見逃せない!2階ドラマゾーン
歴代朝ドラの作品がズラリ

博物館の2階は「テーマ展示ゾーン」。こども番組、オリンピック、音楽、そしてドラマゾーンにわかれています。
そのドラマゾーンの壁一面にズラリと並ぶのが、歴代朝ドラの作品。ヒロインと作品名が書かれたポストカードサイズのものが展示してあり、懐かしさで胸がいっぱいになります。「この作品、もう一度みたいな〜。」や「あ、これ見てないけど、今ならみたいな〜。」なんて思う一方で、「榮倉奈々さんも朝ドラのヒロインやってたんだ!」と感動したり。
誰もが一度は見たことがあるであろう、NHK朝ドラの作品に浸れる空間です。
あまちゃん気分になれる!

顔はぼかしをいれさせてもらいました・・・。
NHK朝ドラブームの火付け役、あまちゃん。ドラマコーナーではあまちゃんが歌って踊るシーンが流されており、なんと、自らもあまちゃん気分を味わえる体験型展示「バーチャルなりきり体験」があるんです。
それは、モニターの前にたつと、あまちゃんの衣装を来た自分が写しだされるというもの。なんだか気恥ずかしいですが、ぜひ一度お試しくださいませ!
こども番組ゾーン
ドラマゾーンと同じ2階にある、こども番組ゾーンは、とくに30代、40代になつかしい着ぐるみの実物資料が展示してあります。
1982年(昭和57年)4月5日から1992年(平成4年)10月3日まで放送された、おかあさんといっしょ内の着ぐるみによる人形劇「にこにこぷん」。世代の方は、主人公の3人、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの着ぐるみを見た瞬間に懐かしさとともに童心に返ってしまいますね。

「できるかな」のゴン太くんの着ぐるみもあります。こちらはイベント用だそう。
放送体験スタジオ

博物館の中2階には、ニュースや気象予報のバーチャル体験ができるスタジオがあります。将来、アナウンサーになりたい子供たちは大興奮間違いなしですが、なんだかちょっぴり憧れるアナウンサー気分を体験できるのは、大人だって嬉しいものですよ。メカに興味のある方は、カメラマン気分を味わってみてくださいね。

あたかもCGの世界に入ったような映像をつくることができる、バーチャル映像も体験できます。
わが家にテレビがやってきた!

高度経済成長がつづいた1960年代、家庭へのテレビ普及がすすみ、1963年には70%の普及率に達しました。家族そろって楽しめるクイズショーやバラエティ番組が次々と登場し、お茶の間で番組の感想を語り合うのが日常の風景となったのです。その当時のお茶の間の様子を見ることができるのが、「わが家にテレビがやってきた!」コーナーです。

で、ここでは何ができるかというと・・・
日本の家庭にテレビが普及した時代の、テレビの気分になって、テレビ側から、お茶の間の様子を見ることができるという、ちょっぴりシュールな体験展示です。しかしなんだか、古き良き昭和の日本のお茶の間の姿に、ほっこりとあたたかい気持ちにもなりますよ。
さいごに
NHK放送博物館には、今回紹介した展示以外にも、オリンピック関連、放送の歴史などさまざまな展示を行っています。またミュージアムショップではレアなNHKグッズも購入できるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。なんと言っても”入館無料”ですから、行って損はありませんよ!
住所:東京都港区愛宕2-1-1
アクセス:日比谷線「神谷町駅」下車(3番出口) 徒歩8分/銀座線「虎ノ門駅」下車(1番出口) 徒歩13分/都営三田線「御成門駅」下車(A5出口) 徒歩10分
時間:午前9時30分~午後4時30分
定休日: 毎週月曜日(祝日除く)