家で過ごす夏の夜。とっておきのお楽しみ5選

記事内に広告を含む場合があります。
自宅で夏の夜を楽しむ5つのこと

日中はうだるような暑さにぐったりしていても、夜になると風がやさしく変わり、生ぬるい空気さえも不思議と心地よく感じられる。夏の夜には、ほかの季節にはない独特の空気感があります。

そんな夏の夜は、家での過ごし方にちょっと工夫を添えるだけで、一日の終わりはぐっと豊かに、特別な時間へと変わります。

今回は、夏の夜をおうちで心地よく楽しむための5つの過ごし方をご紹介します。

目次

1. 涼しい夜風に包まれるベランダ時間

涼しい夜風に包まれるベランダ時間

四季なかで、夜風の心地よさをもっとも味わえるのが夏。日中の熱気を含んだ空気がゆっくり冷めていくなかで、頬をなでる風のやわらかさに心がほどけていきます。

ベランダに小さな椅子を置いて過ごすだけでも、そこは即席のリラックス空間。自分だけのチルタイムのはじまりです。お気に入りのドリンクを片手に夜風を感じれば、何もしなくても満たされた気持ちに。

テーブルも用意してビールとちょっとしたおつまみを並べれば、小さなビアガーデンに早変わり。食後にベランダに出て、とっておきのアイスクリームを食べるのも小さなご褒美タイムになります。

さらに、夜風に吹かれながらの読書も格別。夏の夜の静けさとページをめくる音が重なって、まるで物語の世界に入り込んでしまったかのような時間を過ごせます。

2. 夏の夜長に、ひとり映画館をひらく

夏の夜長に、ひとり映画館をひらく

昼間よりも、どこか時間がゆったり流れるように感じられる夏の夜。ちょっと長めの作品も観てみようかな、という気分にだってなります。

部屋の灯りを落として、スクリーンやプロジェクターがあれば大画面で。なければテレビやタブレットでももちろん十分。
いまの気分にぴたりと寄り添う映画を再生した瞬間、そこはもう“ひとり映画館”。ポップコーンや軽食を用意すれば、その体験はぐっと本格的になります。

恋愛映画でときめいたり、海外の暮らしを追体験したり、感動のシーンに涙を流したり。映画は私たちの心をあっという間に別世界へ連れていってくれます。

日中の疲れや小さな悩みも、物語に没頭している間はすっかりどこかへ。

気づけば時計の針が進んでいて、「あぁ、夜更かししちゃった」と思わず笑ってしまう。そんなご愛敬も、夏の夜ならではの楽しみです。

3. 東南アジア気分の夜ごはん

東南アジア気分の夜ごはん

夜ごはんを少し工夫するだけでも、夏の夜はぐっと楽しくなります。なかでもおすすめなのが「東南アジア気分」を感じられる料理。スパイスやハーブの香り、酸味のあるソースは、暑さで食欲が落ちているときにも不思議と箸が進みます。

つくるのが面倒なら、デパ地下などでアジア系のお惣菜を買うのもアリ。お気に入りのお皿に盛り付ければ、豪華な一皿が完成します。

また、最初から手作りしなくても、カルディなどの輸入食品店はもちろん、最近はスーパーでも、各国料理が簡単につくれる「素」が手に入ります。本当に便利になりましたよね。

フォーや生春巻きは夏の夜にぴったりの軽やかさですし、ナンプラーやレモングラスをきかせた料理は、亜熱帯気分を感じさせます。

飲み物にもこだわって、東南アジアのドリンクを用意すれば、気分はさらに異国へ!ビールが苦手じゃないなら、日本のビールよりすっきりした味わいのタイビールもおすすめです。チャーンビールクラシックの象のラベルは見た目も可愛く、テーブルに置くだけで旅気分を盛り上げてくれます。

さらに、BGMにアジアンテイストの音楽を流せば完璧。自宅にいながら、たちまち夏の夜が「おうちアジア旅行」に変わります。

4. キャンドルとお香でリラックスタイム

キャンドルとお香でリラックスタイム

夏の夜、冷房の効いた涼しい部屋や、窓から心地よい風が入る部屋でお香を焚くひとときは、なんとも贅沢で心地よい時間です。香りは目に見えないからこそ、空間全体の雰囲気を一瞬で変えてしまう不思議な力があります。

香りはわずか0.2秒で、脳の感情を司る部分にダイレクトに届くといわれています。そのため、一瞬で気持ちを切り替えられるのです。心地よい香りに包まれて深く呼吸をすれば、心のざわめきも落ち着き、頭のなかも次第にクリアになっていきます。

部屋の灯りを落とすだけでもリラックスできますが、余裕があればキャンドルを灯すのもおすすめ。やわらかな炎のゆらぎを見つめていると、日中のあれこれも遠くへ溶けていき、心がふっと軽くなります。

静かな夜に、香りと光を五感で味わう時間は、何にも代えがたい癒し。夏の夜だからこそ際立つ、特別なひとときです。

5. ぬるめのお湯にゆっくり浸かる“夜のクールダウン”

ぬるめのお湯にゆっくり浸かる“夜のクールダウン”

夏の夜はシャワーだけで済ませる方も多いかもしれませんが、夏にはぬるめのお風呂が心地よいリラックスを与えてくれます。お湯に身をゆだねると、水の浮力が体をやさしく支えてくれて、自然と呼吸も深くなり、ほどよい解放感に包まれるのです。

冷房で冷えた体をあたため直す意味でも、ぬるめのお風呂は効果的。37〜38度ほどのお湯に浸かっていると、汗と一緒に一日の疲れがすっと流れ出していくようで、気持ちまで軽くなります。いい香りの入浴剤やバスソルトを加え、そっと目を閉じれば、リゾートホテルのスパ気分も。

そして、お風呂上がりにベランダへ出て夜風に吹かれると、その気持ちよさは格別です。ほてった体に涼やかな風がふっと触れる瞬間、「今日も一日がんばったな」と素直に思えます。

よかったらシェアしてね!

電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』

わたしをご機嫌にする休日


2024年1月、はじめての電子書籍『わたしをご機嫌にする休日〜ひとりの休日が好きになる39の過ごし方〜』を出版しました。

Kindle Unlimited会員なら0円で読めるので、お手にとっていただけますと幸いです。

この記事を書いた人

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信しています。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、これまでに6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポットを紹介しました。

目次