にいながら、どこか郊外の自然スポットに来たような開放感があり、歩く方向によって景色が次々と変わるのが大きな魅力です。

晩秋の頃には冬支度も進み、松の木に施される雪吊りが見られます。紅葉と雪吊りが並ぶ景色は、季節が秋から初冬へと移ろう瞬間を感じさせ、庭園の風情を一層際立たせています。

肥後細川庭園

園内には小高い丘もあり、上まで登ると池や木々を見渡すことができ、広がりのある眺望が楽しめます。丘と言いながら、歩いてみるとちょっとした山のような高低差があり、自然の中を散策しているような気分を味わえるのも魅力です。

肥後細川庭園
東京都文京区目白台1-1-22
公式サイト

7. 豪徳寺宮の坂)

豪徳寺

お寺と同じ名前の小田急線「豪徳寺駅」からは徒歩約15分ですが、最寄り駅は東急世田谷線「宮の坂駅」で、こちらからは徒歩5分ほどで到着します。

東京の紅葉名所として知られる「豪徳寺」は、おびただしい数の招き猫がずらりと並ぶ光景が名物で、国内外から多くの人が訪れる人気のお寺です。紅葉シーズンには、この招き猫たちも赤や黄の葉に彩られ、いつもとは違った表情を見せてくれます。

豪徳寺

1677年(延宝5年)に建立された「仏殿」を包む紅葉はひときわ美しく、静寂の中に凛とした存在感を放っています。こちらの建物は世田谷区の有形文化財に指定されており、歴史ある建築と紅葉が織りなす景観は、豪徳寺ならではの趣があります。

豪徳寺

見どころのひとつである「三重塔」も、紅葉の“着物”をまとったように艶やかで、側面から眺めても美しいのが特徴です。角度によって塔と紅葉の重なり方が変わるため、歩きながら何度でも写真を撮りたくなるスポットです。

さらに塔には十二支の木彫りが施されていますが、その中になぜか十二支にはいないはずの猫(=招き猫)がいるんです。見つけた瞬間、思わず感動してしまう小さな仕掛け。訪れた際は、ぜひ探してみてくださいね。

豪徳寺
東京都世田谷区豪徳寺2-24-7
公式サイト

8. 目白庭園(目白)

目白庭園

東京都豊島区にある「目白庭園」は、1990年11月に開園した池泉回遊式の日本庭園です。住宅街の中にありながら、敷地に足を踏み入れた瞬間に空気がふっと変わり、静けさに包まれるような心地よさがあります。

作庭を手がけたのは造園家・伊藤邦衛氏。繊細な設計と配置により、伝統的な日本庭園の美しさが小さな敷地の中に凝縮されています。

目白庭園

庭園の中心には大きな池が広がり、そのまわりをゆったり一周できる散策路が整えられています。池のほとりに建つ東屋は、庭園の景色がもっとも美しく見える場所のひとつで、四季の表情を落ち着いて眺められる人気のポイントです。

敷地面積は約2,843平方メートルとコンパクトですが、季節の移ろいをしっかり感じられるつくりになっており、訪れるたびに違う雰囲気が楽しめます。

目白庭園

庭園奥の築山からは滝が池へと流れ落ち、紅葉の季節にはその景色もより一層華やかに。岩の間を勢いよく水が走る様子は清涼感があり、静かな庭園の中でほどよい動きを生み出しています。ずっと眺めていたくなる、心を和ませてくれるスポットです。

目白庭園
東京都豊島区目白3-20-18
公式サイト

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