のどかな開成町へ。こんなに”あじさい”で埋め尽くされる町があったなんて

当サイトは記事内に広告を含む場合があります。
開成あじさいの里

いつか行ってみたいと思っていた、神奈川県にある開成町。この町は、東日本の中で最も面積が小さい町らしい。

実際に訪れてみると、あまりにのどかで牧歌的で……。毎日忙しなく過ごしている私に「なにをそんなに慌ただしく過ごしているのだ?」と諭してくれているような気分になりました。

そんなのどかな町が、毎年6月になると色とりどりのあじさいで彩られるというのです。

目次

最寄駅は「開成駅」ではなく「松田駅」or「新松田駅」だった

開成町あじさいまつり

「開成あじさいの里」という名称から、てっきり小田急線「開成駅」が最寄駅かと思い「開成駅」で下車。駅からは2.5kmなので歩いて30分ちょっと、ということで、歩くことが好きな私は「開成町」から歩くことを選びました。

※あじさいまつりの期間中は、開成駅と「開成あじさいの里」をむすぶシャトルバスが運行されます(有料)。

駅でパンフレットや観光MAPをもらい、意気揚々としながら、Google Mapで地図を確認しつつ歩いていると…「あれ、もしかして新松田駅のほうが近い?」と、ようやく気づきます。

最寄駅は、JR「松田駅」または小田急線「新松田駅」だったのです。それでも「開成あじさいの里」までは約2kmくらいですが。

新宿方面から電車に乗ると、開成町よりひと駅手前。しかも「開成あじさいの里」までの距離も近い。「くぅ〜ずいぶん時間が短縮できたじゃないか!」と悔やみながらも、ここで悔やんでも仕方がないのですぐに気持ちを切り替えて、のんびりした景色のなか歩きました。

開成あじさいの里

そしてようやく、「開成町あじさいまつり」の会場へ到着!

東京ドーム約3.6個分もの広大な水田地帯があじさいで彩られる

開成あじさいの里

ゲートをくぐってほどなく、水田のまわりをずらりとあじさいが彩る風景が目に飛び込んできます。あたりを山々に囲まれた景色にもすっかり癒され、慌ただしい日常のことなんて一瞬にして忘れてしまいます。

開成あじさいの里

農道の両側が、白いアナベルで埋め尽くされる場所もありました。

開成あじさいの里

「あじさい公園」の池にはあじさいが浮かべられ、人気のフォトスポットに。

開成あじさいの里

東京ドーム約3.6個分もの水田地帯ということで、本当によく歩くことになります。けれど、これだけ色とりどりのあじさいを見ながら歩いていると、そこまで歩いた気がせず、まったく疲れないから不思議。しかも開成町から歩いてきたというのに!

ひそかに「岡野あじさいの里」がおすすめ

岡野あじさいの里

「あじさい公園」から1kmほど離れた場所に、もうひとつのあじさいの里「岡野あじさいの里」があります。多くの人が訪れる「開成あじさいの里」とは違い、こちらは本当に人が少なくてかなり穴場!

「開成あじさいの里」で満足し、こちらまで足を伸ばさないのでしょうか。いや、もちろん満足できるほどの美しい景色が楽しめるのだけれど…。

しかしながら、こちらでは、人が入らない写真を撮影することもできるのが嬉しい。

岡野あじさいの里

「岡野あじさいの里」は、規模こそ小さめですが、同じように農道をカラフルなあじさいが彩り、牧歌的な景色を楽しむことができます。

私個人的には、こちらでゆっくりあじさいと水田の彩を楽しむほうが好きかもしれません。

他に類を見ないあじさいの絶景だった

岡野あじさいの里

これまでに数々のあじさいの名所を訪れたけれど、開成町のあじさいは他に類を見ないあじさいの絶景でした。

広大な水田地帯を歩いている間ずっと、あじさいの道がつづくのです!その数、約5,000株。

青々とした水田に、彩り豊かなあじさいが映えて本当に美しく、まわりの山々の景色もどこか牧歌的で──
歩いているだけで、心が清らかになっていくような、そんな時間でした。

住所・アクセス/関連サイト

神奈川県足柄上郡開成町金井島1421

小田急線「新松田駅」・JR「松田駅」より徒歩25分
小田急線「開成町駅」よりシャトルバス(イベント期間中のみ)

「開成あじさいまつり」公式サイト

よかったらシェアしてね!

電子書籍『わたしの機嫌はわたしがつくる』

わたしの機嫌はわたしがつくる

外からの刺激が多く、先行きが不透明な今の時代に必要なのは「わたしの機嫌は、わたしがつくる」というささやかな心がけ。「わたしの機嫌は、わたしがつくる」とは、人生の主導権を取り戻し、自分が主役の人生を生きるということです。

Kindle Unlimited会員なら0円で読めるので、お手にとっていただけますと幸いです。

この記事を書いた人

東京を拠点に、おでかけや日々の気づきを発信しています。「自分をご機嫌にする」を大切に、日常のなかにある“ご機嫌のたね”を見つけるのが好きです。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、これまでに6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポットを紹介しました。

目次