11月にやりたいこと・楽しみたいこと10選

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11月にやりたいこと・楽しみたいこと10選

11月は、朝晩の冷たい空気に、ぬくもりのある時間が恋しくなってきますよね。そんな季節の変わり目こそ、日常の中に小さな楽しみを見つけるチャンス。

紅葉を眺めたり、温かい飲み物を片手に過ごしたり、来年の準備をはじめてみたり。少しの工夫で、11月の毎日がもっとやさしく、わくわくする時間になります。

oto

この記事を書いた人:oto

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信。Amazon Kindle総合2位・エッセイ部門1位『わたしをご機嫌にする休日』をはじめ、6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポット紹介も。

目次

1. 年末前の「小掃除」月間

年末前の「小掃除」月間

何かと慌ただしい12月に入ってから大掃除をしようと思っても、気づけば時間が足りない──そんな経験はありませんか?

そこでおすすめなのが、11月に少しずつ取りかかる「小掃除」です。

完璧にピカピカを目指すのではなく、気になる場所を短い時間で整えていくのがコツ。たとえば、今週は「玄関まわり」、来週は「キッチンの棚」など、小さな範囲を決めて進めていきます。

1か所きれいになるたびに、心も少し軽くなるはずです。

寒さが深まる前の11月は、水を使う掃除もまだ苦にならず、換気もしやすい時期。天気のいい日にカーテンを洗ったり、窓のサッシを拭いたりするのも、この時期がおすすめです。

2. 紅葉を見に行く日帰り旅

紅葉を見に行く日帰り旅

11月になると、街の木々が少しずつ色づきはじめます。

朝晩の冷たい空気に肩をすくめながら歩いていると、ふと目に入る赤や黄金色の葉。そんな光景に出会うたびに、「秋のクライマックスがきた」と感じます。

この季節にぴったりのおでかけが、紅葉を見に行く日帰り旅です。
遠くまで行かなくても、少し郊外の公園や渓谷へ足を延ばすだけで、心がすっと解放されます。

紅葉狩りは、ただ景色を見るだけでなく、季節の終わりを味わう時間でもあります。冷えた指先を温めながら飲む温かいお茶、木漏れ日の下で食べるおにぎり──そんな小さな瞬間が、心をやさしくほぐしてくれます。

紅葉がきれいな温泉街も、この季節ならではの楽しみ。
湯上がりに歩く坂道では、まんじゅうの甘い香りや、風にまじる硫黄の匂いまでもが旅の余韻になります。

3. 夜のホットドリンク習慣

夜のホットドリンク習慣

日が沈むのが早くなり、家の窓からこぼれる明かりにぬくもりを感じる季節。そんな11月の夜に楽しみたいのが、ゆっくりとホットドリンクを味わう時間です。

スパイスをきかせたチャイは、体の芯から温めてくれるお守りのような存在。ワインにオレンジとシナモンを合わせたホットワインは、まるで小さなご褒美。

風邪の気配を感じる夜には、生姜湯をゆっくりすする。
どれも、冷えた手足だけでなく、張りつめた心までじんわりとほどいてくれます。

ホットドリンクの習慣は、特別なことをしなくても季節を感じられる過ごし方のひとつ。

寒さを理由に、ほんの少し立ち止まって、自分をあたためる夜。そんな時間が、明日をやさしく迎える力になってくれるように思います。

4. 酉の市(とりのいち)へ行く

酉の市(とりのいち)へ行く

酉の市(とりのいち)とは、毎年11月の酉の日に行われる商売繁盛と開運招福を祈るお祭りです。

冬のはじまりを告げる風物詩のようなこのお祭りでは、境内に威勢のいい掛け声が響き、熊手の飾りがきらきらと光り、夜の空気に独特の熱気が漂います。

熊手は「福をかき集める」縁起物。
小さなものから両手いっぱいのものまで、飾りのひとつひとつに意味が込められています。

参道を歩けば、焼きそば、甘酒、りんご飴などの屋台が並び、子どものころの縁日の記憶がふとよみがえります。人のにぎわいの中にいると、「今年もここまで来たんだな」と静かに実感が湧いてくるのです。

年の瀬が近づくこの時期、酉の市は単なるお祭りではなく、心の準備を整える行事のようにも感じます。
新しい年を迎える前に、もう一度自分を立て直す時間。

熊手を手にした帰り道、夜風が少し冷たく感じても、どこか胸の奥はほっとあたたかさを感じます。

5. イルミネーションを見に行く

イルミネーションを見に行く

11月は、街が少しずつ冬の装いに変わり、イルミネーションが灯りはじめる季節です。仕事帰りや休日の夕方、ふと足を止めると、いつもの通りが別世界のように輝いて見える瞬間があります。

イルミネーションの魅力は、寒さの中で感じるあたたかさ。指先がかじかむ夜に、街路樹の光を見上げていると、不思議と心が穏やかになります。
近くのカフェで温かいドリンクを手にして、ガラス越しに眺めるのも素敵です。

イルミネーションを見に行く夜は、特別な予定を立てなくても、ただ光の中を歩くだけで十分。秋の終わりと冬のはじまりが混ざる11月は、そんな静かなきらめきを楽しむのにぴったりの季節です。

6. あたたかいスープのレパートリーを増やす

あたたかいスープのレパートリーを増やす

朝晩の冷え込みが強くなってくる11月。
そんな季節になると、食卓に恋しくなるのが、湯気の立つスープです。

体を温めてくれるだけでなく、気持ちまでほっと落ち着かせてくれるのがスープの魅力です。

「今月はいろんなスープにチャレンジしてみよう」と決めるのも、この季節の小さな楽しみ。

・冷蔵庫の残り野菜でできるスープ
・豆乳を使ったまろやかスープ
・中華風のとろみスープ
・お米やパスタを入れた“主食スープ”
・トマトベースの食べるスープ
・スパイスを効かせたアジア風スープ

具材や調味料を少し変えるだけで、味わいががらりと変わります。意外な組み合わせに出会えるのも、スープづくりの面白さ。

忙しい日でも、スープがひと皿あるだけで、気持ちが整うような気がします。

7. 来年を一緒に楽しく過ごす手帳に出会う

来年の手帳準備

文房具店の手帳コーナーがにぎわいはじめる11月。カラフルな表紙がずらりと並ぶコーナーの前に立つと、どれも新しい一年を迎える準備をしているように見えます。

手に取った手帳を開いて、カレンダーのレイアウトを見比べたり、紙の質感を指先で確かめたり。「このマンスリーページ、使いやすそう」「この余白にメモを書きたい」──そんなふうに想像している時間は、まるで来年を少し先取りしているようなワクワクがあります。

スケジュールを整理しやすい手帳もあれば、アイデアを自由に書き込めるノート型も。どんな手帳を選ぶかで、来年の過ごし方が少し変わる気がします。

「今年よりもう少しこうしたい」「こんなふうに過ごしたい」という思いが、自然と浮かんでくるのもこの季節ならではの面白さ。

たくさんの中から「これだ」と思える一冊に出会えたときの嬉しさは格別です。一緒に一年を楽しく過ごせそうな手帳は、それだけで気持ちを前に進めてくれます。

8. 年末に向けて「手放すものリスト」をつくる

年末に向けて「手放すものリスト」をつくる

11月も半ばを過ぎると、街の空気が少しずつ年末の色を帯びてきます。

カレンダーをめくるたびに、「今年もあと少し」という言葉が頭をよぎる時期。そんなときにおすすめなのが、「手放すものリスト」をつくることです。

手放すといっても、モノだけではありません。
心の中にある「もう頑張りすぎなくていいこと」や「なんとなく引きずっている思い」も書き出してみます。余計なものは、ぜんぶ今年に置いていってしまいましょう。

リストに書き出してみると、今の自分にとって本当に必要なものと、そうでないものがはっきりしてきます。
「これがなくても大丈夫」と思えた瞬間に、心がふっと軽くなるはずです。

「手放すものリスト」は、ただの整理ではなく、自分を整えるための小さなメンテナンス。来年に向けて、新しい風が入ってくるように、スペースをつくっておくようなものです。

すっきりとした心で12月を迎えられたら、それだけで新しい年のスタートが楽しみになります。

9. 「冬にやりたいことリスト」をつくる

「冬にやりたいことリスト」をつくる

「冬にやりたいことリスト」をつくっておくと、寒さの中にも小さな楽しみが見つかります。

冬は、家で過ごす時間が自然と長くなる季節。
せっかくおこもり時間が増える季節だから、家での楽しみ方を広げていきたいですね。

・ドラマを一気見する
・鍋パーティーをする
・かわいいルームウェアを新調する
・読書で自分をアップデートする
・編み物にトライしてみる

おうち時間にくわえて、外にも楽しみを広げてみましょう。

・冬の絶景を見に行く
・冬限定のスイーツを食べに行く
・雪見温泉を楽しむ
・ウインタースポーツに挑戦する
・牡蠣グルメを味わう

やりたいことを“リスト化する”という行為そのものが、前向きなエネルギーになります。

寒さに負けそうな朝も、このリストを見返せば、冬を過ごす時間が少し愛おしく感じられるはずです。

10. 冬のセルフケアを準備する

冬のセルフケアを準備する

11月は冷えや乾燥にそなえて、準備をはじめるのにぴったりのタイミングです。

スキンケアを冬仕様にアップデートするのもそのひとつ。乾燥から守ってくれる濃密クリームや、ほのかに香るボディオイル、持ち歩くだけで気分が上がるハンドクリームなど。

パッケージのデザインで選んだり、香りで選んだり──新しいアイテムをひとつ加えるだけで、これからの冬が少し待ち遠しくなります。

温活グッズをそろえる時間も、ちょっとした楽しみです。
湯たんぽや腹巻き、ふわふわの靴下。お店に並ぶ「あったかアイテム」を眺めているだけで、気持ちまでぽかぽかしてきます。

そのほかにも、携帯用の加湿器を用意したり、香りのいい入浴剤をいくつか揃えたり。冬を心地よく迎える準備は、どれも自分をいたわる時間でもあります。

「自分を大切に扱う」という気持ちが、心の奥までじんわりと満たしてゆきます。

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