1. 深大寺で【深大寺そば】を食べる
深大寺は東京でプチ観光気分が味わえるエリア。
公共交通機関を使うなら、京王線「調布駅」「つつじヶ丘駅」、JR「吉祥寺駅」「三鷹駅」からバスで向かいます。
緑にあふれており、深大寺の参道にはおまんじゅう屋さんや、それこそお蕎麦屋さん、お土産屋さんなどが軒を連ね、風情のあるお散歩が楽しめます。
また深大寺のある調布は、水木しげるさんの第二の故郷といわれ、深大寺には「鬼太郎茶屋」という人気のグルメスポットもあります。
休日は、そんな深大寺へふらりとお出かけして、ぜひ名物の深大寺そばを味わってみてください。
深大寺のあたりには約20軒ものお蕎麦屋さんがあり、緑あふれる深大寺エリアでいただく蕎麦は格別です。
2. 深川で【深川めし】を食べる

清澄庭園のお散歩もあわせていかが?
深川は江戸川区にある町の名前です。
清澄白河駅や門前仲町駅から歩いているエリアで、周辺には富岡八幡宮や清澄庭園、木場公園などの観光スポットがあり、散策も楽しいエリアです。
深川発祥の名物といえば深川めしですね。
深川めしとは、味噌で煮込んだアサリをご飯にぶっかけたもの。深川の漁師さんたちが、仕事の合間に食べた「ぶっかけめし」がルーツと言われています。
また、深川めしには、アサリを炊き込んだものもあります。深川の家庭料理として浸透し、お店でもいただくことができます。
休日には、現在カフェの街として人気の清澄白河エリアを散策しつつ、深川めしを味わうプランはいかがですか?
3. 築地で【海鮮丼】を食べる
豊洲市場がオープンしたことにより、築地市場自体は取り壊されてしまいますが、築地場外市場はまだまだ元気にやっています!
そして築地といえば、やっぱり食べたいのは海鮮丼!ではないでしょうか。
どのお店に入ろうか迷ってしまうほど、魅力的な海鮮丼の数々。なかには早朝からオープンしているお店もあるので、朝ごはんに海鮮丼をいただく、なんて贅沢もたまにはいいかもしれませんね。
もちろん海鮮丼に限らず、お寿司やホルモン煮、お魚定食など美味しいお店が揃っています。
日曜日や祝日には営業していないお店もちらほらあるので、行ってみたいお店がある場合は事前に確認することをお忘れなく!

築地で朝ごはんまたはランチを楽しんだあとは、浜離宮恩賜庭園を訪れてみてはいかがでしょうか。
東京らしい高層ビルと美しい日本庭園の交わりが面白く、築地からは歩いて訪れることができます。とても広い庭園なので、食後にゆっくりと散歩をするにはおすすめですよ。
4. 月島で【もんじゃ】を食べる
築地のすぐ近くにある月島といえば、やっぱりもんじゃですね。
約500mつづく「もんじゃストリート」には、もんじゃのお店が80店舗以上もあるそうで、もんじゃストリートだけでなく、一本、二本裏へはいった通りにももんじゃのお店が点在しています。
月島というのはあくまで地名ですが、地図で見ると月島のある場所は島のようになっているのもなんだか面白いですね。
そして、この島のようになっている月島の北側には「佃島公園」と「石川島公園」があります。
隅田川にぐるりと囲まれるようになっており、とても見晴らしいのいい公園で、数々のドラマのロケ地としても使われているので、「あ、ドラマで見たことある!」という方も多いかもしれません。
そしてさらにそこから出ている橋の下には「中の島公園」という公園があります。こちらは水がすぐそこ!というところまで降りることができ、水のある景色を楽しむことができます。
休日のランチにもんじゃを食べたあとは、見晴らしのいい公園をゆっくり散歩するのはいかがでしょうか。
5. 浅草で【江戸前天丼】を食べる
浅草といえば東京を代表する観光地のひとつ。平日でも海外からの観光客をふくめ多くの人で賑わっています。
そんな浅草の観光スポットといえば浅草寺。そして浅草寺につづく仲見世通りには小さなお店が軒を連ね、人形焼やお土産を販売しており、毎日がお祭り気分です。
そして浅草からは浜離宮や日の出桟橋、お台場海浜公園までの水上バスが運行しており、電車やバスではなく船に乗るという楽しみ方ができます。
浅草といえば、老舗のグルメ店がひしめいていますが、じつは江戸前天丼の発祥の地。天ぷらをごはんに乗っけた後にタレをかけるのではなく、天ぷらをタレにくぐらせるのが江戸前天丼と言われています。
浅草には庶民派から高級派まで江戸前天丼を提供するお店がいくつもありますので、浅草で観光を楽しみながら、ランチには江戸前天丼を味わってみてはいかがでしょうか。
6. 両国で【ちゃんこ鍋】を食べる

旧安田庭園は無料で入園できる!
両国といえば両国国技館がある街。ですが、それだけではないんです!
無料で入園できる「旧安田庭園」や、見応えのある「江戸東京博物館」、そしてスタイリッシュな外観がかっこいい「すみだ北斎美術館」など、観光や散策するにもおすすめのエリアです。
また2016年には両国駅に「両国江戸NOREN」という施設ができました。「粋な江戸の食文化を楽しむ」をコンセプトにした江戸情緒あふれる施設内に、飲食店が軒を連ねています。
さて、両国で食べたいものといべ、やっぱり「ちゃんこ鍋」ですね。
お相撲さんが食べる料理を「ちゃんこ」と言い、その中でも鍋料理を「ちゃんこ鍋」と言います。ですので、何味だとか、具材にはコレ!という特定のものは特にありません。
両国には元力士だった方が運営している「ちゃんこ鍋」屋さんもあり、先ほど紹介した「両国江戸NOREN」には元大関霧島さんのお店がはいっています。
7. 蒲田で【羽根付き餃子】を食べる
餃子といえば宇都宮や浜松が有名ですが、羽根つき餃子の発祥は、東京の蒲田なのだそう。
なかでもニーハオというお店が日本ではじめて羽根つき餃子を提供した元祖で、蒲田にはその他にもいくつか羽根つき餃子がいただけるお店があり、密かに!?餃子の街として知られています。
蒲田から歩いていける場所に観光名所は見当たりませんが、はじめて蒲田へ行くのなら商店街の雰囲気を楽しむだけでも新鮮かもしれませんね。
また蒲田から羽田空港には路線バスで行くことができるので、空港の展望フロアから飛行機をのんびり眺めたり、国際線ターミナルの「江戸小路」で賑わいを楽しんでみるのもいいですね。
8. 福生で【福生ドッグ】を食べる

毎年9月の二日間「横田基地日米友好祭」が行われます
横田基地がある福生は、アメリカンな街として知られています。横田基地沿いの国道16号線に、古き良きアメリカの雰囲気を感じるレストランや雑貨店、洋服店が並び、まるでアメリカを旅しているよう。
無料で入館できる「福生アメリカンハウス」もあり、本物のアメリカンハウスを見学することもできます。
そんな福生で食べたい名物グルメが「福生ドッグ」です。
福生には「大多摩ハム」と「福生ハム」の2大ハムメーカーがあり、そこで作られたソーセージ、そしてバンズもオリジナルと、すべての素材を福生というホットドッグです。
福生でアメリカ気分の散歩をして、小腹が空いたらぜひ、福生ドッグを味わってみてくださいね。
9. 神保町で【カレー】を食べる
神保町といえば、世界一の本の街。一般の書店もありますが古本屋さんがとても多く、独特の街並みを作り出しています。
そんな神保町には昔ながらのレトロな喫茶店も多く、昭和な気分を味わう休日もたまには楽しいものです。
そして、神保町といえばカレーですね。
とくに神保町カレーという名物カレーが存在するわけではありませんが、数々のカレー店がひしめき合うカレー激戦区です。
老舗の喫茶店でシンプルなカレーを味わう時間も素敵ですし、インドをはじめとするアジアのカレーもたまりませんね。
昭和レトロな散歩と、カレーを味わう休日を、神保町でいかがでしょうか。