欲しいものが手に入らない理由はきっとこれ

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欲しいものが手に入らない理由はきっとこれ

欲しいものって、「わたしは、それを受け取っていい」と思っていると、手に入るものだと思っています。今回は、そんなお話しを、わかりやすく、お金を例に書いていこうと思います。

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もし来月から月100万円もらえるとしたら

30代の平均月収が30〜35円万だとしてお話を進めますが、「月に100万円くらいもらえたらなぁ」と思ったことはないでしょうか?

わたしは、あります。

では、もし、「月に100万円欲しいなら、来月からお給料を100万円にします」と言われたら、どういう反応をするでしょうか?

「えっ、いいんですか?ありがとうございます!」と素直に喜べるでしょうか。それとも「いやいや、そんな、わたし、100万円も貰えません……」と戸惑いつつお断りするでしょうか。

おそらく、後者のほうが多いんじゃないかなぁと思います。

月に5万円アップなら受け取れても、急に100万円をもらえるとなると、「いや、それはちょっと多すぎます」と自分から受け取らない選択をするのではないかと思うのです。

そう、「わたしは、月100万円もらっていい」と思っていないから、受け取れないのです。

「欲しいもの」と「受け取っていいもの」は別物

わたしはこれまでに、大きなチャンスとも言える仕事を断った経験があります。今になって思うのは、わたしには大役すぎて、怖くなったのです。

「こんな仕事をやってみたいなぁ」と思いながらも、「わたしにはできない」とどこかで思っていたんですね。

だから、いざとなったとき、受け取らない選択をしてしまったのです。

こうしてお話が来るならまだよくて、そもそも、わたしはそれを「受け取っていい」と思っていなければ、欲しいと思いながらも「もらえない」行動を無意識にしてしまいます。

だから、なかなか、そうしたお話やチャンスがやってこなかったりします。

もし本当に月に100万円欲しいと思っていて、100万円を受け取っていいと思っているなら、副業をはじめたり、発信をはじめたり、何かしら行動にうつすもの。

そうした行動が、新たな出会いやチャンスを運んでくれます。

「欲しい」と「受け取っていい」は別物であり、「欲しい」と「受け取っていい」が同じになると、きっと受け取れるのです。

かわいいワンピースが着れない友人

わたしにとって、ワンピースを着ることはごく普通のことです。

しかしあるとき、ワンピースを着ているわたしを見て、友人がこう言いました。「かわいいワンピースを着たいけど、着れない」と。

体型を気にしていたり、そういうキャラじゃないと思っていたり。そういう話はよくあることだと思って話を聞いていましたが、彼女は、ワンピースを着たいから、ワンピースは買うのです。

けれど、いざ着てみると、なんだかむず痒くなって違う洋服に着替えてしまうのだそうです。

わたしとランチをした日も、彼女は一旦、ワンピースを着てみたと言います。しかし目の前にいる彼女は、パンツスタイルでした。

この話を聞いたとき、「大きな仕事の話が来たのに断ってしまった自分」と重なりました。ワンピースを買ったのに袖を通せない彼女と、チャンスを受け取れなかったわたし。

形はちがっても、どちらも「受け取っていい」と思えなかっただけ。

わたしがなんの抵抗もなく、ワンピースに袖を通せるように、ほしい未来をためらわず身にまとっていけたらいいなぁ、なんてことを思いました。

年収は、いつも一緒にいる5人の平均になるって本当?

「あなたの年収は、いつも一緒にいる5人の平均になる」という言葉を聞いたことがある方も、多いのではないかと思います。

これは、一緒にいる人の考え方や習慣に影響を受けるから、ということも考えられますが、わたし自身の経験から「受け取っていい」と思えるようになるからだとも思っています。

というのも、あまりに今の自分とかけ離れたお金持ちの人といて、わたしは、その人たちと同じような年収になったかというと、そうはならなかった。

どこかで「彼らは別世界の人だ」と思っていたからであり、わたしはそこまでじゃなくていい、なんて思っていたからです。

一方で、自分より一段階くらい年収が高い人たちと一緒にいると「みんながそうなんだから、私もそうなれそう」と無意識に思えるようになって、実際にそうなったことがあります。

このとき、「あ、年収は、いつも一緒にいる5人の平均になる」って、「わたしも、それくらいもらっていいんだ」と思えるようになることなのかなと思ったのです。

遠慮なく受け取っていいんだよ

本当に欲しいもの、手に入れたいものは、ただただ「いいなぁ」と羨むより、「わたしは、受け取っていい」と心から思えるようになること。

もし、何年もずーっと欲しいと思っているのに、なかなか手に入らないものがあるのだとしたら、どこかで「わたしは、受け取っていい」と思えていないのかもしれません。

「受け取っていい」と思えるようになるには、いわゆるコンフォートゾーン(自分にとって心地のいい範囲)を出ることが大切で、実際に自分がほしいものを手に入れている人の輪に入ったり、すでにそうなっているような気分で過ごしてみたりすることが効果的だと思います。

わたしも、欲しいと思っているのに手に入っていないものがあります。そろそろ自分に「遠慮なく受け取っていいんだよ」って言ってあげたいなと思います。

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この記事を書いた人

東京を拠点に、明日がちょっと楽しみになるおでかけや日々のヒントを発信しています。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ、これまでに6冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパートでは「おでかけ記事」を執筆中です。JFN系全国28局ネット「レコレール」に出演し、東京の穴場スポットを紹介しました。

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