朝起きるのが楽しみになる15個の仕込み

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朝起きるのが楽しみになる方法

朝、アラームが鳴ったときに「まだ寝たいなぁ…」ではなく、「さぁ、1日がはじまるぞ」と清々しい気持ちで起きられたら、どんなに気持ちがいいでしょう。

けれど現実には、布団の中でついまどろんでしまったり、少し憂うつな気分で朝を迎えることもあるかもしれません。そんなときに役立つのが、「朝起きるのが楽しみになる仕込み」をしておくことです。

ここでは、朝に仕込むちょっとした楽しみと、翌日に仕込むお楽しみをご紹介しています。あなたの毎日に取り入れたいと思えるヒントがあれば嬉しく思います。

oto

この記事を書いた人:oto

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポット紹介も。

目次

朝のお楽しみを仕込む

1. 朝一杯のバリエーションを豊富に用意

朝一杯のバリエーションを豊富に用意

朝に口にする一杯を、「起きる楽しみ」に変えてみませんか?

自分にとって定番のドリンク以外に、さまざまなコーヒーや紅茶のティーバッグを少しずつ揃えてストックしておくと、「明日の朝は何を飲もうかなぁ」と考える、ちょっとしたワクワクが生まれます。

とくにお茶は、世界のお茶を用意しておくのも楽しいですね。

「今日はインドのチャイにしよう」
「明日はイギリスのアールグレイにしよう」
「週末は中国のジャスミンティー」
「たまにはアフリカのルイボスティーにしよう」
「やっぱり今日はトルコのミントティーにしよう」

湯気とともに立ちのぼる香りを鼻から吸い込み、あたたかなカップを両手で包みながら飲む瞬間。ほんの数分でも、まるで異国のホテルで迎える朝のような気分を味わえます。

2. かんたん!海外旅行気分の朝ごはん

かんたん!海外旅行気分の朝ごはん

まるで旅の前夜のようにワクワクできる仕込みが、海外旅行気分の朝ごはんを用意すること。手の込んだものをつくらなくても大丈夫。ほんの少しの工夫で、食卓を“旅先の朝ごはん”に変えられます。

・クロワッサンとカフェオレでパリの朝
・エスプレッソとブリオッシュでイタリアの朝
・パンケーキにコーヒーでハワイの朝
・豆漿(豆乳スープ)や蛋餅(卵クレープ風)で台湾の朝
・カヤトースト(カヤジャムがあればOK)でシンガポールの朝

最近は大きなスーパーでも世界の食材は手に入りますし、カルディなどに行けばたくさん揃っています。冷凍やレトルトも上手に使いながら、ときどき海外旅行気分の朝を過ごしてみてはいかがでしょうか。

3. “朝ピクニック”をベランダで

“朝ピクニック”をベランダで

朝のさわやかな空気のなかで食べる朝ごはんは、なぜあんなにも特別に感じられるのでしょう。遠くへ行かなくても、ベランダに椅子と小さなテーブルを用意するだけで「朝ピクニック」が完成します。

パンとコーヒーだけでも、ベランダでいただくと気分が変わるから不思議。ときどき聞こえてくる鳥の声や、車が走る音……。朝ならではの独特の静けさのなか、太陽を感じながら過ごす時間は、1日のはじまりをご機嫌にしてくれます。

朝、自宅でできるお手軽リトリート。日常のなかにちょっとした非日常を取り入れることで、「また明日もやってみよう」と思える習慣になるのではないでしょうか。

4. 朝からやっているパン屋さんへ散歩

朝からやっているパン屋さんへ散歩

前日に着替えの準備を用意し、朝からやっているパン屋さんへ。街がまだ眠っているような早い時間に、朝の空気を感じながらのんびりと歩けば自然と気分も上向きになります。

コンビニでコーヒーを買って、そのまま公園のベンチで食べるのも小さな贅沢。鳥の声や木漏れ日を感じながら、焼きたてのパンをかじる──それだけで「特別な朝」を味わえます。

5. 神社やお寺に朝詣で

神社やお寺に朝詣で

旅行中は「明日はどこ行こう?」と、朝起きるのが楽しみだったりしませんか?そんなワクワクする仕込みを日常に取り入れる方法のひとつが、神社やお寺への朝詣でです。

朝の境内は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。人が少なく静寂に包まれ、鳥のさえずりや木々のざわめきだけが響く空間。その中で手を合わせると、心がすっと整い、自然と背筋も伸びていきます。

また、朝早い時間は参拝者が少ないため、「神様に願いが届きやすい」なんて噂もあって、ちょっとした楽しみにもなります。

朝詣でからはじまる1日は、心にやさしい余白ができます。

6. “ちょっと贅沢”を一点だけ投入

“ちょっと贅沢”を一点だけ投入

すべてを贅沢にしようとすると負担になってしまいますが、朝のテーブルに“一点だけ”特別なものを加えると、それだけで明日が待ち遠しくなります。

たとえば……

・高級ジャムをパンに塗る(普段はマーガリンやバターだけでも、今日は果実感たっぷりのジャムをひとさじ)
・スープをひとつ足す(インスタントでも十分。朝に温かいスープがあると、体も心も満たされます)
・ちょっといいお味噌汁を味わう(こちらもインスタントでOK!贅沢な具材の入ったお味噌汁の素を用意)
・旬のフルーツを添える(果物の彩があるだけで朝の食卓が華やかになります)
・食後のアイスクリーム(朝からがっつりデザートを食べるのは難しくても、食後に小さなアイスをひとつ)

「ひと口のごちそう」「ひとつの特別」を仕込んでおくだけで、朝の気分はぐんと上がります。

7. 朝カフェでゆとりある1日をはじめる

朝カフェでゆとりある1日をはじめる

旅先で「明日はどこのカフェでモーニングを食べようかな?」とワクワクしながら考えるときのように、日常の朝にもカフェ時間を取り入れると、起きるのがぐんと楽しみになります。

老舗の喫茶店では、これから仕事に向かう人たちがひとときの安らぎを求めて過ごす姿に触れられるかもしれません。おしゃれなカフェに足を運べば、明るいインテリアやセンスのいい食器に気分が高揚します。シンプルなメニューでも、非日常のエッセンスが加わって1日のはじまりが華やぎます。

そして、たまにはホテルのモーニングで贅沢気分を味わうのもおすすめ。宿泊しなくても利用できる朝食ブッフェは、まるで旅行の朝のような特別感を与えてくれます。

ゆったりと時間が流れる朝のカフェで過ごしていると、自分の心にも自然と余裕が生まれます。そして「今日はいい一日になりそう」──そんな前向きな予感とともに、1日をスタートできるのです。

8. 朝ヨガできれいを実感

朝ヨガできれいを実感

毎朝、少しずつきれいになっていく自分を実感できたら、それは大きな起きる原動力になります。

朝ヨガは、体をほぐすだけでなく、心まで整えてくれる習慣。窓を開けて朝の空気を吸い込み、太陽礼拝のポーズをひと通り行うだけで、体の奥から血流がめぐり、気持ちもすっと軽くなります。

夜のあいだにこわばっていた体をゆっくりと伸ばすと、「今日も1日が始まるんだ」という実感とともにエネルギーが湧いてくるのです。

YouTubeでお気に入りのヨガチャンネルを見つけておくのもいいですね。

朝ヨガで体も心も目覚めて、少しずつきれいを実感する。その積み重ねが、「明日もまた早起きしよう」という気持ちにつながっていきます。

9. 朝5〜10分の学びの時間

朝5〜10分の学びの時間

毎日ほんの少しでも、自分が成長していると実感できることは、朝起きる大きなモチベーションになります。そこでおすすめなのが「朝5〜10分の学びの時間」。長い時間をとる必要はなく、短い時間でも積み重ねれば、気づいたら大きく成長しています。

英語のワンフレーズを覚える、ためになる動画を1本みる、Spotifyでためになる話を聴く……。

「明日の朝はこの本を開こう」「この動画を観よう」と前日に仕込みをしておくと、起きたときに迷わず取りかかれます。

朝の学びは、知識を増やすだけではなく、「私、少しずつ成長している」という自信をくれるもの。その実感こそが、明日の朝を楽しみにさせる小さなエネルギーになります。

翌日のお楽しみを仕込む

10. 自分を喜ばせる小さなご褒美を

自分を喜ばせる小さなご褒美を

翌日に「自分を喜ばせる小さなご褒美」を用意しておくと、それだけで朝起きるのが楽しみになります。

たとえば私は、出かけた帰りに「鯛焼きを買って帰ろう」と考えるだけでウキウキします。ほんの数百円のおやつでも、「明日はあれを食べよう」と思うと気持ちがふわっと軽くなるのです。

「明日はお気に入りのカフェラテを買おう」
「帰りに花屋で小さなブーケを買って帰ろう」
「夜は配信がはじまったあの映画を観よう」

そんな小さな約束で十分です。

ポイントは、“自分が本当に嬉しいと思えること”を選ぶこと。周りから見れば些細なことでも、自分にとってワクワクできるご褒美なら、それが明日の原動力になります。

日々の中に、自分を笑顔にする小さなご褒美を散りばめていく。それは、未来の自分に「楽しみをプレゼントする」ことでもあります。

11. 映画館の席を予約する

映画館の席を予約をする

「明日はあの映画を観るんだ!」──そう思っただけで、翌日がぐっと待ち遠しくなりませんか。映画は非日常の世界に浸れる特別な時間。前日に席を予約しておくだけで、朝の目覚めからワクワクした気分になれます。

さらに、ご褒美としてプレミアムシートを選んでみるのもおすすめ。ゆったりしたシートで大きなスクリーンを独占するような気分は、普段の疲れを忘れさせてくれます。

せっかくなら、上映前にレストランでディナーを楽しんだり、映画の余韻を語りながら食事をしたり。前後の予定も仕込んでおくことで、いつもの毎日が特別な一日になります。

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12. きれいになる予定を入れる

きれいになる予定を入れる

きれいになる予定って、考えるだけでワクワクしませんか?美容院、ネイルサロン、まつげパーマ、エステ…。どれも「きれいになれる予定」であり、翌日が待ち遠しくなる仕込みです。

髪を整えると気分も晴れやかになるし、目に触れることの多い指先が美しいと、やっぱりそれだけで気分が上がります。くるんと上がったまつげは印象を華やかにし、エステで肌を整えれば、鏡に映る自分を見るのが楽しみになるでしょう。

予定を入れたその瞬間から、「明日はもっと自分を好きになれる」という前向きな気持ちが生まれ、起きるのが楽しみになります。

小さなメンテナンスを仕込みながら「明日はもっときれいに」と思える日々は、毎日を明るくしてくれます。

13. マッサージを予約

マッサージを予約

「明日はマッサージに行って、とことん癒されよう」
体のこりをほぐすことは、心のこりもほぐしてくれて気持ちもふっと軽くなります。

仕事や家事で一日頑張った体は、気づかないうちに緊張でこり固まっています。マッサージを受けるとじんわりと血流がめぐり、体がふわっと軽くなります。その心地よさを想像するだけで、「明日が楽しみ」と思えて、朝の目覚めも自然と軽くなるのです。

疲れをためてから駆け込むより、あらかじめ予定に入れておくことで、日々の暮らしに小さな安心感が生まれます。「明日はあの時間がある」と思えるだけで、今日の頑張り方まで変わってきます。

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14. スパに寄り道

スパに寄り道

とくに休前日に仕込みたい楽しみが、スーパー銭湯やスパへ行くこと。一週間の疲れを大きなお風呂で癒す時間は、想像しただけで心がゆるみます。

露天風呂で夜風を浴びながら過ごせば、日中の慌ただしさが遠いもののように感じられます。まるで旅先の温泉を訪れたような非日常の時間です。

そしてサウナや岩盤浴でじんわり汗を流したあとに、冷たい飲み物をぐっと飲み干す瞬間も、最高のご褒美です。

休前日というだけで「あと1日だ!」と、いつもより起きるのが楽しみになるものですが、そこに夜のリラックスタイムを用意しておくと、「明日もがんばるぞ〜!」とさらにエネルギーが湧いてきます。

15. 行きたかったカフェに寄り道

行きたかったカフェに寄り道

私は食べログやGoogleマップに、気になるカフェを見つけるたびに保存しています。そして、そのリストの中から「明日はここに行こう」と次の寄り道先を選ぶ──そんな小さな計画が、明日を楽しみに変えてくれるのです。

仕事や用事を終えた後に立ち寄るカフェは、ひと仕事終えた満足感とともに、心を解き放ってくれます。カフェの扉を開ける瞬間からワクワクし、スイーツやドリンクが運ばれてくるのを待つ間もウキウキが止まりません。

ケーキやラテを目の前にすれば、そのひとときが一日のご褒美に変わります。静かな店内で本を開いたり、ふと窓の外を眺めたり、ノートに書き物をしたり。そうした時間が、日常のざわめきから切り離してくれ、心をふっと緩めてくれます。

まとめ

小さな工夫や予定の仕込みで、明日の朝は驚くほどワクワクに変わります。

毎日を流されるように過ごしていると、ちょっとした楽しみを入れることが、つい後回しになってしまうかもしれません。しかし、自分を喜ばせるものを何かひとつでも用意しておくと、「起きなきゃ」という義務感から「起きよう」という前向きな気持ちに変わっていきます。

今日から早速、毎日のなかに、自分のためのお楽しみを用意しませんか?

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