せっかくの休日なのにダラダラと過ごしてしまう。本当はダラダラなんてしたくないのに、なんだかもうめんどくさくて、気づけば午後になり、ちょっとご飯を買いに行って、また家でダラダラして結局なにもせずに夜になってしまった…。しかし、休日にダラダラしない、たったひとつの方法があるんです!
なんで休日にダラダラしたくないのか?
休日にダラダラしない方法を知りたい!
ということはつまり、休日にダラダラしてしまうけど、本当はダラダラしたくないということですね。
これから休日にダラダラしない、たったひとつの方法を書いていきますが、そもそも、あなたはなぜ、ダラダラしたくないのでしょうか?
なーんにもしないでダラダラしている時間って、ある意味とっても贅沢な時間ですよね。
それなのにダラダラしたくない理由は、
・せっかくの休日だから有効に使いたい!
・休日にダラダラ過ごすと後悔するから!
といったところでしょうか?
しかし、休日にダラダラすることは、決して悪いことではありません。
それがダメなことだと思い込んでいるから、罪悪感を感じるかもしれませんが、休日とはそもそも「お休みの日」であり「お休みしていい日」です。
ダラダラと体を休めたって、いいんですよ!
ダラダラするというと、なんだかいけないことに感じてしまいますが、目的をもってダラダラすれば、それは意味のあるダラダラになります。
「今日はもう徹底的にダラダラするぞー!」と思えば、やりたいことをやっているのと同じことです。
やりたいことがやれると、ストレスが発散できるので、リフレッシュしますからね!
だから、ダラダラしたっていいんです。
休日にダラダラしない方法とは
そうは言っても、やっぱり休日にはダラダラしたくない!というのが本当のところかもしれません。
それではさて、休日にダラダラしないたったひとつの方法とは、なんでしょうか?
それは、
休日にダラダラすることを許可することです。
「休日にダラダラしてもいいよ!」と自分自身に言ってあげることです。
人には、「ダメ」言われるとやりたくなってしまう、天邪鬼な性質があります。
つまり「休日にダラダラしてはダメ!」と自分自身に言い聞かせていると、反発してダラダラしてしまいます。
ダメなことはやりたくなってしまう経験は、きっとみなさんもありますよね?
「シロクマ実験」というのを聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは、1987年にアメリカのウェグナーという心理学者が行なったものです。
シロクマの映像を3つのグループに見せたあと、それぞれのグループにこう告げます。
Aグループ:シロクマのことを覚えておいてください。
Bグループ:シロクマのことを考えても考えなくてもいいです。
Cグループ:シロクマのことは絶対に考えないでください。
ある期間をおいたあとに調査をすると、シロクマの映像をもっとも鮮明に覚えていたのは、なんとCグループだったのです!
この実験からわかることは、人は禁止されるとやりたくなる!ということです。
「休日は絶対に何もするな!家から出るな!」と自分に命じてあげる。
そこまでいかなくても「休日にダラダラしてもいいよー。好きなだけダラダラすればー。」と自分にダラダラすることをOKしてあげてください。
そうすると、なんだかダラダラしたくなってくるから不思議です。
「ちょっとカフェにでも行って本を読もうかな」
「天気もいいし、外を散歩してこようかな」
「ちょっと街まで出かけてこようかな」
など思えてくるから不思議です。
ダイエットに関しても、よっぽど強い目的があれば別ですが、そうでない場合は「甘いものを食べちゃダメ!」など、禁止系のダイエットはなかなか続かないものです。
禁止されていた衝動で食べまくってリバウンドし、前よりさらに体重が増えてしまう話は、よく聞きますよね。
だからダイエットをするなら、週末だけは甘いものを食べていい!などと、完全に禁止しない方が痩せると言われています。
そしてまた、休日にダラダラしてしまう人がいる一方で、休日となると「何かしなくちゃ!」という思いにとらわれて、休日に予定をたくさん詰め込む人もいます。
そういう人たちは、反対に、ダラダラできないんです。
だけど、人にはお休みが必要です。
ちゃんとお休みするから、また大きくジャンプできます。
休日にダラダラしてもいい!
いかがでしたか?
休日にダラダラしないたったひとつの方法は、「思う存分ダラダラしちゃえー!」と自分自身に言ってあげることです。
なんなら代わりに言ってあげましょう。
「ダラダラしてもいいんですよ!」
「とことんダラダラしちゃいましょう!」
「今日は夜までずーっとダラダラしてください!」
「むしろ、何もしないでください、絶対に。」
どうですか?
「じゃあ、お言葉に甘えて、ダラダラさせてもらいます」と思いましたか?
それとも、「ちょっと出かけてこようかな〜」と思いましたか?