ようやく秋らしくなってくる10月。澄んだ空気や色づき始めた景色に、心が少しずつ軽やかになっていきます。そんな季節にぴったりの「10月にやりたいこと」「10月の楽しみ」をまとめました。
1. おいしいアップルパイを食べに行く

りんごがおいしい季節を迎える10月。旬のりんごをたっぷり使ったアップルパイを食べに出かけてみませんか?
サクサクのパイ生地の中から、甘酸っぱいりんごの香りがふわっと広がる瞬間は、まさに秋のご褒美。シナモンをきかせた大人っぽいものや、カスタードと合わせて優しい甘さに仕上げたものなど、お店による違いも楽しめます。
カフェで紅茶やコーヒーと一緒に味わったり、旅先でアップルパイを見つけたり。近くのお店を巡って「お気に入りの一皿」を探すのもまた秋の楽しみ方。
りんごの甘い香りに包まれるひとときが、10月の小さな幸せをそっと運んできてくれます。
2. かぼちゃスイーツやドリンクに舌鼓

ハロウィンが近づく10月は、カフェやパティスリーでもかぼちゃを使った限定スイーツが登場。かぼちゃプリンやかぼちゃタルト、濃厚なかぼちゃチーズケーキなど、この時期ならではのラインナップに心がときめきます。
私はスターバックスの「パンプキンスパイスラテ」や「パンプキンスコーン」が好きで、毎年楽しみにしています。「いつでも味わえたらいいのに……」なんて思ったりもしますが、秋限定だからこそ、こうしてワクワク心待ちにする時間にも、幸せを感じられます。
3. 秋の味覚狩り!さつまいも掘り

秋の味覚といえば、やっぱりさつまいも!さつまいもスイーツやドリンクを味わうのもいいけれど、10月は各地の農園で「さつまいも掘り体験」が行われる季節です。
自分の手で土を掘り、芋を引き抜く瞬間のわくわく感は、休日のアウトドアな体験としてもおすすめ。土の匂いやひんやりとした感触に触れていると、日常ではなかなか味わえない自然とのつながりを感じられます。
畑に広がる澄んだ空気の中で体を動かし、収穫の喜びを味わうさつまいも掘りは、10月ならではの特別な体験。季節を肌で感じながら、自分で収穫した芋を味わう時間は、心も体も満たしてくれます。
4. 蕎麦打ちにチャレンジ

10月は新そばの季節。収穫されたばかりの蕎麦の実から挽かれた粉は香り高く、みずみずしい風味が魅力です。そんな旬の時期だからこそ、蕎麦打ちにチャレンジしてみるのも、10月の楽しみの一つ。
水回しからこね、のばし、切るまで、ひとつひとつの工程に集中していると、自然と雑念が消えて心が落ち着いていきます。
太さがバラバラだったり、短くなったり……ちょっとぐらい不恰好でも、自分で打った蕎麦は格別に美味しく感じるもの。打ち立ての香りを感じながら味わう時間は、お腹を満たしてくれるだけでなく、心も豊かにしてくれます。
秋は国内旅行のベストシーズンでもあります。旅行先で蕎麦打ちを体験するのも楽しい思い出になりますね。
5. 陶芸にチャレンジ

芸術の秋を楽しむべく、自分の手を動かしてものづくりに挑戦してみるのも素敵な過ごし方です。そのひとつが「陶芸体験」。
蕎麦打ちと同じく、ろくろを回して粘土を形にしていく時間は、つい夢中になり日常の雑念から解放されます。土を触る感触とあわさり、不思議なくらいスーッと心が落ち着いていきます。
少し歪んだ器やカップも、そこに自分だけの味わいがあります。焼き上がった作品を手にしたときの喜びは、既製品では味わえない特別なものです。
自分でつくったお皿でいただく食事は、それだけでいつものごはんが少し特別に感じられます。
6. 秋の思い出は“お祭り旅”で

10月は各地で伝統あるお祭りが開催されます。「どこか旅行に行きたいなぁ」と思ったとき、お祭りを目当てにした旅を選んでみるのも、思い出がぐっと深まります。
豪華絢爛な山車や迫力ある太鼓の音、夜空を焦がす幻想的な炎など、その土地ならではの熱気に触れる体験は、観光やグルメだけでは味わえない特別な時間です。
京都の「時代祭」では平安から明治までの衣装行列が華やかに街を彩り、埼玉の「川越まつり」は、豪華な山車が蔵造りの町並みを練り歩く姿が見どころ。福島で行われる「二本松の提灯祭り」は、日本三大提灯祭りのひとつ。数千もの提灯を飾った太鼓台が市内を巡行し、夜空に揺れる灯りが秋の夜を幻想的に彩ります。
祭りを目当てに訪れることで、その土地の歴史や文化にも自然と触れられるのが魅力。お祭りの熱気と秋の風情を同時に味わえる、そんな贅沢な旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
7. 秋バラの季節がやってくる

10月は、春に続いてバラが見頃を迎える季節です。
秋に咲くバラは、春の華やかな雰囲気に比べて色がより深くなり、香りも濃厚。秋の澄んだ空気の中で眺めるバラは、どこか気品があり、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせてくれます。
大きなバラ園では、バラをテーマにしたスイーツやドリンクが味わえるところも。お土産ショップでは、バラの香りの紅茶やジャム、バスソルトなど、見ているだけで心ときめくアイテムに出会えるかもしれません。
8. ダリアも見頃を迎える

華やかで存在感のあるダリアも、10月頃に見頃を迎えます。丸くてかわいいポンポンダリアから、大輪で豪華なものまで、種類や色の豊富さが魅力。赤やオレンジ、ピンク、白、紫など、まるで万華鏡のように多彩な花が咲きそろい、園内を歩くだけで気分が華やぎます。
関東なら山形県川西町の「川西ダリヤ園」や、東京都の「町田ダリア園」などが有名。関西なら「須磨離宮公園(兵庫)」や「万博記念公園(大阪)」でも多彩なダリアを楽しむことができます。
9. 学園祭に出かけよう

9月に引き続き、10月も各地の大学で学園祭が行われます。
ほとんどの大学では一般の方も参加でき、キャンパス内を歩きながら学生たちの活気に触れると、自分も学生に戻ったような気分。普段は静かな校舎や講堂が、この時ばかりはにぎやかな舞台に変わり、模擬店や展示、演劇、音楽ライブなどが行われます。
10月の爽やかな空気を感じながら、やきそばやクレープなど定番の模擬店グルメを味わいつつのんびり過ごしたり、研究発表やサークル展示をのぞいたり。
なかには有名人を招いたトークショーやライブが行われる学園祭もあり、ちょっとしたエンターテインメント気分も味わえます。
地域の人にも開かれた学園祭は、10月ならではの身近なお祭り。気軽に出かけて秋の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか。
10. キャンプやグランピングにも最適

暑さが和らぎ、空気が澄んでくる10月は、キャンプやグランピングにぴったりの季節です。夏のように汗をかくことも少なく、虫も少なくなり過ごしやすいのが魅力。
昼間は青空の下で自然を感じながらバーベキューや散策を楽しみ、夜は焚き火を囲んでゆったり過ごす時間が、秋ならではの特別なひとときになります。
最近では、テントや食材がすべて用意されたグランピング施設も各地に増えており、キャンプ初心者でも気軽に自然を楽しめるのが嬉しいところ。テントの中で毛布に包まれながら夜空を見上げれば、秋の星たちが一層輝いて見えます。
11. 秋の夜長にレイトショーを観に行く

日が暮れるのが早くなり、夜が長く感じられる10月。そんな季節におすすめなのが、映画館でレイトショーを楽しむことです。
昼間よりも観客が少なく、落ち着いた雰囲気の中で映画の世界に浸れるのが魅力。上映後に夜風に吹かれながら余韻を味わう時間も格別です。
話題の新作を観るのはもちろん、芸術の秋らしく名作のリバイバル上映やミニシアターの作品に触れるのも味わい深いひととき。秋の夜長に出かけるレイトショーは、日常をちょっとドラマチックにしてくれる、大人の楽しみ方です。
12. “年末まであと3か月リスト”を作る

気づけば1年も残すところあとと3か月。10月は区切りの月として、これからの過ごし方を考えるのにちょうどいいタイミングです。
そんな時におすすめなのが「年末まであと3か月リスト」を作ること。やり残している事、叶えたいこと、年内に整えておきたいことを紙に書き出すだけで、頭の中がすっきりし、優先順位も見えてきます。もし年始に「今年やりたいことリスト」を作っていたなら、この時期に見返してみるのもいいですね。
行きたかったけれどまだ行けていない旅行先のツアーやホテルを探してみたり、新しく始めようと思っていた習い事の体験レッスンに申し込んでみたり。手帳を開いて予定に組み込んでしまえば、実行に移しやすくなります。
また、手放そうと思いつつ手放せなかったものを、この機会に思い切って手放してみるのもおすすめ。あと3か月を自分らしく過ごすための準備を始めてみませんか?
紅葉前に楽しむ大人の秋旅

暑さも落ち着き、澄んだ空気と美しい景色に包まれる秋は、旅行にぴったりの季節です。紅葉シーズン前の落ち着いた雰囲気で、風情をゆったり楽しめるのも魅力。思い立ったら早めに計画しておくと安心です。
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お気に入りの旅先を見つけて、10月の休日を彩りましょう。
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